今、若者の間で、社会を良くしたいと考える人が増えているという。戸田山先生の「教養の書」から一部引用すると、次のようだとのことです。

実際、この社会をよくしたいと考える人が、特に若者の間で増えているという。それを、昨秋、政府が大学入試に英語民間試験を導入しようとした際、当事者の高校生が声を上げてそれを阻止したのを目の当たりにしたときだ。

「あそこで中心となって動いたのは、民間試験にも十分に対応できる進学校の生徒たちでした。彼らは自分たちの損得ではなく、住んでいる地域や親の収入で差がつくような制度はおかしいといって立ち上がった。高校生やるじゃないかと思いましたね」

決して、差別的なことを言うつもりはないが、流石、一流進学校の生徒、やはり勉学による教養の深さと感じました。進学校の生徒に限らずこのような生徒がどんどん増えて行けば、世の中や、政治経済が良くなると感じました。尤も、教師の質や力量の違いや度量の違いも大きく影響していると、感じました。

今日は、これで筆を置きます。