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不流斎の日記

不易流行 不易を知らざれば基立ちがたく 流行をわきまえざれば風新たならず

コロナ感染に係る549件の論文が語る。喫煙者(たばこを吸う人)はコロナに感染しずらい。

はじめに

オミクロンについては、論文(査読論文)の結果を待ちましょう。かりに、オミクロンについても喫煙者(たばこを吸う人)はコロナに感染しずらいという論文(査読論文)があっても、日本では国やマスメディアは絶対に公表はしないと、思われます。

タバコを吸う人はコロナに感染しずらいとする549件の論文が欧米諸国で公開されていますだからと言って、喫煙を推奨しているわけではありません。喫煙するかしないか、禁煙するかしないかは全て個々人の責任において判断してください。

ただ、良し悪しを含め、喫煙者はコロナに感染しずらいという、549件の論文が公開されていることは事実です。

ちなみに、エビデンスや科学的根拠で最も信頼性又は信ぴょう性としてのエビデンスは論文です。論文として公開すると、各国の同業者からの色々な同意や指摘等があり、それを査読と言ってしっかりした根拠となります。

一方、監修、研究、学会報告・発表は個人やグループで行ったもので、論文より数段格下の根拠となります。

ワクチン2回接種やマスク・手洗い等で日本ではコロナ感染が相当減少し、落ち着いています。しかし、オミクロン株の市中感染で陽性者が増加の一途をたどっています。

タバコを吸う人はコロナに感染すると重症化する報告もありますが、一方でタバコを吸う人はコロナに感染しずらいとする549件の論文が欧米諸国で公開されています。

日本はタバコを吸う人はコロナに感染すると重症化するとしか伝えていません。当然、厚生労働省や政府自民党、その他の国会議員、マスコミは、タバコを吸う人はコロナに感染しずらいとする549件の論文が欧米諸国で公開されていることを知っているはずです。

なぜ、日本はタバコを吸う人は重症化するということだけしか伝えないのでしょうか。タバコを吸う人はコロナに感染しずらいと公表しないのでしょうか。そこには「不都合な真実」が存在するからです。

第1章 厚生労働省等が沈黙を守る不都合な真実

タバコを吸う人はコロナに感染しずらいとする549件の論文が欧米諸国で公開されていることを日本が公開しないのは、「不都合な真実」が存在するからです。

マスコミや国、厚生労働省はワクチン接種の効果と喧伝して、「不都合な真実」としてタバコを吸う人はコロナに感染しずらいとする549件の論文が欧米諸国で公開されていることを知っていて公表していません。

549件の論文の内で、査読を含め、最も信頼・信憑性のある100近い論文でも、タバコを吸う人はコロナに感染しずらいとの報告があります。

論文の建付け等の良し悪しを考慮しても、549件の論文でタバコを吸う人はコロナに感染しずらいとの報告があるということは、タバコの煙がコロナに対して何らかの良い意味での影響を及ぼしています。コロナの変異株にも効果があるそうです。

第2章 欧米等では論文のデータを公開している

これまで、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の病態に、喫煙が悪影響を与えていることが多くの疫学調査から示唆されています。しかしその一方で、「新型コロナ感染者に喫煙者が少ない」「喫煙者の新型コロナウイルス陽性者が少ない」という報告が英、米、仏などの研究グループから複数報告されていることがわかりました。

非喫煙者の陽性率約20パーセントに対し、喫煙者は約10%の陽性率だそうです。

例えば、イギリスのオックスフォードロイヤルカレッジの研究で、『lancet infectious diseases』という権威ある医学誌に掲載された論文では、PCR検査を受けた3802人のうち、非喫煙者では17.5%、前喫煙者(以前は喫煙していたが現在は喫煙していない)では17.3%、現喫煙者では11.4%が陽性という結果が出ています。

また、アメリカ退役軍人医療システムの電子健康記録データでも、非喫煙者に占める陽性者の割合が20.7%、前喫煙者が20.3%なのに対して、現喫煙者が9.9%と、喫煙者の新型コロナウイルス陽性者が少ないという結果でした。

喫煙と新型コロナウイルス感染の関係について書かれた論文は数多く発表されていますが、中には、研究の組み立てとして質の悪いものも含まれています。そこで、549件の論文の中から質のいい約100件を選び出して、詳しく調べてみることにしました。すると、ほとんどの論文で、「現喫煙者は、非喫煙者と比べて新型コロナウイルス感染のリスクが低かった」という報告がなされているのです。

第3章 国・厚生労働省・マスコミ等が公表しない不都合な真実

国、厚生労働省、マスコミ、マスメディアがひた隠して公表しなかった「不都合な真実」は第2章の衝撃的な論文だったからです。しかも、質の良い約100の論文でも、それ以外の論文でも「現喫煙者は、非喫煙者と比べて新型コロナウイルス感染のリスクが低かった」という報告がなされているのです。

タバコは有害で百害あって一利なしということで、健康増進法受動喫煙対策を求めていますが、タバコの煙がコロナ感染を阻止しているのであれば、受動喫煙でタバコの煙りを吸う人はコロナに感染しずらいことになり、陽性者が減ることが考えられます。

場合によっては、医療施設ひっ迫の削減に何らかの効果も期待できます。ただし、電子タバコは、煙も出ない、匂いも殆ど出ないので効果は期待できません。

また、ワクチン接種後の喫煙が取り沙汰されていますが、私は良い意味での相乗効果で良い結果になると考えます。

まとめ

1.タバコの喫煙でタバコの煙に含まれる有害物質がコロナのオミクロン株にどれだけの 有効性があるかは、今後の論文の査読を待ちましょう。

オミクロンについては、論文(査読論文)の結果待ちにしましょう。かりに、オミクロンについても喫煙者(たばこを吸う人)はコロナに感染しずらいという論文(査読論文)があっても、日本では国やマスメディアは絶対に公表はしないと、思われます。

2.デルタ株も含めて既存のコロナウイルスには、喫煙者(タバコを吸う人)は、コロナ感染リスクや陽性率が非喫煙者や前喫煙者より約50%位低減することになります。

3.喫煙者の個人差によりコロナ感染リスクや陽性率が変化するこに注意が必要です。

◆タバコの煙に含まれる有害物質とコロナ感染リスク低減は、言い換えればトレードオフの関係で、タバコの煙がコロナの感染低減に寄与(利益)となったと言ってよいでしょう。日本も包み隠さず公表してほしかったです。

◆毒には毒を以て毒を治めると言っても良いでしょう。

タバコを吸う人はコロナに感染しずらいとする549件の論文が欧米諸国で公開されています。だからと言って、喫煙を推奨しているわけではありません。喫煙するかしないか、禁煙するかしないかは全て個々人の責任において判断してください。

ただ、良し悪しを含め、喫煙者はコロナに感染しずらいという、549件の論文が公開されていることは事実です。

なみに、エビデンスや科学的根拠で最も信頼性又は信ぴょう性としてのエビデンスは論文です。論文として公開すると、各国の同業者からの色々な同意や指摘等があり、それを査読と言ってしっかりした根拠となります。

一方、監修、研究、学会報告・発表は個人やグループで行ったもので、論文より数段格下の根拠となります。

本日はこれで筆を置きます。

新年のご挨拶並びに2021年の振り返りと2022年の取り組み報告

謹賀新年

昨年は不流斎の日記に多くの方々がアクセスしてくださいました。

大変有難く且つ励みになりました。

心から厚く御礼申し上げます。

特に、2021年では、1日で300アクセス超えの日もありました。

無料ブログ記事期間と有料版のはてなプロ移行記事期間を合わせると、8900超えのアクセスとなりました。10000アクセス超えも目前です。

これもひとえに読者の皆様のおかげと感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。本年も昨年同様よろしくお願い申し上げます。

なお、以下のグループに賛同頂ける方は奮ってご参加ください。

一緒に「ペンは剣よりも強し」で、世の中の不条理や今日の常識は明日の非常識

として、老若男女に降りかかる不条理を「ペン」で変えていきましょう。

          👇

ゆるく、楽しく、不真面目にそして真剣に学ぶ社会派ブロガー

 

1.2021年振り返り

総  括

・目標である毎日更新が私事で1ヶ月以上まともに記事を書けていない。

・私事で記事の内容が薄っぺらになり、読者にご迷惑をかけたこと。

・記事の文字数は、目標通り最低2000文字以上書くことができました。

2.2022年の取り組み

・記事内容の充実とライティング技術向上

・読者アクセス1日200アクセス以上

・写真等を記事に添付し可視化に努める

・可能な限り「はじめに」と「目次」を記載する

●不流斎の日記以外の以下のブログ記事の充実を図る。

・以下のブログも適宜公開します。お読みいただければ光栄です。

「釣り法師」

 ・釣り全般とロッド、ウェアー等

「読み書きblog」

 ・読書読解ライティング、言語技術と教育

「喫茶去blog」

 ・法令実務、判例、消費者法等の内容と対策

「哲人28号blog」

 ・哲学を中心に時には心理学・社会学

3 本日と明日で2記事から3記事ブログ記事を公開します。

・2記事から3記事公開しましたら是非お読みいただければ幸いです。

以上で2021年の振り返りと2022年の取り組みとさせていただきます。

                           2022年1月2日

                            不流斎の日記

感染拡大の足音がきこえる。クリスマスや年末年始等の人出増大によりオミクロン株の市中感染拡大が水面下で進行中か?

はじめに

オミクロン株の市中感染が止まりません。大阪、京都、東京で市中感染10人以上と少ないように見えますが、既に、オミクロン株の無症状者が全国にいるとみて、間違いないでしょう。

予想通りオミクロン株を含めた感染者が増加中です。やはり、人流、人出の増加、人の移動。そして、コロナ減少に伴う経済活動の油断が招いた結果です。

まだまだ水面下では、無症状者が多数いるはずです。重要なのは、何人感染で何パーセントでなく、母数が重要です。第5波時の日々と週、月間のPCR検査時の母数と今回のPCR検査数の母数の比較です。

そして、パーセントの比較は、相対比較ではなく、絶対比較で確認しないと、本当の感染者数の把握ができません。それと、無症状者を極力把握して対策することが重要です。

このままオミクロン株を含めたコロナの感染拡大が続けば、岸田首相が言う行動制限だけでは済まない状況が生じる可能性が大です。

オミクロン株に関するマスメディアの報道は編集・加工して伝えています。2割引きから3割引きで考えて対応することが重要です。全て信じるのは危ないです。要は、クリティカル・シンキングで対応していくことが重要です。

その例として、海外渡航帰国者の濃厚接触者がオミクロン株に感染するリスクがデルタ株の3倍から5倍位増えると言われています。

政府が空港の検疫強化していますが、既に政府の検疫強化前にオミクロン株感染者や無症状者が帰国あるいは入国して、市中感染拡大の兆しが始まったとみて間違いないてしょう。

かの有名なハインリッヒの法則を当てはめてシュミレーションすれば、容易に推測できます。ハインリッヒの法則とは、1対29対300の法則です。

オミクロン株の市中感染拡大状況の推測は、このハインリッヒの法則を当てはめてシュミレーションすれば、容易に市中感染拡大状況が推測できます。このハインリッヒの法則でシュミレーションすれば、現段階のオミクロン株のおおよその市中感染が推測できます。

つまり、ハインリッヒの法則とは、「1件の重大災害発生の裏には、29件の軽度の災害があり、300件のヒヤリ・ハット」があるということです。危険予知の法則とも呼ばれています。

このハインリッヒの法則1対29対300をコロナのオミクロン株に当てはめて推測すると、「1人のオミクロン陽性者の裏には、29人のオミクロン株感染無症状がおり、300人の濃厚接触者がいる」ことになります。

オミクロン株陽性者が10人なら、290人のオミクロン株感染無症状者がおり、3000人の濃厚接触者がいることになります。

推測ですが、既にオミクロン株市中感染者は公表した都道府県以外にも多くのオミクロン株無症状者が発生していることが推測できます。

クリスマス、年末年始や飲食に伴う大勢の人出や人の移動で第6波の足音が聞こえてきています。

或いは、ハインリッヒの法則と同様の考え方で、80対20の法則、2:2:6と言われる経営資源指標を用いてもハインリッヒの法則の推定値と同様と推定できます。

1章 コロナ対策と経済活動はトレードオフである

岸田首相のオミクロンの水際対策は、安部元総理や菅前総理よりも評価します。点数にすると40点から50点で合格点には届かず赤点です。

現時点ではコロナの感染が激減して落ち着いた状態が続いており、経済活動再開に軸足を置いて進めています。しかし、日本や欧米等の過去のパンデミックの歴史を踏まえた経済対策や国民、事業者への行動制限が不十分です。

経済優先で国民目線でやられていません。政治や政治家は「国民の父母」なのです。父母として国民が安全で安心できる生活や経済活動を実施すべきでしたが、諸々の圧力で聞く力が著しく低下しています。

日本に限らず欧米等の歴史をみればパンデミックは再発しています。パンデミックは1年や2年では収束又は終息には至らないし、経済活動を最重点で対応すると、最終的に損害を被るのは、大多数を占める経済的弱者や高齢者、低所得者です。

経済活動はコロナ禍のようなパンデミックの状況をみながら段階的に強弱をつけて進めるべきです。結果的に経済が動き出して良い方向に向かっても、生活用品、食料品、生活必需品等の値上げで国民の経済活動状況は先細る一方です。

これらを解消するのがパンデミック時おいても国民の父母としての政府自民党の最重要の義務であり、この義務を果たすべき責務があります。

第2章 政府の経済対策と経済活動に伴う感染拡大の危うさ

政府の経済対策の恩恵は一部の資本家と特権階級だけです。恐らく今のコロナ禍の状況では、経済弱者や高齢者、低所得者には経済的還元が皆無と言ってよいでしょう。

経済活動を活発化させれば、人出は多くなり、政府が指導する感染対策は絵に描いた餅になってしまうことは、偽らざる事実です。ワクチン2回接種者も含め、マスクはしない、飲み会はやる、飲食での酒の提供の決め事は守らない。

換気は名ばかり、人出増大に伴う観光が顕著になり、観光事業の回復の兆しですが、オミクロン株の状況を見ると、トレードオフが実態です。

クリスマス、忘年会、年末年始、新年会等で更なる人出や酒類を伴う飲食が増大します。その後は感染爆発となるのは容易に想像できます。このままで行くと、年明けの中旬以降にはデルタ株とオミクロン株が猛威をふるい第6波が来て、下手すると「ロックダウン」をしないと収集がつかない状況もあり得ます。

どこかの人が血迷って、テレワークを止めて、通常の勤務形態に戻して経済活動を再開したらとか発信しています。コロナは完全終息してないし、オミクロン株市中感染では経済活動は自ずと制限すべきです。

もっとテレワークを推進実施すべきてす。政府が働き方改革の法改正でテレワーク7割導入させるべきです。政府は、経団連や商工会議所の気を遣って中小企業や300人以下の事業者に努力義務規定はやめましょう。

中小企業や300人以下の事業者を保護すればするほど自立しないで政府の恩恵依存でなにも改善しません。全てとは言いませんが、多くの中小企業や300人以下の事業者は血のにじむ努力をしないで国のから多くの保護(抜け道)をもらっているだけです。

そして、一番馬鹿を見るのはそこで働く従業員(含むパート、アルバイト)。賃上げも然りです。

第6波になった場合は、ロックダウンが必須です。そうしないと、医療崩壊は明白です。それと、罰則規定が必須です。このくらいしないと、無症状感染者の増加と一部のおきて破りの人が感染拡大に貢献するだけです。

パンデミック時の「ロックダウン」による損出は、適正・正当な方法で事業者も含め国民全員に保障・施しをすべきです。そして、不正取得は厳罰(詐欺罪)で実刑にすれば激減します。

第3章 ワクチン接種したからマスク不要と感染対策の手抜きは危険

ワクチンを2回接種すれば感染しないと勝手に判断して、マスクはしない感染対策も緩むといった悪循環です。オミクロン株はワクチン2回接種しても感染する確率が高くなります。だから、ワクチン2回接種しても絶対に感染しないとの保障はありません。

オミクロン株の濃厚接触者が増えれば、感染者が増えるのはオミクロン株の特性から明らかです。確かに、ファイザー製ワクチンは2回接種後は95%の防御がありますが、5%の人はファイザー製ワクチンは2回接種しても感染します。

オミクロン株も含め、マスク着用の徹底、換気の徹底、距離(2m以上)の徹底、手洗いの徹底等を強化すべきです。

報道では軽症で重症化しないとの報道がありますが、欧米等を含め論文が出ておらず、査読されていません。

オミクロン株対策には、人出の徹底抑制、不要不急の外出徹底、マスク(不織布性)着用の義務化、換気の徹底、距離(2m以上)の徹底等を含めた強化が必要です。

オミクロン株の市中感染拡大状況の推測は、かの有名なハインリッヒの法則を当てはめてシュミレーションすれば、容易に推測できます。ハインリッヒの法則とは、1対29対300の法則です。これを基にシュミレーションすれば、現段階のオミクロン株の市中感染が推測できます。

まとめ

オミクロン株にしろ、デルタ株にしろハインリッヒの法則等を用いれば、水面下では市中感染は、ほぼ全国に広がっていると推測できます。

つまり、1件の重大災害発生の裏には、29件の軽度の災害があり、300件のヒヤリ・ハットがあるということです。

このハインリッヒの法則1対29対300をコロナのオミクロン株に当てはめて推測すると、1人のオミクロン陽性者の裏には、29人のオミクロン株感染無症状がおり、300人の濃厚接触者がいることになります。

オミクロン株陽性者が10人なら、290人のオミクロン株感染無症状者がおり、3000人の濃厚接触者がいることになります。

推測ですが、既にオミクロン株市中感染者は公表した都道府県以外にも多くのオミクロン株無症状者が発生していることが推測できます。

クリスマス、年末年始や飲食に伴う大勢の人出や人の移動で第6波の足音が聞こえてきています。

予想通りオミクロン株を含めた感染者が増加中です。やはり、人流、人出の増加、人の移動。そして、コロナ減少に伴う経済活動の油断が招いた結果です。

まだまだ水面下では、無症状者が多数いるはずです。重要なのは、何人感染で何パーセントでなく、母数が重要です。第5波時の日々と週、月間のPCR検査時の母数と今回のPCR検査数の母数の比較です。

そして、パーセントの比較は、相対比較ではなく、絶対比較で確認しないと、本当の感染者数の把握ができません。それと、無症状者を極力把握して対策することが重要です。

このままオミクロン株を含めたコロナの感染拡大が続けば、岸田首相が言う行動制限だけでは済まない状況が生じる可能性が大です。

オミクロン株に関するマスメディアの報道は編集・加工して伝えています。2割引きから3割引きで考えて対応することが重要です。全て信じるのは危ないです。要は、クリティカル・シンキングで対応していくことが重要です。

或いは、上記のハインリッヒの法則を応用して、80対20の法則、2:2:6と言われる経営資源指標を使ってシュミレーションも可能です。ハインリッヒ同じような結果になると推測されます。

本日はこれで筆を置きます。

ナウシカを声優として演じた島本須美氏は語る。コロナ禍で観るアニメは「風の谷のナウシカ」コロナ禍にどう対応すべきか役立つジブリアニメである。

はじめに

風の谷のナウシカをコロナ禍に置き換えてこのアニメを観てほしい。

風の谷のナウシカ」のナウシカを声優として演じた島本須美氏のコメント等を引用します。

島本須美ナウシカとコロナの類似点に思い マスクがとれる時代を「本気で望んでいます」声優・島本須美(67)が9日、大阪市北区の「阪急うめだ本館」でこの日開幕した『「アニメージュジブリ展」一冊の雑誌からジブリは始まった』に登場。コロナ禍を予言したかのような主演作『風の谷のナウシカ』にふれ、「マスクがとれる時代が来ることを本気で望んでいます」と語った。

アニメージュジブリ展』は、1978年に創刊されたアニメ誌『アニメージュ』(徳間書店)を通して日本の80年代アニメシーンを回顧。元編集長の鈴木敏夫氏が立ち上げたスタジオジブリ作品の貴重な資料が楽しめ、島本が演じた『風の谷のナウシカ』の原画やジオラマ、『ルパン三世 カリオストロの城』当時の熱気を伝える展示もある。

宮崎駿監督による風の谷のナウシカ』は、細菌の森“腐海”など荒廃した自然と生態系が描かれ、劇中のヒロイン・ナウシカ(島本)もマスク姿だった。

この日、思いを聞かれた島本は「世界中の人がマスクなしでは生きられない時代」と作品と現在との類似点を語り、「宮崎監督はこのことをわかってらしたのかしら、と思う」としみじみ。その上で、「マスクがとれる時代が来ることを本気で望んでいます」と切望した。

展示については「腐海装束のナウシカダンボールでできた王蟲 (オーム)が大好き」とにっこり。ナウシカのペットであるキツネリス・テトのぬいぐるみを受けとると、「怖くない、怖くない。おびえているだけなのよ…」と名セリフを再現してみせた。

特にこのアニメの始まりに出てくる「また村が一つ死んだ‥‥‥」で幕が開きます。

この腐海の毒から出る猛毒は5分で人間の肺を腐敗させてしまうのでマスクをしなければ生きていけない。これを「瘴気(しょうき)」と表現している。

簡単に言うと「空気による感染症」である。見方や対象を変えればまさに世界中のパンデミックである「コロナ」と同じである。

また、現在のコロナ禍に当てはめると「ナウシカ達が住む風の谷は海から吹く風のおかげで腐海の毒から守られている。

しかし、腐海の毒から完全に守られているわけでなく、じわじわと確実に風の谷に住む人々の肉体を蝕んでいる。」これを「瘴気(しょうき)」と表現している。

簡単に言うと「空気による感染症」である。コロナと同じである。

かの名著、カミユの小説「ペスト」でも場面は違いますが、「風の谷のナウシカ」と類似のことを言っています。

「世の中には戦争と同じくらいの数のペストがあった。だが、戦争やペストが到来するとき、人間はいつも同じように無防備だった。」

その通りですね。今度はオミクロン株の変異種が増加しています。日本も時間の問題です。第6波の足音が聞こえている気がします。

風の谷のナウシカのストーリー全体を国民一人ひとりが現在のコロナ禍に置き換え当てはめて思考して行動することでコロナ禍にどう対応するかのヒントと答えがあります。

風の谷のナウシカでは本編終了後に、「風の谷」が再建される様が放映されています。

日本も「風の谷」が再建される様が放映されたように、コロナ禍が収束し、生活と経済活動が両立することを期待したいですね。

第1章 パンデミック対応を示唆

現在、コロナの感染状況は減少し、落ち着いているが飲食店や大規模集会等の規制が解かれ始めている。怖いのは第6波である。

更にはインフルエンザとコロナの同時流行も視野に入れる必要がある。

置き換えて観てほしいのがジブリアニメの「風の谷のナウシカ」である。

ストーリーを現代のコロナ禍に置き換えてコロナ禍で色んな対策や対応をしている国や地域と日本を比較しながら観るとジブリアニメの「風の谷のナウシカ」が現代の世界パンデミックであるコロナ禍に通じるものがあることがわかります。

特に、ナウシカが村の人々や老人を敬い尊敬するストーリーは、政府自民党のリーダーのみならず、与野党のリーダーが見習うべきである。

そして、ナウシカがリーダーとして瘴気に立ち向かうストーリーもあり、真のリーダーとしての率先垂範を示している。

かの名著、カミユの小説「ペスト」でも場面は違いますが、「風の谷のナウシカ」と類似のことを言っています。

「世の中には戦争と同じくらいの数のペストがあった。だが、戦争やペストが到来するとき、人間はいつも同じように無防備だった。」

その通りですね。今度はオミクロン株の変異種が増加しています。日本も時間の問題です。第6波の足音が聞こえている気がします。

第1節 コロナ対応行動に役立つ

風の谷のナウシカはコロナ禍における対策の考え方の他にも「心理学」的にも非常に参考なる。

特に、ナウシカのリーダーシップです。特に「腐海の毒」をコロナに置き換えてみると、現在のコロナ禍と同様である。

日本を含め、各国と地域でも「マスク」着用が必須です。ワクチン接種で感染しないと思い込むのは駄目です。

第2節 腐海の毒はコロナと同じ

腐海の毒の謎を解くためにユパが二匹の怪獣を連れて旅に出ていくことも、コロナに当てはめると、感染症の専門家がコロナにどのように対応すべきかを発表したことに類似する。

そして我々はどんな行動をとったら感染を予防できるかを考え行動することです。

かの名著、カミユの小説「ペスト」でも場面は違いますが、「風の谷のナウシカ」と類似のことを言っています。

「世の中には戦争と同じくらいの数のペストがあった。だが、戦争やペストが到来するとき、人間はいつも同じように無防備だった。」

その通りですね。今度はオミクロン株の変異種が増加しています。日本も時間の問題です。第6波の足音が聞こえている気がします。

第2章 マスクをしないと感染

風の谷のナウシカでは腐海の毒を吸わないようにマスクする。マスクをしないで腐海の毒を吸うと5分で肺をやられて死んでしまう。

これもコロナと似ています。感染すると肺炎を起こし、重症化し人口呼吸器がないと死亡することも、良くにています。

風の谷のナウシカ」のナウシカを声優として演じた島本須美氏のコメント等を引用します。

島本須美ナウシカとコロナの類似点に思い マスクがとれる時代を「本気で望んでいます」声優・島本須美(67)が9日、大阪市北区の「阪急うめだ本館」でこの日開幕した『「アニメージュジブリ展」一冊の雑誌からジブリは始まった』に登場。コロナ禍を予言したかのような主演作『風の谷のナウシカ』にふれ、「マスクがとれる時代が来ることを本気で望んでいます」と語った。

アニメージュジブリ展』は、1978年に創刊されたアニメ誌『アニメージュ』(徳間書店)を通して日本の80年代アニメシーンを回顧。元編集長の鈴木敏夫氏が立ち上げたスタジオジブリ作品の貴重な資料が楽しめ、島本が演じた『風の谷のナウシカ』の原画やジオラマ、『ルパン三世 カリオストロの城』当時の熱気を伝える展示もある。

宮崎駿監督による風の谷のナウシカ』は、細菌の森“腐海”など荒廃した自然と生態系が描かれ、劇中のヒロイン・ナウシカ(島本)もマスク姿だった。

この日、思いを聞かれた島本は「世界中の人がマスクなしでは生きられない時代」と作品と現在との類似点を語り、「宮崎監督はこのことをわかってらしたのかしら、と思う」としみじみ。その上で、「マスクがとれる時代が来ることを本気で望んでいます」と切望した。

展示については「腐海装束のナウシカダンボールでできた王蟲 (オーム)が大好き」とにっこり。ナウシカのペットであるキツネリス・テトのぬいぐるみを受けとると、「怖くない、怖くない。おびえているだけなのよ…」と名セリフを再現してみせた。

第1節 リーダーシップ

風の谷の村や村人を守るためにナウシカのリーダーシップが家族、学校、会社、社会生活で参考になる。

如何に感染を減らしたり、医療のひっ迫を軽減させるか、経済との両立や社会生活を再開させるためのリーダーが不足している。

第2節 リーダーにはEQが必須

コロナ禍ではEQが重要になるが、EQが高くリーダーシップがある人材がいない。

国民に分かりやすく話し且つ国民が適切に行動するように話すことができなかったので、コロナを早期に収束させることができなかった。

第3章 コロナ収束の羅針盤

風の谷のナウシカは家族で観るだけでなく、政治家も観てほしいアニメです。IQだけでは人は動かない。

人を動かすのはEQある。

ナウシカのようなリーダーには有能な人材が集まるのは、風の谷のナウシカを観てわかります。

やはり、今の日本のコロナ禍でコロナ収束と経済活動の両立を可能にするのはナウシカのような人材がいないのが最大の弱点である。

風の谷のナウシカ」のナウシカを声優として演じた島本須美氏のコメント等を引用します。

島本須美ナウシカとコロナの類似点に思い マスクがとれる時代を「本気で望んでいます」声優・島本須美(67)が9日、大阪市北区の「阪急うめだ本館」でこの日開幕した『「アニメージュジブリ展」一冊の雑誌からジブリは始まった』に登場。コロナ禍を予言したかのような主演作『風の谷のナウシカ』にふれ、「マスクがとれる時代が来ることを本気で望んでいます」と語った。

アニメージュジブリ展』は、1978年に創刊されたアニメ誌『アニメージュ』(徳間書店)を通して日本の80年代アニメシーンを回顧。元編集長の鈴木敏夫氏が立ち上げたスタジオジブリ作品の貴重な資料が楽しめ、島本が演じた『風の谷のナウシカ』の原画やジオラマ、『ルパン三世 カリオストロの城』当時の熱気を伝える展示もある。

宮崎駿監督による風の谷のナウシカ』は、細菌の森“腐海”など荒廃した自然と生態系が描かれ、劇中のヒロイン・ナウシカ(島本)もマスク姿だった。

この日、思いを聞かれた島本は「世界中の人がマスクなしでは生きられない時代」と作品と現在との類似点を語り、「宮崎監督はこのことをわかってらしたのかしら、と思う」としみじみ。その上で、「マスクがとれる時代が来ることを本気で望んでいます」と切望した。

展示については「腐海装束のナウシカダンボールでできた王蟲 (オーム)が大好き」とにっこり。ナウシカのペットであるキツネリス・テトのぬいぐるみを受けとると、「怖くない、怖くない。おびえているだけなのよ…」と名セリフを再現してみせた。

まとめ

是非、風の谷のナウシカを再度観て、このコロナ禍でコロナ感染者が激減しているが、第6波とインフルエンザの同時流行も視野に入れた対応と行動が必要です。

かの名著、カミユの小説「ペスト」でも場面は違いますが、「風の谷のナウシカ」と類似のことを言っています。

「世の中には戦争と同じくらいの数のペストがあった。だが、戦争やペストが到来するとき、人間はいつも同じように無防備だった。」

その通りですね。今度はオミクロン株の変異種が増加しています。日本も時間の問題です。第6波の足音が聞こえている気がします。

 

風の谷のナウシカ」のナウシカを声優として演じた島本須美氏のコメント等を引用します。

島本須美ナウシカとコロナの類似点に思い マスクがとれる時代を「本気で望んでいます」声優・島本須美(67)が9日、大阪市北区の「阪急うめだ本館」でこの日開幕した『「アニメージュジブリ展」一冊の雑誌からジブリは始まった』に登場。コロナ禍を予言したかのような主演作『風の谷のナウシカ』にふれ、「マスクがとれる時代が来ることを本気で望んでいます」と語った。

アニメージュジブリ展』は、1978年に創刊されたアニメ誌『アニメージュ』(徳間書店)を通して日本の80年代アニメシーンを回顧。元編集長の鈴木敏夫氏が立ち上げたスタジオジブリ作品の貴重な資料が楽しめ、島本が演じた『風の谷のナウシカ』の原画やジオラマ、『ルパン三世 カリオストロの城』当時の熱気を伝える展示もある。

宮崎駿監督による風の谷のナウシカ』は、細菌の森“腐海”など荒廃した自然と生態系が描かれ、劇中のヒロイン・ナウシカ(島本)もマスク姿だった。

この日、思いを聞かれた島本は「世界中の人がマスクなしでは生きられない時代」と作品と現在との類似点を語り、「宮崎監督はこのことをわかってらしたのかしら、と思う」としみじみ。その上で、「マスクがとれる時代が来ることを本気で望んでいます」と切望した。

展示については「腐海装束のナウシカダンボールでできた王蟲 (オーム)が大好き」とにっこり。ナウシカのペットであるキツネリス・テトのぬいぐるみを受けとると、「怖くない、怖くない。おびえているだけなのよ…」と名セリフを再現してみせた。

それには、ロックダウンも必要だし、ワクチン接種済でノーマスク、感染防止を守らない人達には罰則や罰金が必要な状況である。

真のリーダーに必要な資質は「率先垂範」である。自らが進んで「模範」となることです。

やってみせ 言って聞かせて させてみて 褒めてやらねば 人は動かじこれは、連合艦隊司令長官を務めた山本五十六の言葉です。              

これこそがまさに「率先垂範」です。ナウシカはまさにこれを実践しました。

風の谷のナウシカのアニメは心理学的にも、このコロナ禍でも何を、どのように対応して、コロナと共存し、経済活動を両立させるかを考えて行動に移せるアニメです。

衆議院総選挙が今月31日投票日だが、果たしてEQが高く、コロナ禍収束と経済活動が両立のできるリーダーがでるか見守りしましょう。

コロナ禍の収束と経済活動の両立ができるリーダーを選挙権で行使しましょう。そのためには、選挙権という「権利のための闘争」政治経済を変えることも必要です。

風の谷のナウシカでは本編終了後に、「風の谷」が再建される様が放映されています。

風の谷のナウシカ」のナウシカを声優として演じた島本須美氏のコメント等を引用します。

島本須美ナウシカとコロナの類似点に思い マスクがとれる時代を「本気で望んでいます」声優・島本須美(67)が9日、大阪市北区の「阪急うめだ本館」でこの日開幕した『「アニメージュジブリ展」一冊の雑誌からジブリは始まった』に登場。コロナ禍を予言したかのような主演作『風の谷のナウシカ』にふれ、「マスクがとれる時代が来ることを本気で望んでいます」と語った。

アニメージュジブリ展』は、1978年に創刊されたアニメ誌『アニメージュ』(徳間書店)を通して日本の80年代アニメシーンを回顧。元編集長の鈴木敏夫氏が立ち上げたスタジオジブリ作品の貴重な資料が楽しめ、島本が演じた『風の谷のナウシカ』の原画やジオラマ、『ルパン三世 カリオストロの城』当時の熱気を伝える展示もある。

宮崎駿監督による風の谷のナウシカ』は、細菌の森“腐海”など荒廃した自然と生態系が描かれ、劇中のヒロイン・ナウシカ(島本)もマスク姿だった。

この日、思いを聞かれた島本は「世界中の人がマスクなしでは生きられない時代」と作品と現在との類似点を語り、「宮崎監督はこのことをわかってらしたのかしら、と思う」としみじみ。その上で、「マスクがとれる時代が来ることを本気で望んでいます」と切望した。

展示については「腐海装束のナウシカダンボールでできた王蟲 (オーム)が大好き」とにっこり。ナウシカのペットであるキツネリス・テトのぬいぐるみを受けとると、「怖くない、怖くない。おびえているだけなのよ…」と名セリフを再現してみせた。

私の予想通りジブリアニメの「宮崎駿監督」は日本一のアニメ監督です。

日本も「風の谷」が再建される様が放映されたように、コロナ禍が収束し、生活と経済活動が両立することを期待したいですね。

本日はこれで筆を置きます。

ICT授業にアナログ授業とアナログ学習を取り入れて子供の将来の大事な力を育てるにはスマホの使用制限が急務

はじめに

文部科学省が推奨するICTの授業は学校や教員の依存度が高くなる。そのため紙・印刷物・紙の本によるアナログ授業とアナログ学習が激減します。

文部科学省はICT授業がアナログ授業がアナログ学習より勝っていること、ICT授業が子供たちの学力向上に繋がり脳科学的にも良い方向に向かうエビデンスを公表せずに欧米の猿真似的なICT授業を取り入れただけである。

また、アナログ授業やアナログ学習は学校間や教員の資質で生徒の学力に大きな格差が生じます。詳細については、目次に書いた記事を読んでいただくと、現代でもアナログ授業やアナログ学習の重要性を認識していただけます。

欧米、北欧、シンガポール、中国においても国がアナログ授業やアナログ学習が如何に重要であるか認識して、アナログ授業やアナログ学習を積極的に取り入れているのが実情です。

そして、更に悪いことに脳科学的に見て拍車をかけているのが子供たちのスマホ依存とICT授業推進によるタブレット等の使用の相乗効果で益々子供たちの脳の退化と学力低下が一層深刻化していきます。

記事の目次の各項目を読んでいただければ、アナログ授業とアナログ学習が子供達から大人達まで脳や身体に有益で且つ有意義であることが理解できる。

良く言われているのは、日本の学校教育では合理的に考える技術、すなわち根拠に基づいて論理的に考える技術について積極的に教えてきませんでした。

文部科学省が実施するICT授業推進でも合理的に考える技術、すなわち根拠に基づいて論理的に考える技術について積極的に教えることは不可能と考えます。

やはり、アナログ授業とアナログ学習が合理的に考える技術、すなわち根拠に基づいて論理的に考える技術を積極的に教えることができ、合理的に考え根拠に基づいて論理的に考える技術を最大限に引き出して効果が目に見える

その根拠は、欧米、北欧、シンガポール等のアナログ授業とアナログ学習の実践で証明している。

第1章 アナログ学習とアナログ授業は必要か

アナログ学習とアナログ授業は絶対に必要である。欧米諸国、シンガポール、北欧等でもスマホやICT授業の学習の他に、アナログ学習とアナログ授業もICT授業と同じくらい実施している。

授業中はスマホ使用禁止で、学校によってはスマホを授業が終わるまで学校に預けるルールになっている。ICT授業やICT学習と同じくらいにアナログ授業とアナログ学習を行って世界に通用する人材を輩出している。中国も然りである。

第1節 時計やカレンダーが読めない子供

スマートフォン現代社会に不可欠だし、ICT授業も必要である。しかし、衝撃的な事実として「時間や曜日の感覚がわからない子が増えている」ということを聞きます。高校を卒業するまではスマホの使用制限が必要である。

スマートフォンの時計やカレンダーではなくアナログのものを使うことが子供たちの学力向上と将来のにプラスになるのでスマホの使用制限は必要不可欠である。

第2節 スマホ使用による学力低下の原因

「LINEを始めたら、成績が下がった」ということを見聞します。それは、中高生の多くがスマホを持ち友達とのやりとりやSNSの発信YouTube鑑賞などを楽しんでいる。

懸念するのは、まだ少ないけれど今後は小学生の多くがスマホを持つようになる。スマホを持つと一日の多くの時間をスマホに奪われ、学力低下につながると言われている。

見聞するのが、中学生がLINEを始めると成績が下がると言われています。グループLINEの内容が気になって、勉強に手がつかない、夢中になって夜更かしをする。

そうすると、翌日の学校の授業に支障が出てる。大人でも常にスマホを触っていないと落ち着かないという人がいるので、自制心がまだ効かない中学生に自己管理させるのは難しいだろう。そのためには、各家庭で厳しく使用制限することと、学校では授業時間中は学校でスマホを預かり、授業終了後に渡す等の対策が必要である。

特に、スマホによる弊害は時間を奪われることだけではない。重要な問題は学習の基礎力が身に付かなくなること。特に小学生がスマホを持つと、弊害が大きい。

第3節 キャッシュレス時代で数の感覚を失う

四捨五入の計算が苦手な子供が増えていると聞く。数の感覚がつかめない。それは小銭を持たなくなっているからではないかと推測できる。子供たちは塾や習い事に忙しく、家の手伝いをする機会がほとんどない。

ひと昔前なら、「おしょうゆが切れちゃったから買ってきて。余ったお金でお菓子を買っていいわよ」と親から小銭を渡されて、しょうゆとお菓子の値段を見比べながら、いかに自分が得するか考えたものだ。そうやって小銭の感覚、すなわち数の感覚を身に付けていったといえる。

今は、親自身も現金で買い物をしなくなっている。スーパーの買い物もスマホ決済などキャッシュレスが主流になっている。子供にお金を渡すときも、鉄道会社のICカードなどにチャージするケースが増えている。

私の昔と比べると現金を使う機会が極端に減ってしまっている。だが、小学生のうちからキャッシュレスに慣れてしまうと、数の感覚が身に付かなくなってしまう懸念がある。近年、算数の基礎中の基礎である10進数の感覚が理解できない子供が増えているということを見聞する。

第2章 スマホの読み方と国語の読み方の違い

スマホは文章の読み方を変えてしまう。スマホやPCの文章は、スクロールして読み進めていく。こうした読み方は、素早く読むときにはいいが、文章を味わうには向いていない。速読と同じように、目に付いた大切そうな言葉だけを追う読み方になってしまう。

こうした読み方をしていると、入試で問題文を読み飛ばしたり、大事な条件を見過ごしてしまったりとミスが出やすくなる。

国語ではしっかり読むことが重要だ。速読のような読み方では、細部の重要な言葉や表現を見落としてしまう。スマホの読み方と入試問題の読み方は違うということを認識しておくことが必要である。

ただし、スマホやPCでの速読・瞬読と紙の本や印刷物等の速読・瞬読では本質が異なる。紙の本や印刷物等の速読・瞬読は学力向上や入試に威力を発揮する。欧米諸国、シンガポール、北欧等でも速読・瞬読を導入している。

ビルゲイツ氏等の一流の経営者も速読をマスターして大量の読書をして経営や人生の糧にしていることも事実である。 

第1節 カレンダーや時計はアナログが必要

スマホには時計やカレンダーなど便利な機能が付いている。しかし、小学生のうちからこうした機能に慣れてしまうのはよくない。

某プロの塾経営者から近年子供たちの指導をして「えっ⁉︎ これが分からないの?」と驚くことが増えているという。例えば、暦が分からない。

1年は365日で、何月が何日で、祝日がいつかという日本人であれば当たり前に持っている感覚が鈍っているように感じる。受験算数に「日暦算」というものがあるが、暦の成り立ちを知っていれば簡単に解ける問題が解けない子が多いと言う。

同じように時計の動きが分からない子供も増えていると言う。秒針と分針の動きが理解できていないと「時計算」を解くことができない。

こうした背景にあるのが、スマホの存在だ。スマホには時計、カレンダー、スケジュール帳、辞書、計算機などさまざまな機能がある。こうした機能はとても便利ではあるが、時間の感覚や曜日の感覚がまだ身に付いていない小学生には使わせない方がいい。

時計はデジタルではなくアナログのものを使い、秒針や分針の動きの感覚をまずは身に付けさせることが重要である。また、カレンダーも大きな紙のものを部屋の壁に貼り、1週間の感覚を身に付けさせる。

大人ならすでに感覚が身に付いているので、便利な機能がついているスマホを活用してもいい。しかし、まだその感覚が身に付いていない子供には、針のある時計や紙のカレンダーなど、アナログの道具を使って、生活の基礎を教えてあげることが必要である。

第2節 スマホ検索機能の過信は危険

スマホを使うメリットの一つに検索機能がある。分からないことは、すぐに調べられ、答えを知ることができる。学習にも使うことが多い。しかし、検索機能で出てくる答えは、すべてが正しいわけではない。その判断が難しい。また、なんとなく分かった気になっているけれど、厳密には理解できていないことも多い。

検索機能は、すぐに答えが見つかるが、検索したことしか出てこない。辞書を引けば、その前後の説明があったり、補足があったりして、全体を理解することができる。

言葉の意味や表現を多く知るためにも、やはり小学生・中学生・高校生に限らず大学生から社会人に至るまで幅広い大人にも辞書を使うことは絶対必要である。

一方でスマホで調べるメリットもある。植物を調べるときなどに、画像や動画でビジュアルがすぐに確認できることだ。ただし、パパッと検索して見つけたものは、忘れるのも早い。図鑑などで苦労して探す方が記憶には残りやすい。

やっと見つけた!という感動とともに、身体感覚として残り、小学生の子供は身体感覚で学習することが重要である。自分の手で触ったり、実際に見たり、手を動かしたりすることで、自分の記憶として残り、知識を吸収していくのである。

第3章 アナログは不便だか脳が鍛えられ活性化する

スマホは大変便利なツールだ。しかし、小学生の子供にはアナログなものを使わせるべきだ。不便だからこそ工夫をし、苦労するからこそ記憶に残る。冒頭でキャッシュレスについての危惧を伝えた。小学生に現金を使う機会が必要なのは、10進法の感覚を身に付けるためだ。

小学生が学習する算数は、数や単位の感覚だったり、図形の性質の理解や解き方だったりといったことは基本中の基本である。それを道具と言っていも良い、算数は道具が少ない。その少ない道具を使って工夫しながら考えることによって、頭が鍛えられる。

一方、数学は方程式など便利な道具を使って解くものだ。それを使えるのは、小学生で基礎を学んでいるから。基本的な道具が使えるようになってこそ、便利な道具を活かすことができる。これは、アナログ時計や紙のカレンダー、辞書などを使って基礎を身に付けることと同じ考えだ。

小学生の子供にはできるだけアナログのものを使わせ、不便な経験をさせよう。不便は工夫を生み出す。自分なりに工夫する経験を積んでから、スマホを持たせるとその便利さに気づくだろう。

スマホを持たせるのは今じゃない。スマホを持たせるのは15歳になってからである。15歳以降も厳格な使用制限が必要となる。

スマホ脳の著者で精神科医のアンデシュ・ハンセン氏の内容を引用する。子供に限らず我々大人達が如何にデジタルツールに立ち向かいデジタルツールと共存するにはどのように対応すべきか、その対応について解説しているので以下に引用する。

第1節 人類の画期的なデジタルツールの発明が影響

電子書籍の普及で、スマートフォンなどのデジタルツールで長文を読む機会が増えている。『スマホ脳』(新潮新書)の著者で精神科医のアンデシュ・ハンセン氏は「スマホは便利だが、使い方には注意すべきだという。

スマホは便利だが、使い方には注意すべきだ。思考力においては紙の優位性は揺るがない。たとえば難しい内容の記事を読むときは、スマホより紙の本のほうがいい」という。

実に多くの企業が我々の弱さにつけ込み、莫大な利益を上げています。それらの企業は、いままで我々がみたことがない形に世界を作り変え、社会のインフラとして確立している。ひいては我々の思考回路や情報の受け取り方、生き方さえも変えています。

たとえば、勘違いしている人が多いかもしれませんが、我々はフェイスブックの顧客ではありません。顧客だったら然るべき顧客サービスを得られるはずですが、そんなものはないでしょう。我々は顧客ではなく、フェイスブックの商品なのです。

現代社会最大の商品とは、何だと思いますか。お金ではありませんし、はたまた新型コロナウイルスのワクチンでもありません。それは、人間の関心です。

我々人間の脳をハックして関心を集める力、これを各企業がまるで兵器のように行使している。こんな事態は、いまだかつて起こったことがありません。もちろん、我々がデジタルライフに大いに助けられているのも事実です。

そのプラスの側面はまず認識しなければなりません。そのうえで、デジタルライフから生じるマイナス面、副作用についても、真摯な議論を行なうべきです。いまスマホが引き起こしている副作用はほんの幕開けにすぎず、我々の生活は高度なテクノロジーに今後さらに浸食されていくでしょう。

テクノロジーに我々が適応するのではなく、テクノロジーのほうを我々に適応させるべきです。そして、テクノロジーのメリットとデメリットを慎重に議論すべきです。スマホ依存は我々現代人の心身ともに健全である要素を奪うたとえば私が住むスウェーデンでは現在、睡眠障害を訴えるティーンエイジャーが2000年頃の約8倍に増えています。

睡眠薬の使用も急増している。それはなぜか。ある研究によれば、いまのティーンエイジャーの約3分の1は就寝する際、ベッドにスマホを置いていることが判明しました。寝室ではなく、まさに寝るベッドの上にです。デジタルツールが我々の関心を引くためにどれほど精巧に開発されているかを知ると、それが睡眠にとって有害であることに気づきます。

睡眠障害で助けを求めてくる人へは、スマホを寝室から追いやり、代わりに目覚まし時計を枕元に置くようアドバイスしています。実行した患者さんたちからは、思ったほど難しくなかったという声を毎日のように聞きます。世界的な社会問題であるスマホ中毒の構造と処方箋を説き、ベストセラーになっています。

スティーブ・ジョブズビル・ゲイツは、デジタルツールが脳に有害な影響を与えることを認識しており、自分の子どもに対してその使用を制限していたといいます。あなたがスマホの負の側面について認識したのはいつごろからですか?ここ5年ほどです。

といっても、初めから負の側面を認識していたわけではありません。私はもともと人間の行動や認識、また人類史に強い関心をもっていました。そして5年前の2016年ごろにふと気づいたのです。

ここ10年の世の中は、人類史において最も速いスピードで変化しているのではないか、と。我々の行動がここまで変わったことは、この10年間を除いて他にありません。

その理由を何とかして理解したいと思いました。——現代の病理について考える背景には、より深い人類史的視点があったわけですね。現在の人類にとって、自動車やコンピュータを活用し、食べ物が安価な値段で手に入り、国境を越えてどこへでも旅行できる世界はごく当たり前のものです。

しかし我々がこのような生活様式で生きているのは、人類の歴史からいうと、ごくわずかな期間にすぎません。現在の環境は、人類にとって当たり前どころか、きわめて特異な状態なのです。たとえそのようには感じられないとしても。

人類は自らの肉体と脳を狩猟採集民としてサバンナの生活に適応させましたが、その後1万〜2万年のあいだに肉体と脳に生物学的な変化が起きたかというと、何も起きていない。すなわちそれは、我々がいまだに狩猟採集民であることを意味しています。

人間の生理機能や心理機能を理解するためには、我々が人類史上、生物学的には変化していない前提をまず押さえる必要があります。その問題意識が、『スマホ脳』の執筆に至る出発点でした。

そして、なぜデジタルライフは我々にとってこれほどまでに魅力的なのか、なぜ毎日3〜4時間(ティーンエイジャーは5〜6時間)もスマホタブレットといったスクリーンの前で過ごすのか、スマホ中毒から逃れようと思ってもなかなかできない、その根幹にあるメカニズムは何か、などについて解き明かしたかった。

私がこの本を書いた目的は、現段階で科学的にわかっている事実を読者に提供することです。私の本を読んで、最終的にどういう行動をとるかはその人次第です。

第2節 スマホの使いすぎによる精神的な影響

多くの研究は、スマホに依存する人は鬱になる可能性が高まると示しています。ただしこれらの研究の問題は、すでに鬱や不安障害を抱える人を対象にしていることです。

それでは、彼らが鬱になったのはスマホを使いすぎたからなのか、鬱になったからスマホをより頻繁に使うようになったのか、正確な因果関係がわからない。

現段階で確実に言えるのは、ティーンエイジャーの女子には因果関係があるようにみえることです。彼女たちがスマホソーシャルメディアを使いすぎると、鬱や不安障害になるリスクが明らかに増しています。

ただ、こうした例を除くと、一般の人にとってデジタルライフが人間の精神に及ぼす最大の影響は、我々が心身ともに健全であるために必要な要素を奪うことです。不安や鬱に対して有益な運動や睡眠、人との交流といった基本的欲求は、デジタルライフの加速によって希薄化している。

デジタルの影響によって我々は防御因子を失い、ますますデジタル媒体に対して中毒になりやすい心身と化しています。——スマホ依存症になりやすいのは、「タイプA(短気でアクティブな人)」で、「タイプB(おっとりとした性格で落ち着いた人生観をもつ人)」はなりにくいと書かれています。なぜでしょうか。

一つの理由は、不安を感じやすい人はいささか集中力がない傾向にあるからです。ただし、これもやはり因果関係を証明するのは難しい。もともとの性格によってスマホを使うのか、スマホが性格に影響しているのかがわからないからです。厳密に研究しようと思えば、大人数のグループが必要です。

たとえば、200人のうち100人にスマホを使わせ、残りの100人にはまったく使わせない状態を長期間継続して観察する実験が考えられるでしょう。しかし、数カ月、数年とスマホを使えないとなればその実験への参加を希望する人はほとんどいないでしょうね。

第3節 流し読みできる本は電子書籍で難解な本は紙で読む

デジタルツールへの依存は、仕事や勉強の質にも関わってきますか。もちろん影響します。その事実は、新聞を読む行為一つをとってもよくわかるでしょう。

まったく同じ記事でも、紙の新聞で読むときと、デジタルスクリーンで読むときを比べると、前者のほうが内容をより深く理解できます。とくに難しい内容の本や記事を読む場合には、その差がよりはっきりと表れます。

それでもデジタルツールに慣れてしまえば、紙とスクリーンによる理解度の差は少なくなり、いずれ同じ程度になると思われるかもしれません。ところが、実際はその逆です。理解度の差は毎年調査するごとに広がっていく、つまり、紙で読むメリットが年々高まっていくということが、10年以上にわたる研究で示されています。

なぜそういう結果が出るのかはわかっていませんが、時間が経過するほどスクリーンで浅く読むことに慣れてしまうからかもしれません。電子書籍よりも紙の本のほうが五感を刺激する。そのとおりです。

紙の本を読むのは触覚で感知する経験であり、長期的な記憶に結びつきます。空間記憶、三次元の記憶とも言い換えられる。より脳を刺激できるため、内容を覚えやすくなります。一方で、スクリーンでスクロールするだけだと、触覚で感知する経験を十分に得ることはできません。

第4章 読書をする際電子と紙を使い分ける

あなたは読書をする際、電子と紙をどのように使い分けていますか。私は普段からたくさん本を読みますが、ホラー小説やSFといった気軽に読める小説は電子書籍を利用しています。一方、内容が複雑で難解な本は、たとえ持ち運びが億劫でも紙で読みます。

第1節 メモを取る際もペンで紙に書いたほうが脳に定着

そうです。思考力における紙の優位性は、読むことにも書くことにも当てはまります。事実関係を収集するために流し読みするときは、スクリーンのほうがむしろいいかもしれませんが、難しい内容の記事を読むときは、間違いなく紙のほうが脳に定着します。

日本では教育におけるデジタル化の遅れをとり戻すために、デジタルツールの活用を進めています。これまでのあなたの話からすれば、たんに印刷物の使用を減らせばよいわけではなさそうですね。

第2節 印刷物の使用を減らすことは駄目

世界はいまパンデミックの真っただ中で、教育もリモートにならざるをえない環境にありますね。ただ、学校での対面授業と、家からリモートで学ぶ場合の定着度が同じではないことは明らかです。

デジタルツールを教室から一掃せよというわけではありません。でも、紙に書かれた文章とスクリーン上の文章が同じであるともいえない。パンデミックからある程度ノーマルな状態に戻ったとき、とくに内容が難しい授業の場合は、スクリーンではなく印刷物を配布して教えるべきです。

まとめ

1. アナログ授業とアナログ学習はデジタル化(ICT授業)でも絶対に必要。

2. 15歳まではスマホの使用は家庭で厳格に制限する。学校や職場ではスマホ使用を厳しく制限する。

3.ITC授業は欧米や北欧、シンガポール等の良いとこどりで運用しアナログ学習とアナログ授業も 積極的に取り入れる。  

4. 電子書籍スマホで読むのはライトノベル等の簡単に読めるものに限定し、紙で読むものは難しい本や受験参考書、文学等も含めたものにする。

5. これからは、学校・大学の他に、家庭においてもスマホの使用制限とアナログ学習アナログ授業、アナログ読書が益々重要となってくる。

私 見

①アナログ学習・アナログ授業は7割で残り3割はデジタル学習(ICT授業)で程よくバランスが取れる。それと、子供から大人も含めて「スマホ」に依存しない、アナログが脳の活性化と若返りになる。

②脳は80歳になっても鍛え方、使い方で、20歳から30歳の能力を維持できる。

③脳のを鍛え、使い、食事等の健康管理をすれば体も若々しく充実した生活を送るこ  とが可能となる。

アナログ授業とアナログ学習が合理的に考える技術、すなわち根拠に基づいて論理的に考える技術を積極的に教えることができ、合理的に考え根拠に基づいて論理的に考える技術を最大限に引き出してこそ効果が目に見える

その根拠は、欧米、北欧、シンガポール等のアナログ授業とアナログ学習の実践で証明されています。したがってICT授業よりアナログ授業とアナログ学習を優先すべきである。

本日はこれで筆を置きます。

コロナで免疫力を上げるには日ごろの食事に納豆に砂糖を入れて食べる!! コロナ免疫力アップと免疫力強化になる。

はじめに

コロナ禍で免疫力を上げるには、ワクチン接種と食事が重要である。

現代では、コロナ等の感染症においては、ワクチン接種により感染症を予防することができます。そして、ワクチン接種と一緒に食事による免疫力アップと免疫力強化でワクチンとの相乗効果がより期待できます。

コロナ禍やパンデミックでのエセ科学は絶対に信じないでください。

日本人は古来からパンデミック時にあっても、食事によって免疫力を高め、現代まで生き抜いてきました。

これはエセ科学でなく、ワクチンなどの予防薬がない時代に、日本人の古来からの食事の中で、何を食すれば免疫力アップと免疫力強化につながことを経験と歴史によって学んで受け継がれてきています。

言い換えると、経験と実践による科学的根拠にもとづいた食による免疫力強化と免疫力を維持するための医食同源が受け継がれています。

その食事は、大豆などの豆類や味噌(出汁未使用のもの)、食物繊維、白米、漬物(ぬか漬け)等の発酵食品を主食として取り入れてきました。

その結果、日本人はパンデミック時にあっても医食同源により食事によって免疫力を高め、現代まで生き抜いてきました。

ここでは、納豆を中心に記事にしましたので、参考にするか実践していただければ有難いです。

その他には、このブログ記事の「一汁一菜」や「冷ましたご飯」についてもあわせてお読みいただくと、より一層理解が深まります。

免疫力をあげるための腸活としての飲み物は、パウダー状のピュアココア、コーヒー(無糖を含む缶コーヒーはだめ)、紅茶、緑茶、水(1日1リットル以上)と成分無調整の豆乳です。

コーヒーや紅茶は砂糖・ミルクを入れずにブラックが良いです。コーヒーはインスタントコーヒーでも可。紅茶はセイロン茶が良いです。ウーロン茶は黒ウーロン茶で高濃度のポリフェノールのものが良いです。

特に牛乳の代わりに成分無調整の豆乳にパウダー状のピュアココアを入れて飲むと最強です。脳の毒を出すのにも効果的です。

食べ物としては、カカオマス70以上のチョコレート又はブラックチョコレートでカカオマス70以上のものが良いです。

コロナ禍で食品の値上げラッシュであるが、小麦を減らして白米を食べましょう。白米を主食にした簡単・時短料理の基本は、一汁一菜であり、これを派生させて一汁三菜まで行きつくと、懐石料理になります。

第1章 食事で免疫力をあげる

食事で免疫力を上げるには、納豆には砂糖を加えると良いと言われます。

なぜなら、納豆に砂糖を加えると、血液をサラサラにする納豆キナーゼが増え、免疫細胞が体内に行き届きやすくなるということです。

実際に北海道や東北ではこの食べ方が常識となっているそうです。納豆に砂糖を加えるなんて邪道と思っている方も多いと思います。私もそうでしたが、目から鱗が落ちました。

免疫力をあげるための腸活としての飲み物は、パウダー状のピュアココア、コーヒー(無糖缶コーヒ駄目)、紅茶、緑茶、水(1日1リットル以上)と成分無調整の豆乳です。特に牛乳の代わりに成分無調整の豆乳にパウダー状のピュアココアを入れて飲むと最強です。脳の毒を出すにも効果的です。

食べ物としては、カカオマス70以上のチョコレート又はブラックチョコレートでカカオマス70以上のものが良いです。

第1節 ごはんのたんぱく質を摂取する

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっている昨今、私たちは自身で免疫力低下を防止し、健康を維持する必要があります。

私たちは呼吸をして酸素を使ってエネルギーをつくり、食べ物から栄養を吸収してからだの材料としたり、機能調整を行ったりしています。

からだを構成する細胞は日々生まれ変わっています。毎日、食べ物から必要なすべての栄養素を補給する必要があります。

近年の研究では、食事からのたんぱく質補給が不足すると免疫細胞の働きが悪くなり、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEが免疫細胞を活性化することで、食品に含まれる特定の成分が、感染防止にかかわる免疫系と深くかかわっているということが明らかになってきたとのことです。

食こそ最強の感染症対策と言っても過言ではないです。日本人の食卓に欠かせない主食といえば、やっぱりごはんです。

ごはんには、エネルギー源となる炭水化物だけではなく、たんぱく質をはじめ、亜鉛、鉄、カルシウムといったミネラル、ビタミンB6、食物繊維なども含まれています。

「ごはんは太るから」と敬遠する人が増えていますが、免疫力アップに欠かせないたんぱく質も含まれているので、ぜひ食べていただきたいと思います。

そこで、良いのが一汁一菜と冷ましたご飯に砂糖を入れた納豆ご飯、具沢山の味噌汁、ぬか漬けの漬物と焼き魚等をアレンジして食すことで免疫力を保持していました。

これは、炊飯器やご飯を保温する保温器がない時代に、多くの日本人が長い歴史の中で得た最高の知恵です。

そもそもたんぱく質は、私たちの筋肉や臓器を構成するとても重要な栄養素です。しかも、免疫系の細胞や酵素の構成材料であり、免疫機能の基盤をつくるために欠かせません。

体内のたんぱく質が減ると、風邪などの感染症にかかりやすくなり、さらに不足すると免疫機能に障害が起き、最悪の場合は死に至ることがわかっています。

そこで、ごはんに含まれているたんぱく質をしっかり摂取したい場合は、ちょっとした工夫が必要です。

それは、ごはんを炊くとき、豆乳を加えるのです。豆乳は砂糖等を一切使わない成分無調整の豆乳です。

第2節 たんぱく質の働き

たんぱく質は、20種類のアミノ酸で構成されていると言われます。そのうち、バリン、ロイシンなど9種類のアミノ酸は、体内でつくることができないので、は食事からとる必要があると言われています。これが、「必須アミノ酸」です。

食品に含まれる必須アミノ酸の含有比率を評価する数値に、「アミノ酸スコア」というものがあるそうです。

これは、食材に含まれているたんぱく質の“質”を評価するもの、その食材に、9つの必須アミノ酸がそれぞれどれくらいずつ含まれているかを数値で表していると言われています。

数値が100以下のものを「制限アミノ酸」と言うそうです。その中でももっとも量が低いアミノ酸を「第一制限アミノ酸」と言うそうです。簡単に言うと、要は食事でたんぱく質をしっかりとるためには、第一制限アミノ酸のことを意識することがとても重要とのことです。

なぜなら、たんぱく質のはたらきのレベルは、第一制限アミノ酸によって決まってくるそうです。9つの必須アミノ酸のうち8つが100以上あったとしても、1つでも50のものがあれば、そのアミノ酸は50のはたらきしかできないとのことです。

ごはん(精白米)に関しては、9つの必須アミノ酸のうち、8つは100を超えているそうですが、リジンだけが61で100を切っているそうです。リジンが足りていないおかげで普通に炊いた場合ごはんのたんぱく質は61のレベルまでしか働かないそうです。

第2章 豆乳がごはんの第一制限アミノ酸を補う

そこで頼もしい助っ人がリジンが豊富な豆乳だそうです。豆乳を加えることでごはんに不足している部分を補えば、第一制限アミノ酸の足かせがはずれて、たんぱく質のはたらきがぐんと上がるそうです。

炊き方は、お米2合に対して、水100ml、成分無調整豆乳を260~270mlくらいを加えて水加減を調整し、お好みでほんの少し塩を加えて普通に炊くだけだそうです。水加減と火加減の具合によってほんのりおこげができ、うまみもアップするので味の面からもおすすめだそうです。

又同じ理由で、リジンを豊富に含んでいる枝豆をお米に加えて炊き上げた枝豆ごはんにするのもよいとのことです。

おつまみに用意した枝豆が余っていれば、炊き上がったごはんに混ぜるだけでもOKだそうです。いつものごはんにひと工夫するだけでたんぱく質のはたらきをアップさせて、病気にかかりにくいからだをつくることが良いことです。

第1節 納豆は常温で食べる

「からだに良い食品」として多くの人が思い浮かべる食材といえば納豆でしょうか。納豆には、免疫機能を正常に保つのに欠かせないビタミンB群やビタミンK、強い抗酸化力を持つビタミンE、カルシウム、亜鉛、鉄、銅など、からだに良い成分が豊富に含まれていると言われています。

免疫力を上げるためにはもちろん、若さを保ち、病気になりにくいからだを保つために毎日食べたい食品です。

納豆を食べるときに気を付けたいのが冷蔵庫から出すタイミングだそうです。栄養成分に影響があるとはとても思えないかもしれません。実は納豆を食べるときは常温(20分常温で放置したもの)になっているかどうかが意外と重要であるとのことです。

納豆には、先に上げたビタミンなどの栄養素のほかにも、納豆キナーゼという特有の酵素が含まれています。納豆キナーゼは納豆菌が納豆を発酵させるときにできるもので、血栓を分解し、血液をサラサラにする成分として知られています。

体中の血流が良くなると、免疫細胞が体内のすみずみにいきわたり、免疫力アップにつながります。もちろん、動脈硬化をはじめ、脳梗塞や心臓血管系の疾患も予防します。

実はこの納豆キナーゼのはたらきがもっとも高まる温度が、40度くらいといわれています。冷蔵されている間に納豆は5度くらいになり冬眠状態に陥っているので、冷蔵庫から出してすぐだと、酵素がしっかりはたらくことができません。

冷蔵庫から出して常温に戻しておくことで、ようやく納豆キナーゼが本来の力を発揮できるわけです。

ちなみに、納豆キナーゼは比較的熱に弱いので、炊き立ての熱々のごはんにのせてしまうと、はたらきも落ちてしまいます。ごはんの粗熱がとれてから納豆をのせるか、納豆はそのままたべると良いでしょう。

第2節 納豆に砂糖で免疫力アップ

納豆は、商品に付いているタレやからし、もしくはしょうゆを入れ、好みでネギを少々加えて食べるのがもっともポピュラーな食べ方でしょう。

納豆に砂糖を入れて食べる地域があるのをご存じでしょうか。実は、新潟や北海道など、比較的北の地域では、納豆にしょうゆと砂糖を入れて普通に食べる人がいるのです。

食べたことがない人からすると、ちょっと味の想像がつかないかもしれませんが、実はなかなかおいしいもので、ごはんのおかずとしても違和感なくいただけます。

しかも驚くことに、この食べ方は、免疫力アップの観点からも、おすすめできる食べ方なのです。この食べ方が北海道や東北地方など、寒い地域を中心に広まっているのには、理由があります。

納豆菌はあまり温度が低いと活動が鈍くなるため、発酵が進みづらい上に、混ぜてもネバネバが出づらくなります。砂糖を加えるとしっかり粘りが出るので、自然と寒い地域でこの食べ方が広まっていったとのことです。

砂糖を加えることで納豆菌の活動が活発になり、結果的に納豆キナーゼが増えるのです。特に黒砂糖やキビ砂糖はらより効果的です。

実際の食べ方としては、新潟では、納豆1パックに砂糖を小さじ2~3杯入れるようですが、量は好みで加減して。続いてしょうゆを少し入れ、箸でよく混ぜます。

砂糖を加えて混ぜると、納豆のネバネバがいっそう増え、独特の匂いも抑えられます。食べてみると、思ったほど甘みが強いわけではないそうです。

実は、納豆に砂糖を加えて混ぜると、納豆キナーゼが増えることがわかっているそうです。理由は、砂糖が納豆菌のエサになるからだそうです。砂糖を加えることで納豆菌の活動が活発になり、結果的に納豆キナーゼが増えるとのことです。

実際の食べ方としては、新潟では納豆1パックに砂糖を小さじ2~3杯入れるようですが量は好みで加減して、しょうゆを少し入れ箸でよく混ぜます。砂糖を加えて混ぜると、納豆のネバネバがいっそう増え、独特の匂いも抑えられます。食べてみると思ったほど甘みが強いわけではないそうです。

実は、納豆に砂糖を加えて混ぜると、納豆キナーゼが増えることがわかっているそうです。理由は、砂糖が納豆菌のエサになるから。砂糖を加えることで納豆菌の活動が活発になり、結果的に納豆キナーゼが増えるからだそうです。

まとめ

コロナ禍で免疫力を上げるには、ワクチン接種と食事が重要である。

冷ましたご飯に納豆(黒砂糖やキビ砂糖を入れた納豆)や一汁一菜で冷ましたご飯を主食に食事で免疫力をつけて、コロナ禍を乗り切ることも可能であると考えております。

納豆に砂糖を加えて混ぜると、納豆キナーゼが増えることがわかっているそうです。理由は、砂糖が納豆菌のエサになるから。砂糖を加えることで納豆菌の活動が活発になり、結果的に納豆キナーゼが増えるからだそうです。

特に、ご飯を炊くときに、成分無調整の豆乳を入れて炊くと、より効果的なので試してください。

免疫力をあげるための腸活としての飲み物は、パウダー状のピュアココア、コーヒー(無糖を含む缶コーヒーはだめ)、紅茶、緑茶、水(1日1リットル以上)と成分無調整の豆乳です。これらは排尿を促し、脳の毒を出すのに良いのみものです。

コーヒーや紅茶は砂糖・ミルクを入れずにブラックが良いです。コーヒーはインスタントコーヒーでも可。紅茶はセイロン茶が良いです。ウーロン茶は黒ウーロン茶で高濃度のポリフェノールのものが良いです。

特に牛乳の代わりに成分無調整の豆乳にパウダー状のピュアココアを入れて飲むと最強です。脳の毒を出すのにも効果的です。

食べ物としては、カカオマス70以上のチョコレート又はブラックチョコレートでカカオマス70以上のものが良いです。

現代では、コロナ等の感染症においては、ワクチン接種により感染症を予防することができます。そして、ワクチン接種と一緒に食事による免疫力アップと免疫力強化でワクチンとの相乗効果がより期待できます。

コロナ禍やパンデミックでは古来からの食の実践による効果と実績等の蓋然性の低い根拠と多くの不特定多数の人々の実績と経験値の低い、エセ科学は絶対に信じないでください。

日本人は古来からパンデミック時にあっても、食事によって免疫力を高め、現代まで生き抜いてきました。

これはエセ科学でなく、ワクチンなどの予防薬がない時代に、日本人の古来からの食事の中で、何を食すれば免疫力アップと免疫力強化につながことを経験と歴史によって学んで受け継がれてきています。

言い換えると、経験と実践による科学的根拠にもとづいた食による免疫力強化と免疫力を維持するための医食同源が受け継がれています。

コロナ禍で食品の値上げラッシュであるが、小麦を減らして白米を食べましょう。白米を主食にした簡単・時短料理の基本は、一汁一菜であり、これを派生させて一汁三菜まで行きつくと、懐石料理になります。

本日はこれで筆を置きます。

文部科学省ICT推進教育の効果はエビデンスと科学的根拠のない欧米流の猿真似だ

はじめに

文部科学省の肝いりであるGIGAスクール構想とはICT推進教育のことです。

GIGAとは「GlobalandInnovation Gateway for All」の略です。

文科省が「一人一台端末と高速大容量の通信ネットワークを整備することで、多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく、個別最適化された教育によって個々人の資質・能力を伸ばす環境を実現すること」を目指す教育改革のことですと、喧伝しています。

このコロナ禍でオンライン授業に役立っているように見える。多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく、個別最適化された教育によって個々人の資質・能力を伸ばす環境を実現することが目的であるが、そううまく行くのであろうか。

そこで重要なのは不易流行である。

「不易」とは、どんなに世の中が変わろうと、絶対に変わらないもの、あるいは、変えてはいけないもの。これが「アナログ授業と学習」です。

「流行」とは、目まぐるしく変化する社会状況に、的確に対応していくことである。これが「ICT授業と学習」です。

不易流行は、一見矛盾するようですが、同根(根っこは一つ)と松尾芭蕉は言っています。まさにその通りです。

簡単に言うと、社会が目まぐるしく変化する。その変化に全く対応しない或いは対応できないようでは、完全に時代から取り残されてしまうということです。

私の経験を含めてもっともバランスの取れた推進教育は、「アナログ授業と学習7割割」「ICT推進教育3割」が最適である。

第1章 文科省GIGAスクール構想のICT推進教育の根拠を示さない

ブログで「スマホ脳」に関する記事を書いて公開しているが精神科医脳科学者が実はタブレットスマホは子どもから大人にまで脳の発達や活動を停止させ理解力、読解力、思考力、文章力、計算力等に悪い影響を及ぼし始めていると警告している。

これに対して、文科省GIGAスクール構想のITC推進教育を全校展開することでどのような有益な教育効果があるのか、客観的で具体的なデータや科学的根拠を全く示していない。何だかしらないが、欧米流の猿真似を導入したしただけに思える。

第1節 欧米等のICT推進教育とアナログ教育の実施状況

欧米では、ITC推進教育どアナログ教育を上手く使い分けて実施している。スマホタブレット、PCの使い過ぎが子どもたちに良くない影響を与えることをしっかり把握して導入実施している。特に、世界的なコロナ禍では感染防止対策のためオンライン授業になっている。

コロナ禍前は欧米でもアナログの授業の重要性を認識して、アナログ授業を中心に行っていたことも、まぎれもない事実である。

アナログ授業では理解力、読解力、思考力、文章力、計算力等を実践しています。コロナが収束又は終息したらアナログ授業が復活することが断言できる。

第2節 ICT推進教育で「いじめ」と脳の発達阻害の根拠

日本では昨年11月、東京都町田市の小学校で、小6の女の子がいじめを苦に自殺した。いじめの温床となったのが、この学校が推進していた「一人一台端末」だった。ICT推進は文科省の方針だが、いじめだけでなく、学習にも悪影響を及ぼす恐れがある。

脳科学者の川島隆太東北大学教授は「デジタル端末で勉強すると、脳の発達が阻害される。文科省はICT推進の意義についてエビデンスを示すべきだ」と訴える。

私も賛成です。コロナでもGIGAスクール構想のITC推進教育でも「良い面」「悪い面」等について、データに基づいた客観的根拠や科学的根拠を一切公表せずに実施している。

第2章 ICT授業の学習能力向上のエビデンスがない

こうなると、何も知らない子ども達が不幸になる。

プレジデントオンラインによる調査では、次のような深刻な事実が起こっていることが判明しました。

以下引用します。

次のような声を聞き、いまのような形でのICTの推進は学習に悪影響を与えていると感じるようになった。「クロームブックで計算ドリルをやっている。先生は、計算はノートに書きなさいっていうけど、みんな書かないで適当に答えちゃっていた」(児童)          

「調べて、レポートをつくる授業がよくあるけど、みんなコピペしているから、すぐに課題が終わっちゃう。その間にゲームやったり、好きなこと調べたりしていた」(児童)

「パソコンを使う授業が4時間続くこともあるよ」(児童)

「授業参観に行ったのですが、全員が端末に向かって黙々と入力している様子を見せられました。先生もほとんど発言しないので何をやっているかまったくわからなくて、これが授業なんだろうかと思いました」(保護者)

この小学校は、20年以上前からICT教育に取り組んできた先駆者として知られるA校長がいたICT推進校だ。それだけにICT活用に積極的だったわけだが子どもが学習に集中できていなかったり、ゲームし放題だった悲惨な状況を聞いて、GIGAスクール構想で「個々人の資質・能力を伸ばす環境を実現する」ことができるのか、大いに疑問を感じるようになった。

第1節 ICTを使うと学力が上がるエビデンスがない

ICTを使うと学力が上がるエビデンスがない一人一台端末が導入されたといっても、実際にICTを授業でどのくらい使うかについては、教師の裁量に任されている。だが、文科省の基本方針は、教師に積極的な活用を促すものとなっている。

昨年12月には、小中学校でデジタル教科書を使う際には「授業時間数の2分の1未満」と定められていた要件を撤廃。

ICTに熱心な教師がいれば、すべての授業をデジタル教科書で実施できるようになった。2021年3月に出された「GIGAスクール構想の下で整備された1人1台端末の積極的な利活用等について」という通知では、「(ICTの)学習ツールの使用制限は安易に行うべきではないこと」や「デジタル教科書・教材の活用についても検討を進めること」「学校や家庭でオンライン学習やアセスメントができる『MEXCBT(メクビット/学びの保障オンライン学習システム)』の活用を検討すること」などが方針として明記されている。

そこで重要なのは不易流行である。

「不易」とは、どんなに世の中が変わろうと、絶対に変わらないもの、あるいは、変えてはいけないもの。これが「アナログ授業と学習」です。

「流行」とは、目まぐるしく変化する社会状況に、的確に対応していくことである。これが「ICT授業と学習」です。

不易流行は、一見矛盾するようですが、同根(根っこは一つ)と松尾芭蕉は言っています。まさにその通りです。

簡単に言うと、社会が目まぐるしく変化する。その変化に全く対応しない或いは対応できないようでは、完全に時代から取り残されてしまうということです。

私の経験を含めてもっともバランスの取れた推進教育は、「アナログ授業と学習7割」「ICT推進教育3割」が最適である。

第2節 ICT授業で子ども達の教育に利益はあるのか

このような“ICT積極活用”の方針に異議を唱えるのは、脳科学者で東北大学加齢医学研究所の所長を務める川島隆太教授だ。「もっとも問題だと思っていることは、ICTを教育に用いることで子どもたちにどういう利益があるかというエビデンスが一切ないことです。

逆に、ICTを教育に入れたことでうまくいかなかったというエビデンスは世界中で報告されています。

コロナ対策ではエビデンスエビデンスと皆さんおっしゃるのに、なぜ、日本の将来にとって一番大事な教育に関してエビデンスがないままに、このような無謀な社会実験が進められているのか、疑問でしかありません」ICT教育がうまくいかないことを示す報告の一つに、OECDが実施している「学習到達度調査(PISA)」がある。

2015年調査では72か国・地域から約54万人が参加し、コンピュータの利用が生徒の成績に影響があるのかが調べられた。結果は、「ICTの教育への活用は読解や数学、理科において成績向上に影響がないこと」「ICTを授業であまり使わない国では、ICTを平均的に使う国々よりも読解力が劇的に向上したこと」学校にコンピュータの数が多い国ほど、数学の成績は下がること」「学校でコンピュータを閲覧する時間が長いほど、読解力の成績は下がること」などが示された。学校で生徒あたりのパソコン保有数の多い国ほど、数学の成績が悪くなる。授業中のインターネット利用頻度が多い国ほど、読解の成績が悪くなる日本の研究でも「ICTは学力を下げる」デジタル端末を使うと、成績が下がる――。

そこで重要なのは不易流行である。

「不易」とは、どんなに世の中が変わろうと、絶対に変わらないもの、あるいは、変えてはいけないもの。これが「アナログ授業と学習」です。

「流行」とは、目まぐるしく変化する社会状況に、的確に対応していくことである。これが「ICT授業と学習」です。

不易流行は、一見矛盾するようですが、同根(根っこは一つ)と松尾芭蕉は言っています。まさにその通りです。

簡単に言うと、社会が目まぐるしく変化する。その変化に全く対応しない或いは対応できないようでは、完全に時代から取り残されてしまうということです。

私の経験を含めてもっともバランスの取れた推進教育は、「アナログ授業と学習7割割」「ICT推進教育3割」が最適である。

第3章 ICT授業やスマホの使用時間が学力低下につながる

この事実は、川島教授が日本で行っていた研究の中でもはっきりと示されていた。「仙台市教育委員会と行った『学習意欲の科学的研究に関するプロジェクト』(2010年~)で毎年7万人を超える市立小中学校の生徒を8年間追跡調査した結果スマホの使用時間が長い子どもの学力が下がることがわかっていました。

スマホを使うことで睡眠時間や家庭学習の時間が短くなったりすると考えられるのですが、それらの要因を取り除いて統計処理を行いました。

その結果、しっかり寝ていても、家庭学習をしていても、デジタル端末の使用が長くなると学力は下がることがはっきりしました」なぜ、デジタル端末を長く使用すると学力が下がるのか。その理由について川島教授は現在も研究中だが、2018年に大きなヒントとなりそうな研究結果が得られた。

それは、控えめにいってもかなり衝撃的な内容だ。デジタル使用が「脳」の成長を阻害する「仙台市在住の5才から18才の児童・生徒の3年間の脳発達の様子を、MRIを使って観察しました。すると、インターネットを毎日利用する子どもは大脳灰白質体積の増加に著しい遅れが見られたのです」大脳灰白質体積の増加に遅れがみられた領域だ。仙台市在住5~18歳、224名の3年間の脳発達をMRIで計測。インターネット習慣が多い子どもは3年後、広範な領域で大脳皮質の体積が増加していなかった。

第1節 インターネット習慣のない子や少ない子ほど大脳灰白質体積が増加

ちなみに最初の時点で、インターネット習慣が多いものほど脳が小さいわけではない。「大脳灰白質は大脳皮質とも呼ばれる神経細胞層です。ここが増加するということは、脳活動が高度に成長していくことにつながっています。

2018年の研究結果では、インターネット習慣がない、あるいは少ない子どもたちの大脳灰白質の体積は、3年間で増えているのに対して、ほぼ毎日インターネットを使用している子どもたちの大脳灰白質は、3年間でほとんど発達していなかったことがわかりました。

これを身体に置き換えて考えてみると、6年生の子どもが中学3年生になったのに、6年生のままの身長・体重でいるような異常事態です」川島教授の研究では、大脳灰白質神経細胞層だけでなく、神経線維層、つまり、神経細胞のネットワークの発達についても調べられた。仙台市在住5~18歳、224名の3年間の脳発達をMRIで計測。

インターネット習慣が多い子どもは3年後、広範な領域で神経細胞ネットワークである神経線維層の体積が増加していなかった。ちなみに最初の時点で、インターネット習慣が多いものほど脳が小さいわけではない。「インターネット使用の頻度が高いと、大脳灰白質と小脳内を結ぶ神経線維の発達にも悪影響が出ていることがわかります。

第2節 デジタル端末使用が学力低下につながる研究結果

これらの結果を踏まえると、デジタル端末利用が学力を下げる理由は、脳そのものの発達を阻害しているからだと言えそうです」脳の炎症が取れないことが原因かデジタル端末利用がなぜ脳発達を阻害するのかについては現在研究中のため、ここからは川島教授の仮説になるが「睡眠の質を落とすことが原因の一つになっているのではないか」と考えているという。

「日中の活動で、脳をたくさん使うと、わずかな炎症が脳全体に生じます。通常は睡眠をとることで炎症が収まり、起床したときには脳はリフレッシュした状態に戻ります。私はインターネットの過剰利用により、脳が疲れてびまん性炎症が増強するうえに、ブルーライトなどの影響により睡眠の質が低下し、炎症を修復できないのではないかと疑っています」ちなみに先述した3年間の脳発達の研究では、インターネットの使用時間は問うていない。

「インターネットを毎日利用する子どもの脳は、3年間ほどんど発達していなかったわけですが、この結果の中には、毎日利用しているといっても、1日たったの10分だった子も含まれています。つまり、インターネットの利用時間の長い子だけで見ると、もっと悲惨な結果が出ると想定できます」脳が働くのはアナログな学習方法で、冒頭で紹介した「デジタルドリルでは考えないで答えを出してしまう」「レポートもコピペで終わらせてしまう」といった“考えない学習”になってしまっている理由がうかがえる実験結果もある。

「『齟齬(そご)』『鷹揚(おうよう)』のように読めるけれども、正確な意味を言うのは難しいような言葉の意味を、紙の辞書を使って調べた時と、スマホを使ってウィキペディアで検索したときの脳活動を調べたことがあります。すると、紙の辞書を使ったときには前頭前野が活動しているのですが、スマホを使って調べたときにはまったく活動していないことがわかりました。

スマホで調べるのは、紙の辞書で調べるより簡単です。だから脳は働かないのです」提供=川島隆太教授端末で調べたときには前頭前野はほとんど働かず、辞書で調べた時には活発に活動した。実験後に、調べてもらった言葉の意味を聞いたところ、紙の辞書を使った人は4、5割答えられたが、スマホを使った人は一つも答えられなかったという。

「簡単にできたことは、簡単に忘れてしまうのです。脳に負荷をかけないと勉強になりません。だから、人類がラクするために生み出したデジタル端末で勉強させようというのが、そもそも間違っているのです」川島教授によると脳が働くのは「読書をしたとき」「音読したとき」「紙に文字を書いたとき」「人と対面で話したとき」など。

こう聞くと、ICTを教育で使うのは休校要請があったときのオンライン授業や協働学習するときのスライドづくり、あるいは識字障害があるなどICTが助けになる子の利用など、必要なときにとどめて、それ以外の授業はいままでどおりでいいと思うのだが、いかがだろうか。とりわけ脳が未発達な小学生の利用は慎重に検討してほしい。

そこで重要なのは不易流行である。

「不易」とは、どんなに世の中が変わろうと、絶対に変わらないもの、あるいは、変えてはいけないもの。これが「アナログ授業と学習」です。

「流行」とは、目まぐるしく変化する社会状況に、的確に対応していくことである。これが「ICT授業と学習」です。

不易流行は、一見矛盾するようですが、同根(根っこは一つ)と松尾芭蕉は言っています。まさにその通りです。

簡単に言うと、社会が目まぐるしく変化する。その変化に全く対応しない或いは対応できないようでは、完全に時代から取り残されてしまうということです。

の経験を含めてもっともバランスの取れた推進教育は、「アナログ授業と学習7割」「ICT推進教育3割」が最適である。

第3節 子どもは習わなくてもデジタル(ICT)をつかいこなす

子どもは習わなくてもICTは使いこなす今回取材したICT推進校の保護者は「学校で教えているICTの使い方は、小学校で教えなくても、子どもはすぐに習熟するキーボード入力だって、スライドづくりだって必要になればすぐにできるようになるので、小学生時代はもっと土台となる学力を育てることをしてほしい」と訴えていた。

実際、子どもたちは教師より、よっぽどICTを使いこなしていた。たとえば、YouTubeのアプリに閲覧制限がかけられたら、見たい動画のURLをコピーして検索バーにペーストすれば見られるようになることや、ハングアウトというチャットが使用禁止になったあとも、授業で使うスライドで連絡したい相手にメンションするとチャットのように連絡が取れることなど「抜け道はある」と子どもたちが教えてくれた。

一方で脳が働くアナログな学習方法が減る悪影響は計り知れない。「カーナビを使うと地図を忘れるように、キーボード入力をすると漢字が書けなくなるように、使わないと脳機能は失われます。このままICTを使った教育が公教育のなかで続けられたら、9割の子どもは自分で考える力を失うでしょう。

多額の予算をかけて、なぜ、このようなことを行うのか。文科省の方たちには、私の異議申し立てに対して、ぜひ、エビデンスを見せて反論してほしいと思っています」

まとめ

川島教授だけでなく、このブログでスマホ脳について記事にしたなかでもビル・ゲイツ氏やスティーブ・ジョブス氏は、自分の子どもにはスマホタブレットの使用制限を厳しく課していました。

ビル・ゲイツ氏やスティーブ・ジョブス氏はスマホタブレットが子どもの脳に悪影響を与えることを事前に知っており、実践していました。

欧米、北欧、シンガポールなどのように脳科学や客観的なエビデンスに基づいたICT推進教育とアナログ教育の実践が日本には必要です。

ICT推進教育一辺倒ではこれからの日本の若者は欧米を含めた教育先進国に太刀打ちできません。

そのために重要なのは不易流行である。

「不易」とは、どんなに世の中が変わろうと、絶対に変わらないもの、あるいは、変えてはいけないもの。これが「アナログ授業と学習」です。

「流行」とは、目まぐるしく変化する社会状況に、的確に対応していくことである。これが「ICT授業と学習」です。

不易流行は、一見矛盾するようですが、同根(根っこは一つ)と松尾芭蕉は言っています。まさにその通りです。

簡単に言うと、社会が目まぐるしく変化する。その変化に全く対応しない或いは対応できないようでは、完全に時代から取り残されてしまうということです。

私の経験を含めてもっともバランスの取れた推進教育は、「アナログ授業と学習7割」「ICT推進教育3割」が最適である。

本日はこれで筆を置きます。

日本食は糖尿病や肥満等の病気予防と痩せに最強の効果 日本の伝統的な食事に変えていこう

洋風の食事や外食で日本の伝統的な食事を摂ることが少なくなっています。日本の伝統的な食事は、糖尿病、高血圧等の予防効果と腸内環境等を整える最強の食事です。

最低「ご飯」「味噌」「醤油」「納豆」「漬物」「海苔」「豆腐」「魚」「酢」「卵」があれば日本の伝統的な食事を簡単に作れます。

一汁一菜にも応用でき最高の痩せ食事です。以下を参考にしてください。

①ご飯
②具沢山のお味噌汁(具は、豆腐などの大豆製品、ワカメなどの海藻類、キャベツなどの葉物野菜や人参などの根菜、キノコ類など)
③納豆
④ぬか漬けなどの漬物
⑤海苔

これだけそろっていればまずはOKだそうです。そして、余裕があれば焼き魚や卵焼きもプラスし、これを基本形にしてあとはその日その日の体調や自分の好みによってアレンジすることです。                             

コンビニのお弁当でも日本食のラインナップが増えてきました。そういったものを上手に活用するのもOKです。また、「一日一食は伝統的な日本食をとる」ことで、人の身体に備わっている免疫の一翼を担うNK細胞やマクロファージなど、「細胞たちを元気にする栄養素のほとんどをとることができる」ということです。

その理由は次のとおりです。

「一日一食は伝統的な日本食をとる」ことを勧めている。伝統的な日本食には、味噌や醤油、お酢、納豆、漬物など多種多様な発酵食品が取り入れられているから、というのが、理由だそうです。

和菓子にも発酵させて作られたものがあるのを知っていますか。どんな和菓子かというと、「くずもち」だそうです。

ただし、「くずもち」は「くずもち」でも、東京を中心に、近県の神奈川や千葉で古くから食されてきた「久寿餅」だそうです。

東京や神奈川、千葉以外の地域では、「くずもち」というと「葛餅」ですがこの和菓子は、読んで字のごとく、葛粉を練ったもの。発酵食品ではないそうです。

一方の久寿餅は小麦粉からグルテンを取り除いた「小麦でんぷん」を発酵させて作る、れっきとした発酵和菓子だそうです。しかも、洋菓子と比べて低カロリーなうえに、卵や乳製品も不使用でグルテンフリーだからアレルギーが気になる人も安心だそうです。

この「久寿餅」は卓球の伊藤美誠選手が食べる姿が話題になりました。

ちなみに、「江戸久寿餅」は「小麦でんぶん」を730日以上もの時間をかけて自然の力で長期間乳酸発酵させている。そこに添えられる黒蜜はビタミン・ミネラル豊富、きな粉も畑の肉と言われる大豆から作られた健康にいい自然食品だそうです。

東京五輪で伊藤選手が混合ダブルス、シングル、団体と大活躍できたことと、発酵おやつ「久寿餅」との因果関係はわかりませんが、免疫力を高めたいいま、食してみたい発酵食品だそうです。

ところで、日本食と言っていも過言ではないカレーライスも日本食として身近な食べ物です。カレーは、子供から大人まで、大好きな食事メニューです。

子供の頃、余分に作られ一晩寝かされたカレーを朝食べたときには、何ともいえないくらいおいしかったと記憶しています。

イチロー氏等のスポーツ選手が朝カレーを食していると話題になり、「朝カレー」という言葉を一時よく耳にしました。そこで、朝カレーが健康的に優れているか、そしてその根拠を調べてみました。

カレーは一般的にご飯にカレールーをかけたものですから、そのご飯について、まず朝食で摂ると体にどう作用するかという点では、ご飯のデンプン質が消化されるとブドウ糖グルコース)に分解されます。このブドウ糖が血糖値にかかわるインスリンの分泌を引き起こします。

もともと24時間より長い体内時計の周期は、油断していると夜の方に引きずられがちなのですが、朝ごはんにインスリンの分泌を促しやすいものを食べると、体内時計に「朝ですよ」と教えることに大いに役立つのです。

カレーライスの香辛料はどうでしょうか。唐辛子成分のキャプサイシンは、体内時計の時計遺伝子の発現に影響を及ぼすことが知られています。黄色成分のウコンなど、体内時計との関係がよくわかっていないものも多いのですが、キャプサイシンが豊富な辛いカレーを食べると汗をかくことからわかるように、香辛料は交感神経を興奮させます。

ちなみに交感神経とは、副交感神経と共に、全身の臓器や血管などをコントロールする自律神経です。交感神経は、活動時や緊張状態で活発になり、副交感神経は、夜やリラックスしているときに優位になります。

朝カレーでは、副交感神経が主に働いていた夜から朝にかけて交感神経が働くように変わっていく時間帯となるので、香辛料で交感神経が活発になることは、血圧を上げ、脳を活性化させ、体温を上げるなど、活動開始の準備状態を導くのに大いに役立ちます。

また、食事で体が温まる「食事誘発性熱産生」というしくみがあり、体温が上昇します。この熱産生は、同じ食事を夕方に摂ったときより朝に摂った方が大きく出現します。つまり朝食では体温を上げるためにカロリー消費が起こり、抗肥満効果が期待できるのです。また、食事内容によって食事誘発性熱産生の量が違うことがわかっており、研究結果から、熱産生はタンパク質を摂ったときが大きく、次に炭水化物で、脂質の関与は小さいと考えられています。

以上のことから、朝カレーは朝食としてまったく問題なくおすすめの食事といえます。さらに、朝は体温を上げるためにも、タンパク質の摂取を推奨したいので、肉カレーや豆カレーなどにするとより良いかもしれません。

【まとめ】

1 日本の伝統的な食事は日本食である。出来るだけ多く日本食を食することです。 

 ①ご飯

 ②具沢山のお味噌汁(具は豆腐などの大豆製 1品、ワカメなどの海藻類、キャベ

   などの葉物野菜や人参などの根菜、キノコ類など)

 ③納豆、卵、青物魚

 ④ぬか漬けなどの漬物

 ⑤海苔

2 余裕があれば焼き魚や卵焼きもプラスして。これを基本形にして、あとはその日その日の体調や自分の好みによってアレンジすることです。 

3 伝統的な伝統的な日本食のほかには、朝カレーも大変良いです。朝カレーに具沢山の味噌汁を付けると最強です。

4 冷蔵庫に「ご飯」「味噌」「醤油」「納豆」「漬物」「海苔」「豆腐」「魚」「酢」 「卵」を常備しておきましょう。

5 おやつは、久寿餅のように小麦粉からグルテンを取り除いた「小麦でんぷん」を発酵させて作る、発酵和菓子をおやつや食後に食すことです。しかも、洋菓子と比べて低カロリーなうえに、卵や乳製品も不使用でグルテンフリーだからアレルギーが気になる人も安心です。

伝統的な日本食は長寿食と共に高血圧等の成人病にも効果があるだけでなく、食物繊維も豊富に含まれているので、腸活と痩せ(ダイエット)に効果があります。

洋食に偏らず、伝統的な日本食を最低1日一回は食しましょう。特に、味噌は豆を発酵させた赤みそを推奨します。この赤みその具沢山味噌汁は腹持ちも良いし、食物繊維も摂取できる最高の発酵食品です。

免疫力をあげるための腸活としての飲み物は、パウダー状のピュアココア、コーヒー(無糖を含む缶コーヒーはだめ)、紅茶、緑茶、水(1日1リットル以上)と成分無調整の豆乳です。

コーヒーや紅茶は砂糖・ミルクを入れずにブラックが良いです。コーヒーはインスタントコーヒーでも可。紅茶はセイロン茶が良いです。ウーロン茶は黒ウーロン茶で高濃度のポリフェノールのものが良いです。

特に牛乳の代わりに成分無調整の豆乳にパウダー状のピュアココアを入れて飲むと最強です。脳の毒を出すのにも効果的です。

食べ物としては、カカオマス70以上のチョコレート又はブラックチョコレートでカカオマス70以上のものが良いです。

本日はこれで筆を置きます。

内部通報制度改正はザル法 実効性は殆どない。300人以下対象外は抜け道になる。

内部通報制度が改正され、内部通報者を保護するために、役員らに対し、懲戒処分その他適切な措置をとる」と明記した。しかし、改正法では従業員300超の企業が対象で従業員300人以下は対象外(努力義務)である。この300人以下が大きな法の抜け道である。

なぜ、ザル法で不備なのかは、適用範囲が、従業員300人以下は対象外(努力義務)であることだ。改正法では300人以下は努力義務で罰則も行政処分も免れることができるのである。要するに、300人以下を維持していれば改正法からすり抜けられるため、不正の温床になる。大企業の従業員が取引をちらつかせ、データ改ざん等を指示することも当然予見されるし、取引条件を良くするためにデータ等を意識的に改ざんすることも容易に推察できる。

大手企業でも、匿名で内部通報により不正が公にされているが、これは、氷山の一角で実態は、大なり小なり何らかのデータ等の改竄が行われているのが実態である。

とくに、300以下では現状維持の状態であり、消費者保護に何の役にも立たないことは自明の理である。100人以下を努力義務の対象にし、100人超を内部通報改正法の対象にしないと、不正は減らないしなくならない。300以下だと内部通報者への「報復」を防ぐことはできず、保護に実効性がなくなってしまう。

なぜなら、300人以下の企業が8割以上を占めているのが現状であり、300以下では中堅企業も対象外となり、内部通報者への「報復」を防ぐことはできず、保護に実効性がなくなってしまうことは明らかである。

結果的には、データ等が改竄された製商品を購入して使用するのは消費者であり、万一製品事故が発生しても、内部で隠蔽されて損をするのは消費者であるから300人以下の努力義務では抜け穴と不備につながり消費者保護にはならない。

なぜなら、私も企業法務や内部統制のマネジメントを30年以上に渡り従事していて、実体験や直接見聞していたからである。そして、内部通報制度やデータ等の改竄等は当時と現在で全く変化はない。つまり、以下の事が現在でも平気で行われており、経済団体の業界や労働省も手を出してこないのが実態です。それが以下の中身です。

「企業が内部通報者に報復して得するのは、最終的には企業です。なぜなら、労働審判では金銭解決で、内部通報者は退職か会社に残っても一生平の閑職か辞めさせるために全く違う職場に配転させて飼い殺しで、辞めさせるのが実態である。裁判で争うのはごくごく一部の気概のある従業員だけです。」

努力義務でも法規制のため表面上世間体のために運用していて、実効性は全くないのが実態である。しかも、民間企業だけでなく公益法人や財団・社団でも不正が行われている現状であるから、300以下を努力義務とするのは法の抜け穴になる。

一言でいうと、これらの改正内容も経団連等の経済団体への忖度や経団連等の経済団体からの圧力により、骨抜きにされてしまっているのが現状である。

読売新聞オンラインの記事を引用しますが、青文字のところが経団連等の経済団体や大手企業に忖度した内容である。そして注意するところは「指針(ガイドライン)」を消費者庁が作成中であることです。指針はあくまで指針であり法的効力は殆どないに等しいものです。

以下政府の内容を引用します。

政府は、企業の不正を内部通報した人を保護するための指針をまとめた。通報者に降格や減給などの処分を行った役員らを懲戒処分にするよう企業に求めることが柱だ。近く公表し、来年6月までに新制度を開始させる。 

「なめるなよ、54のおっさんを!」とSNS交流サイトに書き込んでいた人事担当課長内部通報者の保護強化策を盛り込んだ改正公益通報者保護法が昨年6月に成立したことを受け、消費者庁が具体的な運用指針作りを行っていた。

改正法では、従業員300人超の企業に通報窓口や調査体制などの整備を義務づけている。今回まとめた指針では、企業は通報窓口を設置した上で、担当者を書面で明らかにする。

組織の幹部に関係する通報を受け付ける場合があることから、幹部からの独立性を確保した体制の整備も求めた。

内部通報者への「報復」を防ぎ、保護に実効性を持たせるため、指針には「(内部通報者への)不利益な取り扱いが行われた場合、役員らに対し、懲戒処分その他適切な措置をとる」と明記した。

政府は違反した企業に指導や勧告を行い、改善しない場合、企業名を公表する。窓口の担当者には情報の守秘義務が課され、違反すれば30万円以下の罰金を科す。300人以下の企業は努力義務とされている。←ここが抜け道

なお、内部通報制度の法令やその対策、対応については、後日私の「喫茶去blog」で記事にして公開します。なお、「喫茶去」とは禅の用語で「お茶でもどうぞ」という意味で、お茶を飲みながら気楽に且つできるだけ易しく、分かりやすい記事にして、公開したいとの意図で「喫茶去blog」にしました。極力分かりやすい記事にして公開したいと考えています。

記事が出来上がりましたら、事前にこの不流斎の日記でお知らせして公開します。

本日はこれで筆を置きます。

緊急事態宣言は絵に描いた餅 コロナ感染拡大を抑え込むにはロックダウンと私権制限が効果絶大

コロナ感染拡大を抑え込むのには、ロックダウンと私権制限が効果的である。全国知事会で提案があった日本風のロックダウンを菅総理は実施すべきである。

ただ、全国知事会の日本風ロックダウンの提案も遅きに失した感は否めない。

二回目か三回目で緊急事態宣言にかわる日本風ロックダウンと私権制限を実施すべきでした。あくまで、私個人の予測と見解ではあるが、恐らく事態は全国の感染者が25000人を超えることはなかったと、推測できます。

このままの緊急事態宣言とパラリンピック開催を続行すると、恐らく全国の感染者が三万人超えの足音が聞こえてきます。そして、子供や10代の若者にも感染が拡大しているが、更に感染拡大に拍車がかかります。

菅総理は、ロックダウンは日本には馴染まないと言いましたが、それは、経済界や業界団体からの無言の圧力に屈して、国民の命よりも、経済優先があるからです。

また、東大の行政法の教授も日本ではロックダウンができる整備が整っていないとの記述がありましたが、ここで騙されてはいけません。東大の行政法の教授はお上目線でいっています。具体的にどういう不備があり、どうすれば解決できるか言及されていません。

日本の憲法行政法民法の法令を駆使して、日本風ロックダウンがどこまで可能か具体的に提示してません。それと、憲法29条では私権制限した場合は、ロックダウン期間中の保障をすることになっています。

政府は、特別な臨時予算としてロックダウン期間の保障予算を計上して実行すべきですが、これをやるのがいやだからです。

デルタ株の感染拡大を抑えるには、ワクチン接種と平行して、日本風ロックダウンと私権制限で人流を極力減らす(7割から8割減)にしないとダメです。

そのためには、最低限の生活必需品の買い出と、通院等外出許可書がある者以外は外出できないようにすること。違反者は刑事罰(罰金)、企業では外出許可書の確認を怠った場合は、罰金と社名公表と、このくらい厳しくやらないと、いくら緊急事態宣言を出しても、人流は絶対に減らない。

それと同時に、ワクチン接種と平行して、人流を極力減らし(7割から8割減)た場合、恐らく、デルタ株による感染者は、最悪でも1万人を下回り、5千人から最大7千人位に抑え込むことができると、私は推測します。

なぜなら、GOTOイート、GOTOトラベルを推奨して人流が増加し、それに伴い感染も拡大していったことは事実として残っています。

また、GOTOイート、GOTOトラベルだけでなく、人流や県境移動等が増えると感染拡大も事実として残っています。これらは、私たち素人でも、ハインリッヒの法則(1対29対300)に当てはめても、容易に導きだすことができます。或いは、80対20の法則でも導き出すことができます。

お酒提供の飲食店やデパ地下だけ規制しても無駄です。やるなら、徹底した人流削減と最低限の生活必需品の買い出し(時間規制)や通院等外出許可書の無いものは外出できないようにしないと、人流は絶対減らない。

もう、自粛と不要不急の外出、県境移動の自粛では、人流を減らすのは絶対無理で、このままの緊急事態宣言では、更なるデルタ株による感染拡大を招くことになります。

これ以上感染拡大をさせないためにも、日本風ロックダウンは絶対に必要であり、あわせて私権制限も必要です。

憲法でも「私権は公共の福祉に反しないこと」要するに、コロナ禍のようなパンデミック時は緊急事態宣言対象都道府県や蔓延防止対象都道府県の国民は、生活出需品・通院等以外は外出しないでくださいよと、言っています。そして、外出しないことによる保障はしますよと、言っています。民法第1条でも「私権は公共の福祉に適合すること」と憲法と同じようなことを、言っています。

最後に、現時点の緊急事態宣言都道府県と蔓延防止対象都道府県のようなやり方では、デルタ株を含む感染拡大を抑えることはできません。下手すると、夏休み明けの通学等を含めて9月以降は3万人超に感染者が増加することが予測できます。

専門家がコンピューターで人流を踏まえた感染状況を算出したデータ通りに、現時点では推移し、感染者が25000人超えになっていますので、30000人超えは時間の問題です。

これからの最大の懸念は、下手をすると保育園、幼稚園、小・中・高・大が休校になること、企業は大手中小含め7割超がテレワークを余儀なくされます。また、小売り、サービス業は、大幅な時短営業を余儀なくされ、飲食店は閉店が増加することも考えられます。

要するに、早い時期(2回目緊急事態宣言結果を踏まえて)に、3回目は日本風ロックダウンと私権制限を実行していれば、現時点よりはコロナの感染拡大はもっと好転していたと、言い切れます。

また、ワクチン接種も踏まえれば、最悪でも、デルタ株を含めても1万人未満の感染者で済んでいたことが、欧米諸国のデータや根拠から推認できて、蓋然性の高い、現在より良い結果となっていたと、考えられます。

結論

コロナ感染拡大を抑え込むのには、ロックダウンと私権制限が効果的であり、日本風ロックダウンに賛成である。それに加えて、私権制限も追加すべきです。憲法(日本の最高法規)と私法の最高法規民法で認めています。ロックダウン中の保障は、欧米諸国を参考に全国民に保障すべく、予算化すべきです。

本日はこれで筆を置きます。

いじめは立派な犯罪である。旭川市女子中学生いじめ自殺記事がいじめ予防の羅針盤となる

旭川市女子中学生いじめ自殺事件を読んで相変わらずいじめはなくならないし、より陰険で確信犯的ないじめとなっていることです。

47都道府県及び市区町村の学校で大なり小なり旭川市の北星中学校と同様の隠蔽、責任逃れ、教育委員会の忖度と隠蔽はどこでも起こり得ます。

道警や県警、地元のマスコミ、市区町村、学校、教育委員会が動かない場合は、SNSや文春への弁護士を通じた証拠を出して、国民に公にすることです。その際、どんな小さな事でも必ず証拠を残し、録音も残すことです。

無許可録音でも立派な証拠になり、場合によっては無許可録音は正当防衛になるし、相手の不法行為を立証することにより、大きな武器になります。

特に今回の旭川市北星中学校の事件は最悪です。旭川市、道警、教育委員会のもみ消し更には、第三者委員会は全て旭川市民で学校側や教育委員会に忖度の委員で占められいるトンでも第三者委員会です。

また、口裏合わせの嘘をいじめ加害者とその家族、教師、教頭、校長、教育委員会で必死の口裏合わせの悪質極まりない事件です。

「人の命は地球より重い」ことを教師、学校側(教頭、校長)、加害者の家族そして、教育委員会も認識して適切に対応すべきです。

学校や教育委員会のいじめの責任逃れや忖度等は今回の旭川市女子中学生自殺事件に限らず、水面下では、数えきれない陰湿ないじめが横行しています。このようないじめ予防の羅針盤として、文春オンラインの記事が役立ちます。

家庭、教師、学校、教頭、校長、教育委員会「いじめは立派な犯罪である」ことを生徒に徹底するだけでなく、家庭、教師、学校、教頭、校長、教育委員会にも徹底しないといじめはなくならないです。

そのための「こども六法」が刊行されています。この「こども六法」をテキストにしていじめを減らす教育を学校・家庭・社会全体で徹底すべきです。

大人達(加害者の家庭、教師、教頭、校長、教育委員会)は、自分の立場や出世、空気、忖度を徹底的に排除して、中立公平な対応が必要です。

三者委員会では、被害者側の委員6割、加害者及び教育委員会選任委員4割が最もバランスが取れ、その中には、被害者側の弁護士1名、中立な弁護士1名、加害者側弁護士1名を委員として入れるべきです。

この旭川市の女子中学生いじめ自殺は、学校側と教育委員会が全く対応せずに放置し、マスコミに報道され、被害者側の弁護士からの請求で再調査というとんでもない愚行が行われた事件です。

たとえ、小・中・高の生徒で刑事罰対象外であろうが、いじめは「犯罪」であり加害者の家族は裁判で、被害者家族に多額の賠償金支払いが生じることも併せて徹底的に教育すべきです。

いじめを放置したり、教師や学校側の責任逃れでいじめの証拠を隠滅したり、再調査を遅らせたり等を行った教師には教員免許の更新拒否。

教頭、校長は管理職から教師に降格と次回の教員免許の更新拒否等の厳しい処分をしないと、いじめによる教師や学校側の責任逃れはなくなりません。また、教育委員会においては、人事を刷新して、非常勤の弁護士を置く等すべきです。

因みに、欧米では、いじめによる自殺や不登校を生じさせた加害者には、加害者の家族が裁判所又は第三者委員会等が算定した損害賠償支払い、教師に過失があれば、教師だけでなく、教頭や校長或いは教育委員会にも責任が及びます。

この旭川市女子中学生いじめ自殺事件を的確な取材と事実をもとに文春が記事にしていますので、私がこれぞとおもったものをそのまま引用しましたので、いじめ予防の羅針盤にしていただければ幸いです。

 以下、文春オンラインの記事をそのまま引用しますので、お読みください。必ず、いじめ予防の羅針盤になります。

更にもっと詳しく知り、読みたい方は記事の最後に「ビジネスジャーナル」と「文春オンライン」のURLを貼っておきますので読んでください。いじめ犯罪を学校がひた隠しにしていたことがわかります。

この内容は、旭川市だけでなく、全国の小・中・高に起こる問題です。記事を読んでくださる読者の皆様が「いじめは犯罪である」「人の命は地球より重い」こと認識して、いじめ問題に取り組んでいただければ幸いです。

最後に、いじめは「犯罪」であり、場合によると、加害者や学校に刑事責任が及ぶ可能性もあり得ること、そして「民事の損害賠償」で多額の賠償金を加害者の家族が支払うことになることもふまえて、いじめは「犯罪」であることを、生徒に徹底的に教育すべきです。これは、学校だけでなく家庭教育でも同様です。

詳細はこちらからお読みください

    👇

https://biz-rnal.jp

/2021/08/post_245909.html👇

「娘の遺体は凍っていた」14歳少女がマイナス17℃の旭川で凍死 背景に上級生の凄惨イジメ《遺族が手記公開》 | 文春オンライン (bunshun.jp) 

           👇 
biz-journal.jp

本日はこれで筆を置きます。

やせている人は太めの人よりも死亡率や認知症リスクが高い。ハーバード大学の研究

はじめに

医学の研究結果や科学的根拠によると、やせている人は太めの人よりも死亡率や認知症リスクが高い。中高年になったら生活習慣病に注意することと、やせることにも注意が必要とのことです。

日本でも、特に高齢者は太めの人で適度に運動や散歩を毎日やっているひとは、認知症や寝たきりになる確率が低いとのことです。

タンパク質や糖質も適度に接種する必要があります。高齢者がタンパク質や糖質を適度に摂取する身近な方法は、マクドナルドのハンバーガーを週2回ぐらいは接種すると、良いということです。理にかなった方法です。

ですから、高齢者痩せている高齢者は、太り過ぎないように適度に太めの人になるために、週2回マクドナルドのハンバーグでタンパク質や糖質を接種し、適度に運動や散歩を毎日やって、認知症や寝たきりのリスクを低減しましょう。

1 体脂肪量が多い人ほど死亡率も高いは医学的に予想されている

やせている人の方が、太めの人よりも死亡率が高いことがわかっています。本来、やせていれば体脂肪量も少なし、体脂肪量と相関する生活習慣病などは、発症しにくいはずです。やせている人の方が太めの人よりも、心血管疾患などは発症しにくく、死亡率は低いはずです。

 ハーバード大学(米国)公衆衛生学部のドンフン・リー博士たちは、体格予測式に基づいて除脂肪体重と体脂肪量を算出。死亡率との関連を見るコホート研究を実施しました。40歳以上の男性約3万8000人を、1987年から2012年までの間、平均21.4年追跡調査したのです。

除脂肪体重とは、全体重から脂肪組織の重量を引いた体重です。この中には筋肉、骨、内臓などが含まれますが、一般的には筋肉量と考えます。また、基本的には全体重が多いほど、除脂肪体重も体脂肪量も多くなります。

 結果は、体脂肪量が多い人ほど死亡率も高く、体脂肪量が少ない方から5分の1の人に比べて、多い方から5分の1の人の死亡率は、1.35倍でした。また、体脂肪量が21キロまでは、死亡率はほぼ横ばいでしたが、体脂肪量がそれ以上になると、急速に上昇していました。体脂肪量が多いと死亡率も高いわけで、これは医学的に予想通りの結果です。

除脂肪体重と死亡率の関連はどうなのか?体脂肪量だけが死亡率と関連しているなら、除脂肪体重が少なくても多くても、死亡率は一定のはずですね。

2 やせすぎると病気になりやすく死亡率も上がる

除脂肪体重と死亡率の関連は、U字型だったのです。つまり、除脂肪体重が少なすぎても多すぎても、死亡率が高かったのです。ということは、やせている人の死亡率が高いのは体脂肪量の影響ではなく、除脂肪体重が少ないこと、やせていることそのものの影響であると考えられます。

次に、疾患別の死亡率を見ると、心血管疾患とがんでは、除脂肪体重と死亡率の関係はU字型で、除脂肪体重が少なすぎても多すぎても死亡率が高いというものでした。体脂肪量が少なければ心血管疾患などは発症しにくいだすが、やせていて除脂肪体重も少ないと、本来は低いはずの心血管疾患による死亡率も高くなっていたのです。

おそらく、がんに関してはやせていると免疫力が低いことによって、がんの発症に関連していると考えられます。免疫力が高ければ、私たちの体内で日々生じているがん細胞を、免疫細胞が退治してくれます。ところが、やせていて栄養状態が悪く、免疫力が低いと、がん細胞が増え続け、やがて発症してしまうのです。

それから、呼吸器疾患による死亡率も、除脂肪体重が少ない人ほど高く、除脂肪体重が多い人は低いという結果でした。やせていると栄養状態が悪く免疫力が低いため、肺炎などの感染症にかかるリスクが高いからだと考えられます。

このことから、体脂肪量が多いと死亡率が高いですが、脂肪を落とそうとして除脂肪体重まで落とすと、健康をわるくしてしまいます。やせすぎると病気になりやすく、死亡率も上がります。

3 低体重だと認知症リスクも上がる

低体重による影響は、死亡率が上がるだけでなく、低体重だと認知症になりやすいというデータもあるのです。

山梨大学大学院准教授の横道洋司博士たちの、65歳以上の男女を2010年から平均5.8年追跡調査したコホート研究です。

それによれば、適正体重(BMI18.5~25未満)の人を1とした場合の認知症発症率は、MI25~30未満(日本の判定基準で肥満1度、WHOの判定基準で前肥満状態)の場合、男性で0.73倍、女性で0.82倍。適正体重の人よりも低い数値でした。

ところが、MI18.5未満(低体重)の人では、男性が1.04倍、女性が1.72倍と、適正体の人よりも高かったのです。

 女性の1.72倍が目立ちます。男性はやせていてもいいというわけではないです。低体重の男性で脂質異常症高脂血症)のある人は、適正体重で脂質異常症のない人に比べて、認知症発症率はなんと4.15倍。女性では、低体重で高血圧だと、適正体重で高血圧のない人に比べて、認知症発症率が3.79倍でした。

 脂質異常症や高血圧などの生活習慣病は、中高年になれば誰でも何かしらあると言ってもいいですが、低体重が加わると、一気に認知症発症率が高まるのです。中高年になったら生活習慣病に注意するのはもちろん。それだけでなく、やせることにも注意するべきなのです。

4 暴力や自殺による死亡率にも関連性が指摘されている

低体重だと病気以外の死因につながる可能性も高くなる、という驚きのデータもあります。病気以外の死因とは、暴力による死亡、自殺、交通事故などで、そのうち交通事故はBMIと関連がありませんでしたが、暴力と自殺による死亡率は、BMIが低い人ほど高くなる傾向があったのです。これは、ロンドン大学衛生熱帯医学大学院(英国)のクリシュナン・バスカラン博士たちが、英国国民保険サービス(国営医療サービス事業:NHS)のデータを用いて、16歳以上の男女を1998年1月から2016年3月までの間、追跡調査したコホート研究です。調査対象者は約363万人に及びます。非常に大規模であることと、調査対象の年齢の中央値が36.9歳であり、BMIと死亡率の関連を調べたほかの研究よりも若いことが特徴です。

研究では、暴力や自殺の原因を把握していませんので、亡くなった人にどのような経済的、職業・学業的、家族的、心理・精神医学的な問題があったのかはわかりません。ただ、研究開始時点で精神障害うつ病躁うつ病統合失調症)の人は除外したと記されていますから、これらが原因ではないと言っていいでしょう。実は自殺と低体重の関連については以前から指摘されていました。

マックマスター大学(カナダ)のステファン・ペレラ博士は、それまでの自殺関連の研究の中から体重、特にBMIとの関連を検討した研究を集め、複数の研究結果を統合して解析する「メタアナリシス」という手法を用いて、BMIと自殺にどれほど関連があるかを調べています。

まとめ

過去のデータを利用する後ろ向きコホート研究は、データの不均質性などがあり、情報の信頼性に劣るという問題があるのです。つまり、研究の科学的価値が低いわけです。

 ペレラ博士の研究では、「BMIが増加するほど自殺既遂は減る。肥満だと自殺既遂のリスクは29パーセント減少し、低体重だと21パーセント増加する。BMIと自殺未遂や自殺念慮(死にたい気持ち)の関係は、研究ごとに結果が異なり、一定の結論は出ない」という結果でした。

どのように解釈するか難しいですが、ペレラ博士たちは神経質さといった気質が、低体重と自殺既遂に関連している可能性を指摘しています。色んな臨床経験からは、神経質さだけでなく、競争心の激しさなど、種々の原因が低体重と自殺の両方につながっている可能性があります。

個人の気質が低体重と自殺の双方を生じさせてしまう可能性があるということです。しかし、研究はまだ少なく暴力や自殺による死亡率にも関連性があるとの結論に達するには、今後の多くの研究結果を待たなければ何ともいえませんが、一般論としては、全く因果関係がないとは、言い切れないです。

タンパク質や糖質も適度に接種する必要があります。高齢者がタンパク質や糖質を適度に摂取する身近な方法は、マクドナルドのハンバーガーを週2回ぐらいは接種すると、良いということです。理にかなった方法です。

ですから、高齢者痩せている高齢者は、太り過ぎないように適度に太めの人になるために、週2回マクドナルドのハンバーグでタンパク質や糖質を接種し、適度に運動や散歩を毎日やって、認知症や寝たきりのリスクを低減しましょう。

 本日はこれで筆を置きます。

「危なすぎる制度」外国人技能実習制度で露呈した日本の人権意識の低さ

国、都道府県、事業者を含め杜撰で「危険すぎる制度」外国人実習生制度の真の悪さが露呈しました。しかも、国から優良団体と認定された事業です。如何に国等の許可後のフォローアップや厳しい監査をせず、業者任せの悪さが露呈しました。

「読売新聞オンライン」記事を引用して、このブログ記事に以下を引用して、記事として更新・公開します。

外国人技能実習生を企業などへあっせんする監理団体で、法令違反によって許可が取り消された30団体のうち、半数以上にあたる18団体は国から「優良団体」との認定を受けていたことが分かった。虚偽の監査報告書の提出や名義貸しなどの不正行為をしていた。国の審査は団体側の自己申告に基づくため、基準があいまいで形骸化しているとして、識者は「実習生を守るためにも審査の厳格化が必要だ」と指摘する。

 監理団体は2017年から許可制となり、全国に約3500団体ある。実習状況を監査し、実習生を保護する役割を担う。一定の要件を満たせば優良団体として、実習生の在留期間の延長や人数枠拡大といった優遇を得られる。厚生労働省などによると、1755団体が認定されている。

愛知県一宮市の「アジア共栄事業協同組合」では所得隠しが判明し、実習先に対する不適切監査などで21年11月に許可を取り消された。塗装技術を学ぶはずだったベトナム人男性(32)が実際にあっせんされた実習先では、アスベスト石綿)の除去作業を指示され、体調を崩して退職した。男性には渡航費用の借金50万円だけが残り、「日本に来なければよかった。実習生を大事にしてほしい」と嘆く。同組合は優良団体であることをホームページなどで宣伝していた。

優良団体と認定されるため、監理団体は申告書や事業計画書を作成し、「外国人技能実習機構」(東京都)と厚労省法務省の審査を受ける。3か月程度で承認されるが、不正行為が相次ぐ背景に、審査の甘さも指摘される。

申告書では、実習生の支援体制など5分野21項目について監理団体が自己採点し、150点満点のうち90点以上あると示す必要がある。一部は資料を求められるが、監査マニュアルの作成や失踪した実習生の有無などに関しては、自己申告で厳格な基準がない。同機構の担当者は「実地調査で内容を確認することはない」としている。

こうした状況に、技能実習制度に詳しい神戸大の斉藤善久准教授(労働法)は「審査方法がずさんで、監理団体が法令違反を隠蔽(いんぺい)する要因となっている。国の調査体制の強化や通報窓口の整備など、実習生が安心できる環境作りが急務だ」と語る。

 

news.yahoo.co.jp

 

 今回の危険すぎる制度とは外国人技能実習生制度です。外国人技能実習22歳の女性の裁判で明るみに出たのは、日本企業の人権の低さと日本人の人権意識は最低です。特に日本経済団体連合会自民党が絡んだ最低の制度が「外国人技能実習制度」です。この制度は、言い方、見方を変えれば「外国人奴隷実習制度」です。

特に、企業に多発しています。現地法人に限らず日本国内で働く「外国人技能実習生」の人権侵害も多発しているのが実際です。日本経済団体連合会は黙認し、厚労省も黙認しています。しかも、時給は「最低賃金以下」働かせています。厚労省も黙認で合法化しています。

私たち日本人でも、国内で差別、人権侵害が平気で行われています。特に企業においては表にでないですが、女性蔑視、障害者への差別、パワハラ等日常茶飯事と言っても過言ではありません。そして、アジアの人に対する差別がひどいです。なんでお欧米人に対する差別は殆どないんですかね。まさに、不合理、不条理です。

私も企業法務を30年以上やり、その都度幹部に裁判になったら不利になると、再三提言しても聞く耳持たずでした。7

以下のヤフーニュースを読んでください。如何に日本人及び日本企業が外国人技能実習制度を利用して人権侵害をしているか驚きます。

しかも皆様がご存じの大手企業がCMでは、良いことを放送していますが、「危なすぎる制度」外国人技能実習制度を利用して人権侵害をしていることがわかります。そこには、ユニクロ、スタバ、ABCマートしまむら等が挙げられています。 

欧米では、日本流の「危なすぎる制度」外国人技能実習制度による人権侵害の見直しと法制度に動き出しています。日本とは全然違います。これが本当の民主主義国家なのでしょう。

それと、山本七平氏の著書「空気の研究」のなかで、日本人は太平洋戦争時から空気が支配しているとのことです。まさにそうです。連綿と現代まで空気の支配はつづいています。

それから、日本の学校教育や世論の教育では、道徳は皆平等を説いていますが、皆不平等の道徳です。山本七平氏の著書「空気の研究」の中で道徳の三菱重工業爆破事件を取り上げて、道徳の不平等を取り上げています。

如何に「危なすぎる制度」外国人技能実習制度だかわかりますので、どうあるべきか考えてみて、再度考え直す時期にきています。

本日はこれで筆を置きます。