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不流斎の日記

不易流行 不易を知らざれば基立ちがたく 流行をわきまえざれば風新たならず

変容する高校の国語(論理国語)について

 

ifrmikio.hatenablog.com

 

本日は、変わる高校の国語について日記に纏めます。

2022年の大学入試で高校の国語が大きく変わりそうです。 <script data-ad-client=;"> #000000; text-decoration: underline;">2022年度から実施される新しい学習指導要領は、実用的な文章を重視する方向性を打ち出したそうです。

議論の的になっているのが、文学」と切り離して新設される選択科目の「論理国語」だそうです。現代の社会生活で必要とされる論理的な文章や、実用的な文章を使う。グローバル化、情報化する実社会で活躍できる能力の育成が狙いだそうです。扱うのは、報道や広報の文章、会議や裁判の記録、電子メールといったものだそうです。これまでの国語の概念を大きく覆すことになると思います。

 21年から始まる新しい大学入学共通テストと連動している。17年と18年のプレテストには、生徒会部活動規約などを読ませる問題が出されました。

 選択科目には文学作品を扱う「文学国語」もありますが、大学受験を考慮して、ほとんどの学校で「論理国語」が選択されるという見方もあそうです。

 法令やガイドラインの文言を正しく理解し、的確な言葉で他者と相互理解を図ることが大切なのはもちろんです。しかし、会話や文章の行間を読み取り、他者の立場を想像することが、人間社会を豊かにし、コミュニケーションを円滑にする。それこそ、文学によって養われる力であると考えます。

 国語教育は、文化の根幹そのものです。教育現場だけではなく、社会全体で考えていくことが必要です。従って、子どもの頃からの読書は、文学を含め絶対に必要です。

 私が実際に見分した経験では、我が母校出身で元仙台高裁長官で現人事院総裁、検事、裁判官、弁護士等もすごい読書家で、皆子供のころから本読みをし、中学、高校では文学作品も多く読んでいたそうです。そして、一流と言われる法曹になっています。

 また、我が母校出身で元日本マイクロソフト社長の成毛眞氏も同様の読書家で、三年で日本マイクロソフトを業界1位にした方です。一流の経営者、政治家、法曹等においても物凄い読書家で文学作品も多く読んでいたそうです。

 これからは、学校に頼らず、親や塾或いはNPO法人等で読書(含む文学)を協力に推進すべきと考えます。法令やガイドライン、会話や文章の行間を読み取るには、文学が非常に効果的であると考えます。

 文学等で文章の行間を読み取り、文言を正しく理解し、的確な言葉で他者と相互理解を図ることは、文学等を読まないと絶対に培われません。従って、論理国語と並行で文学国語を実践することが必要と考えます。

本日は、これで筆を置きます。