不流斎の日記

不易流行 不易を知らざれば基立ちがたく 流行をわきまえざれば風新たならず

村上春樹氏のインタビュー記事に思う

 

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村上春樹氏のダイヤモンドオンラインでのインタビュー記事の内容は「学術会議の問題」と「今の日本の政治家は自分の言葉で語るのが下手」について言及しています。まず、学術会議の問題ではとんでもない意見を言った人を排除したことが問題と言っています。

私も同感です。尖った人の意見や出過ぎた杭の人の意見を排除することは、民主主義と多数決の原理・原則を無視した全体主義への始まりと考えています。安部前内閣と現菅内閣は、学術会議任命拒否は明々白々な左排除です。これには警察官僚出身の杉田副官房長官が大きく関与しています。

学術会議に限らず、世論、企業でも尖った人やとんでもないことをいう人は例外なく排除されます。しかし、尖った人や出過ぎた杭の人の意見は正鵠を得ていることが多いと考えます。とんでもない意見を言う人ほど貴重で重要な人です。政治に限らずこのようなことを言う人を排除するのは企業でも顕著に起こりますこれは、政治も含めた世論全体の考えを改めないと、政治でも企業でも世界に通用できない国になります。

今の日本の政治家は自分の言葉で語ることができない。全く同感です。レベル低下した役人の原稿をそのまま棒読みでは、国民や世論には何も響かないし、同感も行動も起こしません。その点、欧米の大統領や首相は自分の言葉で語って国民や世論にアピールしています。米国には、専門のライターが原稿を書いて大統領等に渡すとのことですが、それでも自分の言葉で語ろうとしているのが見え隠れしています。

例えば、チャーチルルーズベルトケネディはちゃんと自分の言葉で語り、ラジオ演説をしました。直近では、ドイツのメルケル首相の新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言時の演説も自分の言葉で、且つ心理学の要素を取り入れた服装で素晴らしい演説をしました。私もこの演説をYouTubeで聞き、日本の首相とは雲泥の差だと痛感しました。

今の日本の政治家(与野党問わず)、企業に勤めるすべての人、世論、国民を問わず、自分の頭で考え、自分の言葉で分かりやすく語るスピーチを再度学び直すことが重要です。学ぶことはまねることです。

そこには小さいときからの読解力と問題に対する疑問等を自分の頭で論理的に考えるという教育を国がしてこなかったからだと考えます。個性は真似ることから生まれると考えます。個性は学ぶ=まねることから育まれます。

本日はこれで筆を置きます。