スマホ 子供の脳に悪影響 !! IT企業トップは子供にスマホを与えない
すでに多くの方がベストセラー「スマホ脳」を読んでスマホ、iPAD、タブレット、PCが現代人の精神に悪影響を与えているか納得した方も多いと思います。
一方でこういう時代には、スマホ、iPAD、タブレット、PCは社会生活で必要不可欠でIT化は避けて避けて通れないし、政府もIT化を推進しているので問題ないと考えている方も多いはずです。
ダイヤモンドオンラインのランキングでもスマホ脳について取り上げています。スマホの使い過ぎは、記憶力、集中力、思考力、読解力、行間読みに悪影響を及ぼす可能性が大きいです。特に、2歳・3歳から6歳までは全面使用禁止。小・中・高では、授業中のスマホ使用禁止しないと、受験や就職にまけます。大学生も同様です。
大人についても、スマホやipad、タブレットの使い過ぎは脳だけでなく、精神と肉体にも悪影響があることも判明しています。
スマホ、iPAD、タブレット、PCが私たち人間の脳に少なからず何らかの影響を及ぼしいいることは、「IT企業トップは子供にスマホを与えない」ことが証明しており、IT企業トップは、色々な研究結果や論文などから人間の脳に少なからず何らかの影響を及ぼすことを事前に把握して、自分の子供にスマホを与えないし、自身も厳しく使用制限をしているというのが事実です。
スマホ脳の記述で、アップルの創業者スティーブ・ジョブスは、自分の子供と自身にスマホの使用制限を厳しく課している。一方、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツも自分の子供には、14歳までスマホを与えていません。
このことは、スマホ、iPAD、タブレット、PCを2・3歳から使い始めると脳に何らかの悪影響を与えることがわかっているので、厳しい使用制限や14歳までスマホを与えなかったことを裏付けています。
それを裏付ける記述として、
フェイスブック社元CEOジョーン・パーカーは、できるだけ長い時間その人の注目を引いておくにはどうすればいい?人間の心理の弱いところを突けばいいんだ。ちょっとばかりドーパミンを注射してあげるんだよ
と言っています。アップルの創業者スティーブ・ジョブス、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツがもわかっていたのでスマホの使用制限を厳しく課していた。ビル・ゲイツは子供に14歳までスマホを与えなかったことが分かります。
スマホ脳では、数々の実験結果があり、その一例として紙で読んでメモをとる場合とPCで画面で読んでメモをとるのでは、紙で読んでメモを取った方が覚えている確率が高いとの報告もあります。集中力の実験でも紙で読んで方が記憶と集中力の定着が良いとの研究結果があります。
なぜ、このような結果になるかというと、数千年前に文字が発明され、ヨハネス・グーテンベルクによって15世紀半ば(ルネサンス期)に発明された活版印刷で可能になった出版や紙への印刷で現代まで読み継がれており、脳が読む、考える、集中するという動作により前頭葉が発達してきました。
現代のIT化の速いスピードにどのように対応したらよいか、私の答えは、一言で言うと不易流行です。人間の脳の活性化には適度な運動と紙の文字や印刷物、紙の本を読むことです。割合は、紙の文字や印刷物、紙の本を7割、電子化によるもの3割が最も良いです。
紙の文字や印刷物、紙の本6割、電子化によるもの4割や紙の文字や印刷物、紙の本5割、電子化によるもの5割では、IT化や電子化がどうしても優先され、学力低下、集中力低下、行間読みが著しく低下しますし、電子化文書では誤字をみつけたり、論理矛盾を発見するのができないです。これは、脳が15世紀半ば(ルネサンス期)紙の印刷技術により育まれたたまものです。
それと、スマホ脳ではイギリスロンドンのタクシー運転手の例が載っています。ロンドンのタクシー運転手になるには厳しい試験に合格するため何年も勉強してタクシー運転手になれるそうです。
タクシー運転手の海馬を計測した結果、他の職業の人より海馬が大きくなっており、記憶を司る機能が非常に優れていることです。だから、ロンドンのタクシー運転手は「ナビ」なしでロンドンのどこの目的地に連れて行ってくれるそうです。
学習指導要領が変わりITC教育がどんどん進んでいきますが、紙での学習は絶対続けるべきです。下手するとITC学習は進んでいくが学力低下に歯止めがかからなくなっていくことも容易に推測できます。
どうすればスマホ、ipad、タブレット、PCを上手く使いこなして脳の活性化や睡眠不足等を無くしていくか、スマホ脳にデジタル時代のアドバイスが載っていますので、スマホ脳を買って読んだ方は、実践してください。
まだスマホ脳を読んでない方やそんなの必要ないという方も是非実践してください。さもないと、これからは、上手く紙の本や印刷物、紙の本での学習や受験、企業の昇進試験等で不利益を被ることが予想されます。
スマホ脳のデジタル時代のアドバイスを引用します。是非参考にしてください。
1 自分のスマホ利用時間を知る
・アプリがあるので利用する
2 目覚まし時計と腕時計を買う
3 毎日1時間から2時間スマホをオフにする
・毎日2時間オフにすることを周りの人に伝える
4 プッシュ通知をオフにする
5 スマホ表示をモノクロにする
6 運転中はサイレントモードにする
職場では
1 集中力を必要とする作業では、スマホは手元に置かない
2 チャットやメールの時間を決める
3 人と会っているときはマナーモードにする
・一緒にいる相手にも伝える
子供と若者へのアドバイス
1 教室ではスマホ禁止
2 スクリーンタイムを制限し、代わりに運動や紙の本等を読む
3 子供への良い手本になること
4 寝るときはスマホ、ipad、電子書籍リーダーの電源を切る
5 スマホを寝室に置かない、どうしても置く場合は、着信音をマナーモードにする
6 寝る直前に仕事のメールは開かない
ストレス対処法
1 スマホによるストレスを見逃さない、念のため医者で受診
2 運動する
・どんな運動でも脳に良い
3 SNSは、積極的且つ有益な場合に交流したいと思う人だけにする
・SNSはあくまで交流の道具として使う
是非、参考にして大人も若者も子供も脳を活性化し、これからの最高に楽しい人生、日本と世界の一流の人に負けないようにしましょう。
本日はこれで筆を置きます。