不流斎の日記

不易流行 不易を知らざれば基立ちがたく 流行をわきまえざれば風新たならず

大間マグロ不正も明るみに。根っこは熊本産アサリ偽装に通じる。熊本産アサリ偽装から偽装大国日本の現状を見る。国産偽装ブームの根源は暴力的な安売りが根源なのか。それとも消費者のモラルハザードなのか

 はじめに

ダイヤモンドオンラインでアサリ、ワカメ、ウナギ…相次ぐ国産偽装の主犯は業者ではなく「安いニッポン」という記事を読みました。

消費者、業者、生産者が今後どのように対応すべきかを示唆する興味深い記事なので全文を引用します。

このダイヤモンドオンライン記事の引用全文を読んでいただいて、我々消費者が製品や食に対する国産品のあるべき姿を根底から考え直していくことが重要です。

◆本日、現代ビジネス(講談社)とヤフーに「大間マグロ不正」がでました。大間マグロ不正も遂に明るみになりました。

◆根っこは同じです。大間マグロ不正も熊本産アサリ偽装に通じるものがあります。

極端な安売りと消費者モラルハザードである。

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「マグロで有名な「大間」で起こっていた、「深刻な不正」の実態 日本の魚管理の“限界”が見えた」

◆本日、現代ビジネスとヤフーに「大間産マグロ不正」記事がアップされています。

是非お読みください。これも熊本産アサリ偽装と同様に大間マグロの安売りに係る不正が問題となっております。

根っこは熊本産アサリ偽装と同じです。環境資源保全のために、罰則が必要です。

いずれは、漁業者や漁協以外にも罰則が及ぶ日がくるでしょう。

すべては、日本特有の性善説、空気、忖度による悪しき慣行のツケが明るみになっていますが、氷山の一角です。

日本も「性悪説」に転換する時代になっています。

熊本産アサリ偽装がマスコミをにぎわしています。農林水産省が調査に乗り出して確認した結果、表示が原産国「国産」から「中国産」表示にかわっていたそうです。

業界、業者の姑息な手段に腹が立ちます。最初から「中国産」と表示すればこんなに大騒ぎになりませんでした。これも消費者に大きな責任があります。

消費者モラルハザードはもうやめにしましょう。百害あって一利なしなしです

 

熊本県産アサリ」79%→ゼロに 偽装発覚後初の調査 中国産、一気に74%

極端な安売りと消費者モラルハザードが招いた結果です。更には、消費者庁が今回の熊本産アサリ偽装で厳しい規制をすることになりました。

輸入アサリの産地が熊本県産と偽装されていた問題で、消費者庁は、輸入アサリについて短期間国内の干潟にまく「蓄養」を行ったとしても国産表示を認めない新たなルールを策定しました。

これらは、日本の賃金が上がらないことも大きく影響しています。このダイヤモンドオンライン記事の引用にもあるように日本の年収は韓国より38万円低いためです。

これは、我々消費者(国民)が選挙に無関心や国民のほとんどが同質化され、全体主義的になってしまったことです。

賃金や年収を上げるには、選挙で権利のための闘争をして変えていくことです。そうすることで、政府や自治体は公文書や統計の改ざんの繰り返しや民間企業での品質検査などの不正をかえていくことです。

更には、生産者は外国産のものを平気で国産と嘘をつく。例えば、今回の熊本産アサリ偽装に限らず、野菜や果物等の幅広い食品についても農薬散布や農薬使用した食品を無農薬と平気で嘘をつき、あげくには国産品だから安心安全と平気で嘘をつきます。

このようなことを早期に変えていかないと、日本の食文化と我々国民や子供達の健康被害、ひいては、脳や体に何らかの悪影響をもたらす結果になります。

それでは、ダイヤモンドオンラインでアサリ、ワカメ、ウナギ…相次ぐ国産偽装の主犯は業者でなく「安いニッポン」という記事の全文を引用します。

読んでいただき、我々消費者や国民一人一人の意識の改革と行動になれば幸いです。

「偽装大国・ニッポン」に成り下がった原因とは

政府や自治体は公文書や統計の改ざんを繰り返し、民間企業でも品質検査などの不正が続々と発覚、そして生産者は外国産のものを国産と嘘をつく。ここまでくると、「偽装大国」の汚名を着せられても仕方ないのではないか。

これまで幾度となく発覚してきた「国産偽装」が、ここにきて再びスポットライトを浴びている。きっかけはかねて「産地偽装の温床」と指摘されていたアサリだ。農林水産省が「熊本県産」と売られていたものをDNA検査したところ、なんと97%に外国産混入の可能性が高いということがわかったのである。

こういうニュースが全国的な話題になると、各地の行政や警察を同様の事案を次々と発表して、マスコミもこぞって取り上げるため、瞬間風速的な「偽装ドミノ」が起きるのがお約束だ。

静岡では、30の卸売業者を介して県内外の400店舗以上のスーパーなどで販売されていた「鳴門産ワカメ」がすべて外国産だったことが発覚した。奈良の老舗うなぎ屋が「国産ウナギ」として提供していたものが、実は中国産だったというニュースも注目を集めている。

もちろん、これらが氷山の一角であることは言うまでもない。2001年の雪印の牛肉偽装事件からこの20年間、ありとあらゆる分野で「外国産を国産と偽る」という手口が見つかっている。

「熊本産アサリ」の偽装も20年以上前から延々と繰り返されており、2019年にも佐賀の水産物販売会社が中国産・韓国産を「国産」と偽って売っていた。良い悪いは別にして、産地偽装は日本の「食」では「よくある話」となってしまっているのだ。

と聞くと、「消費者をだましてまで儲けたいなんて情けない」とか「業界内の悪しき慣習が問題では?」なんて感じで、業界の閉鎖性や、業者のモラルの低さを嘆く方も多いだろう。

しかし、実はこの20年、産地偽装が続いている本当の原因は「安いニッポン」にある。

「国産偽装ブーム」の生みの親は暴力的な安売り要求

ご存じのように、日本はこの30年間、他の先進国が着々と賃上げしてきた中でまったく賃金が上がっていない。

かつて日本より低賃金だった韓国にまであっさり抜かれて、平均年収では約38万円も低くなっている。

ここまで国民が貧しくなると、企業はコストをギリギリまで切り詰めて、安いモノ、安いサービスを提供していくしか生きる道がない。結果この30年あまり、日本ではいたるところで、ガマン比べのような「安売り競争」が繰り広げられてきた。これが「国産偽装ブーム」の生みの親である。

もうちょっと具体的に言うと、「希少品がありえないほど大量にお求めやすい価格で流通している」という日本の消費者マーケットの暴力的な安売り要求が、生産者や業者を「国産偽装」するように追い込んでいるのだ。

どういうことなのか、今回問題になっている「アサリ」を例に説明しよう。

「国産じゃないなんてだまされた、金返せ!」と怒る人はご存じないかもしれないが、実は熊本産に限らず、スーパーに出回っているアサリの多くが「国産」とは言い難い状況にある。

なぜなら「国産アサリ」というのは絶滅寸前だからだ。日本国内のアサリの総漁獲量は1980年代まで14万トン前後まで増加した後、83年の17万トンをピークにガクンと減少して16年には1万トンを割り込み、2020年には4305トンまで落ち込んでいる。これはピーク時の3%ほどとなっている。

ここまで激減すれば普通は、品薄になって価格がつり上がる。海洋資源なので、生産コストの削減や効率化などの「企業努力」でどうにかなる話ではないからだ。

しかし、スーパーに行ってみると、アサリは山ほど売られている。時期によって価格に変動はあるが、アワビやホタテほど高くはない。おかしくないか。

希少な国産アサリがなぜ日本全国津々浦々に流通して、しかも「安い」のか。この謎を解くのが、「中国産アサリ」だ。今回のニュースでもよく紹介されているが、中国からアサリを輸入して、それを日本の沿岸にまくという、いわゆる「畜養」をして一定期間が過ぎれば「国産アサリ」を名乗っていいのだ。

「国産ウナギ」も中国産だらけ

ちなみに、このような将棋の「歩」が敵陣に入ると急に「と金」へ変わるようなご都合主義的なルールは「国産ウナギ」も同じだ。

日本国内の池で養殖されたウナギは「国産ウナギ」と名乗ることができるのだが、実はその稚魚のほとんどは外国から輸入されたもので、19年は75%が輸入稚魚だった。つまり、日本人の多くは、うなぎ屋へ行って、「国産」のうな重を頬張って、「このふっくらとした身はさすが国産だ」なんてことを言っているが、実はそのウナギはかなりの確率で「中国産」なのだ。

要するに、ここでも「中国産」を海に撒いて国産として売る、アサリと同じ偽装スキームが用いられているのだ。

冷静に考えるとこんな茶番はないのではないか。政府やマスコミは、やれSDGsだなんだと「日本の生態系が壊れるから、海外からの外来種は気軽に入れてはいけません」なんてことを呼びかけている。

しかし、実は日本の沿岸ではもう何十年も前から、中国産・韓国産アサリによる生態系の破壊がガッツリと進んでいたのである。

では、なぜこんな「欺瞞」がまかり通ってしまうのかというと、この30年の「安いニッポン」のせいだ。

「安さ」ファーストでモラルハザード

今の日本は「安さ」こそが何をおいても優先される。「安さ」を実現することは庶民のためであり、企業の責務だ。そうなれば当然、「安い国産アサリを全国の消費者にお届けする」という大義名分さえあれば、外来種による生態系など大した問題ではない。…というモラルハザードがいとも簡単に起きてしまう。

このような「安い国産」に応えようと奮闘するあまりに、モラルがぶっ壊れてしまう。これが、日本の生産者や業者が次々と「国産偽装」に手を染めてしまう本質的な理由でもある。

例えば、2017年に「週刊ダイヤモンド」でも『「JAのコメ」に産地偽装の疑い、魚沼産に中国産混入』というスクープが大きな話題になっている。

言われてみれば、これは確かに納得の話で、魚沼という限られた地域だけで取れた米が、全国に大量に流通してしかも手軽に買えることなど「ありえない」のだ。その無茶苦茶な話を可能としていたのが、「中国産によるかさ上げ」だっだというわけである。国産アサリや国産ウナギも全く同じ構造で、極めてオーソドックスな国産偽装スキームといえる。

では、なぜそんなモラルに欠けたことをしてしまうのか。

いろいろな意見はあるだろうが、根底にあるのは、「魚沼産の米を全国の消費者に安くお届けする」という大義名分に固執するあまり、モラルが壊れてしまったのではないかと思っている。

そして、このモラルハザードの背中を押しているのが、他でもない我々消費者だ。

漁獲量などの減少や原油高などで本来は「国産」はどんどん価格がつり上がっていかなければおかしい。

しかし、「安いニッポン」においては、給料も上がっていない消費者は「値上げ」など到底受け入れられない。

かと言って、「じゃあ、安い外国産を買ったら」とはならない。日本政策金融公庫が、2020年に全国の20~70歳代の男女2000人にアンケートをしたところ、74%が国産にこだわっていると回答。

この傾向は年齢が高いほど強くなっており、20歳代が58.7%だったが、70歳代になると85.6%となっている。

まり、日本の消費者というのは、「安い国産」を強烈に欲しているという特徴があるのだ。生産者からすればそんなムシのいい話はありえない。しかし、この「ありえない」を実現しないことには、流通にさえ乗せてもらえないのが、「安いニッポン」の現実だ。

 日本人の「安さ」へのこだわりこそ「闇が深い」

それがうかがえるのが、激安価格で、庶民の味方と称されるディスカウントスーパーマーケットのオーケーが取り扱っていた花王の製品の3割の販売を取りやめたことだ。

報道によればその理由は、「値上げ」である可能性が高い。「安さ」で消費者の支持を得てきたオーケー側からすれば、原材料費の高騰だなんだというのは企業側が努力で解決してもらいたいことであって、それを価格に転嫁することなど到底受け入れられないというわけだ。

日本の流通は、花王ほどの大企業が相手であっても、「値上げ」にこれだけシビアな対応をするのだ。

もし、アサリ生産者や卸業者が「ピーク時の3%まで漁獲量が落ち込んでいるので、値上げさせてください」などと言おうものなら即刻、取引中止だろう。

そうなると、生産者や卸業者は生き残るために、「安い国産」を偽装するしかない。

ただ、これは流通側がプレッシャーをかけているのが悪いという話ではなく、つきつめていけばやはり我々消費者に問題がある。

東京大学渡辺努教授の研究室で、米国や英国などの先進国の消費者と、日本の消費者に対して「スーパーでいつも買う商品が値上がりしているのを見たときどうするか」とアンケートを行ったところ、米国や英国などの消費者は値上がりをしていても、やむなしと受け止め、高くなった商品を買うという答えが多かった。

原料の価格が上がったり人件費などが上がればしょうがないと、値上がりを受け入れるのだ。

しかし、日本人は多くが、その店で買うのをやめて、元の価格で売っている別な店を探すという回答が多かったという。

つまり、日本の流通が、メーカーや生産者に対して「値上げするな」と無言の圧力をかけているのは、世界でもトップレベルで「安さ」に執着して、「国産品」に強いこだわりをもつ日本の消費者を敵に回さないためだ。

流通や小売りにしても生き残るためには、生産者や卸業者に「安い国産」を求めていくしかないのである。

歴史をさかのぼれば、産地偽装というのは戦前から確認されている。

銀座のデパートで売られていた近江牛が、その他の地域の牛だったというほのぼのとしたものから、米の値段が値上がりして清国産の米が混ぜられたなんていう、現代にも通じる産地偽装が昭和初期から確認されている。

しかし、この20年ほど、産地偽装がたて続けに起こっている時代はない。

確かに、昔と比べたらチェック機能が格段に向上しているということもあるが、筆者には消費者が「安さ」をこれまで以上に強く求めるようになった「安いニッポン」の弊害もあるのではないか、と考えている。

よく産地偽装のニュースになると、その業界の構造的な問題が指摘され、「闇が深い」などと評される。しかし、最も闇が深いのは、国内生産者たちが置かれた厳しい現実を直視せず、「お客様は神様だろ」と言わんばかりに、「安い国産を食べさせろ」と叫び続ける我々消費者の身勝手さなのではないか。

  ま と め

言えることは、全ての産業に共通する「お客様は神様です」と言って、行動し、挙句は「安い国産を食べさせろ」と叫び続ける我々消費者の身勝手さと行動が招いた結果ではないでしょうか。

①「お客様は神様です」は欧米では通用しません。このようなことがまかり通っているのは日本だけです。

②消費者が「お客様は神様です」と振る舞う消費者モラルハザードが続くようだと、食品に限らず、消費者が使う身近な製商品も国産偽装がはびこり、消費者に甚大なしっぺ返しがくることを肝に銘じることが必要不可欠です。

③ 結果的に、偽装国産品や安い製品・食品を買った消費者が損をしています。食品においては、偽装食品は「安心・安全」「無農薬・低農薬」の保障はまったくありません。体調不良や脳の不調は、偽装食品の影響かもしれません。

④ 製商品においても、「メイドイン・ジャパン」とうたっていても実は海外で生産した製商品だったことは、たびたびあり珍しいことではありません。下手すると、プラスチック製品等に有害化学物質が含有していることもあり得ると、考えて良いでしょう。

⑤消費者のモラルハザードによる環境破壊(生物の生態系)が加速することで、消費者自身が自分達の首を絞める結果になるので、消費者自身で「消費者モラルハザード」を防止することが必要です。

● 大間マグロ不正も遂に出ました。 根っこは大間マグロも熊本産アサリ偽装に通じるものがあります。

● 極端な安売りと消費者モラルハザードである。本日、現代ビジネスとヤフーに「大間産マグロ不正」記事がアップされています。是非お読みください。

● これも熊本産アサリ偽装と同様なことが問題となっております。いずれは、漁業者や漁協以外にも罰則が及ぶ日がくるでしょう。 

● 日本も、偽装、不正が横行しています。その結果は全て消費者に跳ね返ってきて、最終的にバカを見るのは消費者です。

● 消費者モラルハザードはやめましょう。「安物買いの銭失い」「安い食品や安い製商品」を買ったり、つかったりしても生活は豊かになりません。

熊本産アサリ偽装がマスコミをにぎわしています。農林水産省が調査に乗り出して確認した結果、表示が原産国「国産」から「中国産」表示にかわっていたそうです。

業界、業者の姑息な手段に腹が立ちます。最初から「中国産」と表示すればこんなに大騒ぎになりませんでした。

これも消費者に大きな責任があります。

消費者モラルハザードはもうやめにしましょう。百害あって一利なしなしです

 

熊本県産アサリ」79%→ゼロに 偽装発覚後初の調査 中国産、一気に74%

極端な安売りと消費者モラルハザードが招いた結果です。更には、消費者庁が今回の熊本産アサリ偽装で厳しい規制をすることになりました。

輸入アサリの産地が熊本県産と偽装されていた問題で、消費者庁は、輸入アサリについて短期間国内の干潟にまく「蓄養」を行ったとしても国産表示を認めない新たなルールを策定しました。

最 後 に

① 我々消費者の意識改革と「選挙による権利のための闘争」で、我々消費者や選挙権のある国民が政治経済と賃金(年収)をアップさせていくべきです。

② それには、働き方を含めてダイバーシティ(多様性)に変えていかなければなりません。そして、消費者自身のモラルハザードと食品偽装や不正を無くしていくことが急務です。

③ そのためには、尖った人間(よそ者、バカ者、変人)を重用することで、必ず政治経済、社会生活、司法、立法、行政が変わります。

本日はこれで筆を置きます。