不流斎の日記

不易流行 不易を知らざれば基立ちがたく 流行をわきまえざれば風新たならず

女性自身の記事「アルツハイマーの原因はアミロイドβ」根拠論文が捏造だった。サイエンスとネイチャーの9割は再現性がないと言われ、ネイチャーやサイエンスでさえ10年経ったら9割は間違いであると、数年前にノーベル賞受賞した本庄佑氏が語る。

はじめに

女性自身の記事「アルツハイマーの原因はアミロイドβ」根拠論文が捏造だった。

サイエンスとネイチャーの9割は再現性がないと言われていました。また、ネイチャーやサイエンスでさえ10年経ったら9割は間違いだって、数年前ノーベル賞受賞した本庄佑氏が言ってました。

人間の脳に限らず生物の脳は神秘的て科学では解明できないことがまだまだ多く残っています。逆に、科学では解明できないことが多く残っているからこそ神秘的なんです。

日本では、道元というお坊さんが実践と経験にもとづいて「心身一如」を説いています。これは、医学的に言うと、「心(脳)と身体は一つ」とか「病は気(脳)から」を医学的根拠によらないで、実践と経験から会得したものです。

第1章 有名科学誌掲載論文の信頼性は2割から5割差し引いて読む

論文を捏造するかしないかは全て人です。権威、名声等のために論文捏造は起こって当たり前です。医学だけでなく、環境に関する地球温暖化に関するデータや論文も捏造までもいかなくても、自身に都合の良いような論文もあり得ます。

ネイチャーやサイエンスの権威ある論文掲載誌でさえ捏造論文があることを理解して対応することが必要です。

必要なのは、リテラシークリティカル・シンキング思考で論文の内容を、本当かなと疑って2割から5割差し引いて読むべきです。

女性自身の記事「アルツハイマーの原因はアミロイドβ」根拠論文の記事全文を以下に引用します。リテラシークリティカル・シンキングが思考で是非、お読みいただければ幸いです。

論文に限らす゛、マスコミやマスメディア、SNS等の情報の読解には、リテラシークリティカル・シンキングが必要です。

現在、国内に700万人ほどいる認知症患者のうち、約7割がアルツハイマー型だと推定されている

認知症の治療薬の開発のため、さまざまな国や企業が投資してきた数千億円もの研究費と、16年の歳月が無駄になってしまうかもしれない> 【図解あり】「アミロイドβ仮説」とは? いま、医学会にこんな動揺が広がっている。

きっかけは、7月22日に、米国の科学誌『サイエンス』にある記事が掲載されたことだ。医療ガバナンス研究所理事長で、内科医の上昌広さんがこう解説する。

「2006年に米国で発表されたアルツハイマー型認知症についての重要な論文が捏造ではないかという指摘をしたのです。

この論文は治療薬開発の重要な前提のひとつです。それまでの研究が根底から覆ってしまう可能性が出てきました」 現在、国内に700万人ほどいる認知症患者のうち、約7割がアルツハイマー型だと推定されている。

アルツハイマー認知症は、脳の神経細胞が減っていくことで、脳が萎縮し、認知機能が衰えていく疾患だ。患者の脳にはアミロイドβとよばれるタンパク質が蓄積することが確認されている。

STAP細胞の論文と手法は同じ 「1984年にアミロイドβは発見されましたが、この蓄積が原因で認知症になるのか、あるいは認知症になった結果、蓄積が起きるのか、両方の考え方がありました。しかし、近年はアミロイドβ認知症を引き起こしているという『アミロイドβ仮説』が、もっとも有力だとされています」(上さん) アミロイドβは健康な人の脳内にも存在していて、体内の酵素の働きによって分解され排出されている。

だが、何らかの理由で正常な分解がされなくなると、複数のアミロイドβが結合したオリゴマーという物質が生まれて脳内に蓄積していってしまう。 このアミロイドβオリゴマーの毒素が、神経細胞を傷つけ、アルツハイマー認知症を起こしているとするのが「アミロイドβ仮説」だ。

「この仮説の根拠のひとつが、2006年にミネソタ大学のシルヴァン・レスネ氏らが英国の学術誌『ネイチャー』で発表した論文でした」(上さん) この論文によると、レスネ氏らの研究グループは認知症を引き起こすアミロイドβのオリゴマーを見つけ、Aβ*56と名付けた。これをラットの脳に注入したところ、認知機能の著しい低下が認められたとしている。

上さんが続ける。 「つまり、このタイプのアミロイドβアルツハイマー認知症の原因となりうることを、実験で裏付けたということになる。しかし、この研究結果が捏造によるものだった可能性が高くなったのです」(上さん)

ハーバード大学元研究員で、ボストン在住の内科医、大西睦子さんが経緯を解説してくれた。 「神経科学を専門とするヴァンダービルト大学のマシュー・シュラグ氏は、ある認知症の治療薬を調査する過程で、レスネ氏らの論文内の実験結果を記録した画像に違和感を持ちました。

『サイエンス』の協力を得て、画像の専門家らと調べたところ、複数の画像につぎはぎや加工の痕跡が見つかったのです」 捏造が疑われる論文内の画像は70枚以上に及ぶという。 「記事内で専門家らは『衝撃的なほどあからさまな改ざん』『仮説に合うように画像を加工したのかもしれない』などと指摘しています。

実験結果のみならず、『Aβ*5 6』の存在そのものにも捏造の疑いが生じたのです」(大西さん) 仮説に合うように画像を加工するのは、2014年に理化学研究所の研究員が発表した「STAP細胞」の論文でも行われた手法。

しかし、発表後すぐに疑いの目を向けられた“STAP論文”と違い、レスネ氏らの論文は16年にもわたって、真正なものと考えられてきた。

「この論文は別の2千300もの論文に引用され、数十億ドル(数千億円)の研究費を費やしてきたアルツハイマー研究の指針となってきたと指摘されています」(大西さん) ■治療薬ができないのは前提が誤っているから? これまで「アミロイドβ仮説」をもとに、アルツハイマー型認知症の治療薬は研究されてきたが、成果は芳しいものではなかった。

「複数の製薬会社が、アミロイドβ抗体薬の開発を進めましたが、アミロイドβの減少が認められても、認知症を改善する効果は見られませんでした」(上さん) 2021年、アメリカ食品医薬品局FDA)が、米国のバイオジェン社と日本のエーザイが開発した「アデュカヌマブ」をアルツハイマー認知症の治療薬として承認したことが話題となった。しかし、「治験の結果から、効果に疑問符がついていた」(上さん)という。

FDAの諮問委員会も証拠が不十分として承認に否定的な判断を下しました。しかし、それでも新薬が承認されたことで委員3人が抗議の辞任をしています。

有効性への懸念から、米国では多くの保険組合が医療保険の対象外としたので、ほとんど普及もしていません」(上さん) 今回の論文捏造の告発を受けて、治療薬に成果が出てこなかったのは、開発の前提となっている「アミロイドβ仮説」が誤っているためではないかと指摘する声も多いという。

第2章 実践・経験・勘が時には科学的根拠の先駆けになる

はじめにでかきましたが、日本では、道元というお坊さんが実践と経験にもとづいて「心身一如」を説いています。

これは、医学的に言うと、「心(脳)と身体は一つ」とか「病は気(脳)から」を医学的根拠によらないで、実践と経験から会得したものです。

道元の「心身一如」について、近時、医学的に実験で「病は気から」が証明されました。それは、某薬の投薬で、この薬は効くと信じて飲んだ人の6割以上が実際に薬の効果があったとのことです。

脳科学や医学的な実践と経験の結果も踏まえて、事実、データ、根拠、論理で論証し根拠づけが必要です。

まとめ

サイエンスやネイチャーには、捏造ではなくて、きちんとした根拠論文も存在します。論文に掲載する場合は、実験結果、実践、経験、見地等を踏まえ根拠論文として、現段階で確信や確認ができない場合等は、両論併記の論文として公表すべきです。

脳に関する研究はまだまだ解明されないことが多くあります。これは、脳の神秘として受け入れて、「心身一如」というポジティブ思考で対応すれば、少なからず何らかの改善がみられるのも、人間を含めた生物の脳の神秘的な作用です。

論文や情報等も含めて、まずは、リテラシークリティカル・シンキング思考で常識等を疑うことが重要です。それには、詰込み主義の基礎知識を若いうちからしっかりと養うことが重要です。

本日はこれで筆を置きます。