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不流斎の日記

不易流行 不易を知らざれば基立ちがたく 流行をわきまえざれば風新たならず

教養としての哲学は役立つか❓ 必ず役立つので おすすめです!!

 

ifrmikio.hatenablog.com

 

哲学は、ビジネスや社会生活に教養として役立ち大変有意義です。哲学は良くわからないしつまらないと思われていますが、全く逆です。なぜなら、法律と同様に専門用語や言葉の理解等が難解でとっつきにくいという固定観念があるからです。

私も学生時代に、教養科目で哲学、専門科目で法哲学を履修しました。これが法律の言葉を学ぶ上で、大いに役立った他、論理学の勉強にも役立ちました。しかし、社会人や一般の人が哲学を教養として学ぶのには、抵抗があり大変だなと、考えていると思いますが、ご案じなさらないでください。

哲学をわかり易く、中学生や高校生でもわかるように、哲学を書いて出版してくれている方がおります。その方は、小川仁志氏です。私もこの方の哲学書を読んで、哲学がわかるようになり、面白くなりました。個人的におすすめなのが超訳「哲学用語」辞典と世界一わかりやすい「哲学の授業」です。是非、お読みください。

特に、世界一わかりやすい「哲学の授業」は、アリストテレスやカント等を対話方式でわかり易く解説してあります。おすすめの一冊です。社会人がビジネスに役立つ思考方法等盛りだくさんです。

超訳「哲学用語」辞典では、社会人や一般人が会議等でコミュニケーションをする上で、役立つ内容があります。それは、260頁から261頁に書いてある、コミュニケーション的行為(合意を目指す対話)で、ドイツの哲学者ユルゲン・ハーバマスが示したものです。その中で、コミュニケーションとしてやるべきこととして、三つの原則が必要だとしています。以下引用します。

➀参加者が同一の自然言語を話すこと、②参加者は事実として真であると信じることだけを叙述し、擁護すること、➂すべての当事者が対等な立場で参加することです。この三つを常に利用応用することで、合理的且つ短時間で、妥当な結論を導き出すことができます。これこそ、コミュニケーションの神髄です。

是非、利用していただき、本格的に会議時等のコミュニケーションの時間短縮と結果や方向性を導きたい方は、ハーバマスの哲学書を読んで応用し、結果や成果をあげてみては如何でしょう。

小川仁志氏の哲学書を読んで、マスターしたら、木田元先生等の本や他の先生の本を読んでみては如何でしょう。

皆さんご存じのデカルト方法序説で、デカルトは、心と体は別物である心身二元論を提唱してますが、現代医学では、心と体は一つである心身一元論が証明されていますが、既に、日本では、道元禅師が「心身一如(心と体はひとつ)」を提唱していました。昔のお坊さんは実体験で哲学を実践していてすごいですね。

従って、教養として哲学は役立ちます。哲学をこよなく愛してください。

これで筆を置きます。