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不流斎の日記

不易流行 不易を知らざれば基立ちがたく 流行をわきまえざれば風新たならず

ICT授業にアナログ授業とアナログ学習を取り入れて子供の将来の大事な力を育てるにはスマホの使用制限が急務

はじめに

文部科学省が推奨するICTの授業は学校や教員の依存度が高くなる。そのため紙・印刷物・紙の本によるアナログ授業とアナログ学習が激減します。

文部科学省はICT授業がアナログ授業がアナログ学習より勝っていること、ICT授業が子供たちの学力向上に繋がり脳科学的にも良い方向に向かうエビデンスを公表せずに欧米の猿真似的なICT授業を取り入れただけである。

また、アナログ授業やアナログ学習は学校間や教員の資質で生徒の学力に大きな格差が生じます。詳細については、目次に書いた記事を読んでいただくと、現代でもアナログ授業やアナログ学習の重要性を認識していただけます。

欧米、北欧、シンガポール、中国においても国がアナログ授業やアナログ学習が如何に重要であるか認識して、アナログ授業やアナログ学習を積極的に取り入れているのが実情です。

そして、更に悪いことに脳科学的に見て拍車をかけているのが子供たちのスマホ依存とICT授業推進によるタブレット等の使用の相乗効果で益々子供たちの脳の退化と学力低下が一層深刻化していきます。

記事の目次の各項目を読んでいただければ、アナログ授業とアナログ学習が子供達から大人達まで脳や身体に有益で且つ有意義であることが理解できる。

良く言われているのは、日本の学校教育では合理的に考える技術、すなわち根拠に基づいて論理的に考える技術について積極的に教えてきませんでした。

文部科学省が実施するICT授業推進でも合理的に考える技術、すなわち根拠に基づいて論理的に考える技術について積極的に教えることは不可能と考えます。

やはり、アナログ授業とアナログ学習が合理的に考える技術、すなわち根拠に基づいて論理的に考える技術を積極的に教えることができ、合理的に考え根拠に基づいて論理的に考える技術を最大限に引き出して効果が目に見える

その根拠は、欧米、北欧、シンガポール等のアナログ授業とアナログ学習の実践で証明している。

第1章 アナログ学習とアナログ授業は必要か

アナログ学習とアナログ授業は絶対に必要である。欧米諸国、シンガポール、北欧等でもスマホやICT授業の学習の他に、アナログ学習とアナログ授業もICT授業と同じくらい実施している。

授業中はスマホ使用禁止で、学校によってはスマホを授業が終わるまで学校に預けるルールになっている。ICT授業やICT学習と同じくらいにアナログ授業とアナログ学習を行って世界に通用する人材を輩出している。中国も然りである。

第1節 時計やカレンダーが読めない子供

スマートフォン現代社会に不可欠だし、ICT授業も必要である。しかし、衝撃的な事実として「時間や曜日の感覚がわからない子が増えている」ということを聞きます。高校を卒業するまではスマホの使用制限が必要である。

スマートフォンの時計やカレンダーではなくアナログのものを使うことが子供たちの学力向上と将来のにプラスになるのでスマホの使用制限は必要不可欠である。

第2節 スマホ使用による学力低下の原因

「LINEを始めたら、成績が下がった」ということを見聞します。それは、中高生の多くがスマホを持ち友達とのやりとりやSNSの発信YouTube鑑賞などを楽しんでいる。

懸念するのは、まだ少ないけれど今後は小学生の多くがスマホを持つようになる。スマホを持つと一日の多くの時間をスマホに奪われ、学力低下につながると言われている。

見聞するのが、中学生がLINEを始めると成績が下がると言われています。グループLINEの内容が気になって、勉強に手がつかない、夢中になって夜更かしをする。

そうすると、翌日の学校の授業に支障が出てる。大人でも常にスマホを触っていないと落ち着かないという人がいるので、自制心がまだ効かない中学生に自己管理させるのは難しいだろう。そのためには、各家庭で厳しく使用制限することと、学校では授業時間中は学校でスマホを預かり、授業終了後に渡す等の対策が必要である。

特に、スマホによる弊害は時間を奪われることだけではない。重要な問題は学習の基礎力が身に付かなくなること。特に小学生がスマホを持つと、弊害が大きい。

第3節 キャッシュレス時代で数の感覚を失う

四捨五入の計算が苦手な子供が増えていると聞く。数の感覚がつかめない。それは小銭を持たなくなっているからではないかと推測できる。子供たちは塾や習い事に忙しく、家の手伝いをする機会がほとんどない。

ひと昔前なら、「おしょうゆが切れちゃったから買ってきて。余ったお金でお菓子を買っていいわよ」と親から小銭を渡されて、しょうゆとお菓子の値段を見比べながら、いかに自分が得するか考えたものだ。そうやって小銭の感覚、すなわち数の感覚を身に付けていったといえる。

今は、親自身も現金で買い物をしなくなっている。スーパーの買い物もスマホ決済などキャッシュレスが主流になっている。子供にお金を渡すときも、鉄道会社のICカードなどにチャージするケースが増えている。

私の昔と比べると現金を使う機会が極端に減ってしまっている。だが、小学生のうちからキャッシュレスに慣れてしまうと、数の感覚が身に付かなくなってしまう懸念がある。近年、算数の基礎中の基礎である10進数の感覚が理解できない子供が増えているということを見聞する。

第2章 スマホの読み方と国語の読み方の違い

スマホは文章の読み方を変えてしまう。スマホやPCの文章は、スクロールして読み進めていく。こうした読み方は、素早く読むときにはいいが、文章を味わうには向いていない。速読と同じように、目に付いた大切そうな言葉だけを追う読み方になってしまう。

こうした読み方をしていると、入試で問題文を読み飛ばしたり、大事な条件を見過ごしてしまったりとミスが出やすくなる。

国語ではしっかり読むことが重要だ。速読のような読み方では、細部の重要な言葉や表現を見落としてしまう。スマホの読み方と入試問題の読み方は違うということを認識しておくことが必要である。

ただし、スマホやPCでの速読・瞬読と紙の本や印刷物等の速読・瞬読では本質が異なる。紙の本や印刷物等の速読・瞬読は学力向上や入試に威力を発揮する。欧米諸国、シンガポール、北欧等でも速読・瞬読を導入している。

ビルゲイツ氏等の一流の経営者も速読をマスターして大量の読書をして経営や人生の糧にしていることも事実である。 

第1節 カレンダーや時計はアナログが必要

スマホには時計やカレンダーなど便利な機能が付いている。しかし、小学生のうちからこうした機能に慣れてしまうのはよくない。

某プロの塾経営者から近年子供たちの指導をして「えっ⁉︎ これが分からないの?」と驚くことが増えているという。例えば、暦が分からない。

1年は365日で、何月が何日で、祝日がいつかという日本人であれば当たり前に持っている感覚が鈍っているように感じる。受験算数に「日暦算」というものがあるが、暦の成り立ちを知っていれば簡単に解ける問題が解けない子が多いと言う。

同じように時計の動きが分からない子供も増えていると言う。秒針と分針の動きが理解できていないと「時計算」を解くことができない。

こうした背景にあるのが、スマホの存在だ。スマホには時計、カレンダー、スケジュール帳、辞書、計算機などさまざまな機能がある。こうした機能はとても便利ではあるが、時間の感覚や曜日の感覚がまだ身に付いていない小学生には使わせない方がいい。

時計はデジタルではなくアナログのものを使い、秒針や分針の動きの感覚をまずは身に付けさせることが重要である。また、カレンダーも大きな紙のものを部屋の壁に貼り、1週間の感覚を身に付けさせる。

大人ならすでに感覚が身に付いているので、便利な機能がついているスマホを活用してもいい。しかし、まだその感覚が身に付いていない子供には、針のある時計や紙のカレンダーなど、アナログの道具を使って、生活の基礎を教えてあげることが必要である。

第2節 スマホ検索機能の過信は危険

スマホを使うメリットの一つに検索機能がある。分からないことは、すぐに調べられ、答えを知ることができる。学習にも使うことが多い。しかし、検索機能で出てくる答えは、すべてが正しいわけではない。その判断が難しい。また、なんとなく分かった気になっているけれど、厳密には理解できていないことも多い。

検索機能は、すぐに答えが見つかるが、検索したことしか出てこない。辞書を引けば、その前後の説明があったり、補足があったりして、全体を理解することができる。

言葉の意味や表現を多く知るためにも、やはり小学生・中学生・高校生に限らず大学生から社会人に至るまで幅広い大人にも辞書を使うことは絶対必要である。

一方でスマホで調べるメリットもある。植物を調べるときなどに、画像や動画でビジュアルがすぐに確認できることだ。ただし、パパッと検索して見つけたものは、忘れるのも早い。図鑑などで苦労して探す方が記憶には残りやすい。

やっと見つけた!という感動とともに、身体感覚として残り、小学生の子供は身体感覚で学習することが重要である。自分の手で触ったり、実際に見たり、手を動かしたりすることで、自分の記憶として残り、知識を吸収していくのである。

第3章 アナログは不便だか脳が鍛えられ活性化する

スマホは大変便利なツールだ。しかし、小学生の子供にはアナログなものを使わせるべきだ。不便だからこそ工夫をし、苦労するからこそ記憶に残る。冒頭でキャッシュレスについての危惧を伝えた。小学生に現金を使う機会が必要なのは、10進法の感覚を身に付けるためだ。

小学生が学習する算数は、数や単位の感覚だったり、図形の性質の理解や解き方だったりといったことは基本中の基本である。それを道具と言っていも良い、算数は道具が少ない。その少ない道具を使って工夫しながら考えることによって、頭が鍛えられる。

一方、数学は方程式など便利な道具を使って解くものだ。それを使えるのは、小学生で基礎を学んでいるから。基本的な道具が使えるようになってこそ、便利な道具を活かすことができる。これは、アナログ時計や紙のカレンダー、辞書などを使って基礎を身に付けることと同じ考えだ。

小学生の子供にはできるだけアナログのものを使わせ、不便な経験をさせよう。不便は工夫を生み出す。自分なりに工夫する経験を積んでから、スマホを持たせるとその便利さに気づくだろう。

スマホを持たせるのは今じゃない。スマホを持たせるのは15歳になってからである。15歳以降も厳格な使用制限が必要となる。

スマホ脳の著者で精神科医のアンデシュ・ハンセン氏の内容を引用する。子供に限らず我々大人達が如何にデジタルツールに立ち向かいデジタルツールと共存するにはどのように対応すべきか、その対応について解説しているので以下に引用する。

第1節 人類の画期的なデジタルツールの発明が影響

電子書籍の普及で、スマートフォンなどのデジタルツールで長文を読む機会が増えている。『スマホ脳』(新潮新書)の著者で精神科医のアンデシュ・ハンセン氏は「スマホは便利だが、使い方には注意すべきだという。

スマホは便利だが、使い方には注意すべきだ。思考力においては紙の優位性は揺るがない。たとえば難しい内容の記事を読むときは、スマホより紙の本のほうがいい」という。

実に多くの企業が我々の弱さにつけ込み、莫大な利益を上げています。それらの企業は、いままで我々がみたことがない形に世界を作り変え、社会のインフラとして確立している。ひいては我々の思考回路や情報の受け取り方、生き方さえも変えています。

たとえば、勘違いしている人が多いかもしれませんが、我々はフェイスブックの顧客ではありません。顧客だったら然るべき顧客サービスを得られるはずですが、そんなものはないでしょう。我々は顧客ではなく、フェイスブックの商品なのです。

現代社会最大の商品とは、何だと思いますか。お金ではありませんし、はたまた新型コロナウイルスのワクチンでもありません。それは、人間の関心です。

我々人間の脳をハックして関心を集める力、これを各企業がまるで兵器のように行使している。こんな事態は、いまだかつて起こったことがありません。もちろん、我々がデジタルライフに大いに助けられているのも事実です。

そのプラスの側面はまず認識しなければなりません。そのうえで、デジタルライフから生じるマイナス面、副作用についても、真摯な議論を行なうべきです。いまスマホが引き起こしている副作用はほんの幕開けにすぎず、我々の生活は高度なテクノロジーに今後さらに浸食されていくでしょう。

テクノロジーに我々が適応するのではなく、テクノロジーのほうを我々に適応させるべきです。そして、テクノロジーのメリットとデメリットを慎重に議論すべきです。スマホ依存は我々現代人の心身ともに健全である要素を奪うたとえば私が住むスウェーデンでは現在、睡眠障害を訴えるティーンエイジャーが2000年頃の約8倍に増えています。

睡眠薬の使用も急増している。それはなぜか。ある研究によれば、いまのティーンエイジャーの約3分の1は就寝する際、ベッドにスマホを置いていることが判明しました。寝室ではなく、まさに寝るベッドの上にです。デジタルツールが我々の関心を引くためにどれほど精巧に開発されているかを知ると、それが睡眠にとって有害であることに気づきます。

睡眠障害で助けを求めてくる人へは、スマホを寝室から追いやり、代わりに目覚まし時計を枕元に置くようアドバイスしています。実行した患者さんたちからは、思ったほど難しくなかったという声を毎日のように聞きます。世界的な社会問題であるスマホ中毒の構造と処方箋を説き、ベストセラーになっています。

スティーブ・ジョブズビル・ゲイツは、デジタルツールが脳に有害な影響を与えることを認識しており、自分の子どもに対してその使用を制限していたといいます。あなたがスマホの負の側面について認識したのはいつごろからですか?ここ5年ほどです。

といっても、初めから負の側面を認識していたわけではありません。私はもともと人間の行動や認識、また人類史に強い関心をもっていました。そして5年前の2016年ごろにふと気づいたのです。

ここ10年の世の中は、人類史において最も速いスピードで変化しているのではないか、と。我々の行動がここまで変わったことは、この10年間を除いて他にありません。

その理由を何とかして理解したいと思いました。——現代の病理について考える背景には、より深い人類史的視点があったわけですね。現在の人類にとって、自動車やコンピュータを活用し、食べ物が安価な値段で手に入り、国境を越えてどこへでも旅行できる世界はごく当たり前のものです。

しかし我々がこのような生活様式で生きているのは、人類の歴史からいうと、ごくわずかな期間にすぎません。現在の環境は、人類にとって当たり前どころか、きわめて特異な状態なのです。たとえそのようには感じられないとしても。

人類は自らの肉体と脳を狩猟採集民としてサバンナの生活に適応させましたが、その後1万〜2万年のあいだに肉体と脳に生物学的な変化が起きたかというと、何も起きていない。すなわちそれは、我々がいまだに狩猟採集民であることを意味しています。

人間の生理機能や心理機能を理解するためには、我々が人類史上、生物学的には変化していない前提をまず押さえる必要があります。その問題意識が、『スマホ脳』の執筆に至る出発点でした。

そして、なぜデジタルライフは我々にとってこれほどまでに魅力的なのか、なぜ毎日3〜4時間(ティーンエイジャーは5〜6時間)もスマホタブレットといったスクリーンの前で過ごすのか、スマホ中毒から逃れようと思ってもなかなかできない、その根幹にあるメカニズムは何か、などについて解き明かしたかった。

私がこの本を書いた目的は、現段階で科学的にわかっている事実を読者に提供することです。私の本を読んで、最終的にどういう行動をとるかはその人次第です。

第2節 スマホの使いすぎによる精神的な影響

多くの研究は、スマホに依存する人は鬱になる可能性が高まると示しています。ただしこれらの研究の問題は、すでに鬱や不安障害を抱える人を対象にしていることです。

それでは、彼らが鬱になったのはスマホを使いすぎたからなのか、鬱になったからスマホをより頻繁に使うようになったのか、正確な因果関係がわからない。

現段階で確実に言えるのは、ティーンエイジャーの女子には因果関係があるようにみえることです。彼女たちがスマホソーシャルメディアを使いすぎると、鬱や不安障害になるリスクが明らかに増しています。

ただ、こうした例を除くと、一般の人にとってデジタルライフが人間の精神に及ぼす最大の影響は、我々が心身ともに健全であるために必要な要素を奪うことです。不安や鬱に対して有益な運動や睡眠、人との交流といった基本的欲求は、デジタルライフの加速によって希薄化している。

デジタルの影響によって我々は防御因子を失い、ますますデジタル媒体に対して中毒になりやすい心身と化しています。——スマホ依存症になりやすいのは、「タイプA(短気でアクティブな人)」で、「タイプB(おっとりとした性格で落ち着いた人生観をもつ人)」はなりにくいと書かれています。なぜでしょうか。

一つの理由は、不安を感じやすい人はいささか集中力がない傾向にあるからです。ただし、これもやはり因果関係を証明するのは難しい。もともとの性格によってスマホを使うのか、スマホが性格に影響しているのかがわからないからです。厳密に研究しようと思えば、大人数のグループが必要です。

たとえば、200人のうち100人にスマホを使わせ、残りの100人にはまったく使わせない状態を長期間継続して観察する実験が考えられるでしょう。しかし、数カ月、数年とスマホを使えないとなればその実験への参加を希望する人はほとんどいないでしょうね。

第3節 流し読みできる本は電子書籍で難解な本は紙で読む

デジタルツールへの依存は、仕事や勉強の質にも関わってきますか。もちろん影響します。その事実は、新聞を読む行為一つをとってもよくわかるでしょう。

まったく同じ記事でも、紙の新聞で読むときと、デジタルスクリーンで読むときを比べると、前者のほうが内容をより深く理解できます。とくに難しい内容の本や記事を読む場合には、その差がよりはっきりと表れます。

それでもデジタルツールに慣れてしまえば、紙とスクリーンによる理解度の差は少なくなり、いずれ同じ程度になると思われるかもしれません。ところが、実際はその逆です。理解度の差は毎年調査するごとに広がっていく、つまり、紙で読むメリットが年々高まっていくということが、10年以上にわたる研究で示されています。

なぜそういう結果が出るのかはわかっていませんが、時間が経過するほどスクリーンで浅く読むことに慣れてしまうからかもしれません。電子書籍よりも紙の本のほうが五感を刺激する。そのとおりです。

紙の本を読むのは触覚で感知する経験であり、長期的な記憶に結びつきます。空間記憶、三次元の記憶とも言い換えられる。より脳を刺激できるため、内容を覚えやすくなります。一方で、スクリーンでスクロールするだけだと、触覚で感知する経験を十分に得ることはできません。

第4章 読書をする際電子と紙を使い分ける

あなたは読書をする際、電子と紙をどのように使い分けていますか。私は普段からたくさん本を読みますが、ホラー小説やSFといった気軽に読める小説は電子書籍を利用しています。一方、内容が複雑で難解な本は、たとえ持ち運びが億劫でも紙で読みます。

第1節 メモを取る際もペンで紙に書いたほうが脳に定着

そうです。思考力における紙の優位性は、読むことにも書くことにも当てはまります。事実関係を収集するために流し読みするときは、スクリーンのほうがむしろいいかもしれませんが、難しい内容の記事を読むときは、間違いなく紙のほうが脳に定着します。

日本では教育におけるデジタル化の遅れをとり戻すために、デジタルツールの活用を進めています。これまでのあなたの話からすれば、たんに印刷物の使用を減らせばよいわけではなさそうですね。

第2節 印刷物の使用を減らすことは駄目

世界はいまパンデミックの真っただ中で、教育もリモートにならざるをえない環境にありますね。ただ、学校での対面授業と、家からリモートで学ぶ場合の定着度が同じではないことは明らかです。

デジタルツールを教室から一掃せよというわけではありません。でも、紙に書かれた文章とスクリーン上の文章が同じであるともいえない。パンデミックからある程度ノーマルな状態に戻ったとき、とくに内容が難しい授業の場合は、スクリーンではなく印刷物を配布して教えるべきです。

まとめ

1. アナログ授業とアナログ学習はデジタル化(ICT授業)でも絶対に必要。

2. 15歳まではスマホの使用は家庭で厳格に制限する。学校や職場ではスマホ使用を厳しく制限する。

3.ITC授業は欧米や北欧、シンガポール等の良いとこどりで運用しアナログ学習とアナログ授業も 積極的に取り入れる。  

4. 電子書籍スマホで読むのはライトノベル等の簡単に読めるものに限定し、紙で読むものは難しい本や受験参考書、文学等も含めたものにする。

5. これからは、学校・大学の他に、家庭においてもスマホの使用制限とアナログ学習アナログ授業、アナログ読書が益々重要となってくる。

私 見

①アナログ学習・アナログ授業は7割で残り3割はデジタル学習(ICT授業)で程よくバランスが取れる。それと、子供から大人も含めて「スマホ」に依存しない、アナログが脳の活性化と若返りになる。

②脳は80歳になっても鍛え方、使い方で、20歳から30歳の能力を維持できる。

③脳のを鍛え、使い、食事等の健康管理をすれば体も若々しく充実した生活を送るこ  とが可能となる。

アナログ授業とアナログ学習が合理的に考える技術、すなわち根拠に基づいて論理的に考える技術を積極的に教えることができ、合理的に考え根拠に基づいて論理的に考える技術を最大限に引き出してこそ効果が目に見える

その根拠は、欧米、北欧、シンガポール等のアナログ授業とアナログ学習の実践で証明されています。したがってICT授業よりアナログ授業とアナログ学習を優先すべきである。

本日はこれで筆を置きます。

コロナで免疫力を上げるには日ごろの食事に納豆に砂糖を入れて食べる!! コロナ免疫力アップと免疫力強化になる。

はじめに

コロナ禍で免疫力を上げるには、ワクチン接種と食事が重要である。

現代では、コロナ等の感染症においては、ワクチン接種により感染症を予防することができます。そして、ワクチン接種と一緒に食事による免疫力アップと免疫力強化でワクチンとの相乗効果がより期待できます。

コロナ禍やパンデミックでのエセ科学は絶対に信じないでください。

日本人は古来からパンデミック時にあっても、食事によって免疫力を高め、現代まで生き抜いてきました。

これはエセ科学でなく、ワクチンなどの予防薬がない時代に、日本人の古来からの食事の中で、何を食すれば免疫力アップと免疫力強化につながことを経験と歴史によって学んで受け継がれてきています。

言い換えると、経験と実践による科学的根拠にもとづいた食による免疫力強化と免疫力を維持するための医食同源が受け継がれています。

その食事は、大豆などの豆類や味噌(出汁未使用のもの)、食物繊維、白米、漬物(ぬか漬け)等の発酵食品を主食として取り入れてきました。

その結果、日本人はパンデミック時にあっても医食同源により食事によって免疫力を高め、現代まで生き抜いてきました。

ここでは、納豆を中心に記事にしましたので、参考にするか実践していただければ有難いです。

その他には、このブログ記事の「一汁一菜」や「冷ましたご飯」についてもあわせてお読みいただくと、より一層理解が深まります。

免疫力をあげるための腸活としての飲み物は、パウダー状のピュアココア、コーヒー(無糖を含む缶コーヒーはだめ)、紅茶、緑茶、水(1日1リットル以上)と成分無調整の豆乳です。

コーヒーや紅茶は砂糖・ミルクを入れずにブラックが良いです。コーヒーはインスタントコーヒーでも可。紅茶はセイロン茶が良いです。ウーロン茶は黒ウーロン茶で高濃度のポリフェノールのものが良いです。

特に牛乳の代わりに成分無調整の豆乳にパウダー状のピュアココアを入れて飲むと最強です。脳の毒を出すのにも効果的です。

食べ物としては、カカオマス70以上のチョコレート又はブラックチョコレートでカカオマス70以上のものが良いです。

コロナ禍で食品の値上げラッシュであるが、小麦を減らして白米を食べましょう。白米を主食にした簡単・時短料理の基本は、一汁一菜であり、これを派生させて一汁三菜まで行きつくと、懐石料理になります。

第1章 食事で免疫力をあげる

食事で免疫力を上げるには、納豆には砂糖を加えると良いと言われます。

なぜなら、納豆に砂糖を加えると、血液をサラサラにする納豆キナーゼが増え、免疫細胞が体内に行き届きやすくなるということです。

実際に北海道や東北ではこの食べ方が常識となっているそうです。納豆に砂糖を加えるなんて邪道と思っている方も多いと思います。私もそうでしたが、目から鱗が落ちました。

免疫力をあげるための腸活としての飲み物は、パウダー状のピュアココア、コーヒー(無糖缶コーヒ駄目)、紅茶、緑茶、水(1日1リットル以上)と成分無調整の豆乳です。特に牛乳の代わりに成分無調整の豆乳にパウダー状のピュアココアを入れて飲むと最強です。脳の毒を出すにも効果的です。

食べ物としては、カカオマス70以上のチョコレート又はブラックチョコレートでカカオマス70以上のものが良いです。

第1節 ごはんのたんぱく質を摂取する

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっている昨今、私たちは自身で免疫力低下を防止し、健康を維持する必要があります。

私たちは呼吸をして酸素を使ってエネルギーをつくり、食べ物から栄養を吸収してからだの材料としたり、機能調整を行ったりしています。

からだを構成する細胞は日々生まれ変わっています。毎日、食べ物から必要なすべての栄養素を補給する必要があります。

近年の研究では、食事からのたんぱく質補給が不足すると免疫細胞の働きが悪くなり、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEが免疫細胞を活性化することで、食品に含まれる特定の成分が、感染防止にかかわる免疫系と深くかかわっているということが明らかになってきたとのことです。

食こそ最強の感染症対策と言っても過言ではないです。日本人の食卓に欠かせない主食といえば、やっぱりごはんです。

ごはんには、エネルギー源となる炭水化物だけではなく、たんぱく質をはじめ、亜鉛、鉄、カルシウムといったミネラル、ビタミンB6、食物繊維なども含まれています。

「ごはんは太るから」と敬遠する人が増えていますが、免疫力アップに欠かせないたんぱく質も含まれているので、ぜひ食べていただきたいと思います。

そこで、良いのが一汁一菜と冷ましたご飯に砂糖を入れた納豆ご飯、具沢山の味噌汁、ぬか漬けの漬物と焼き魚等をアレンジして食すことで免疫力を保持していました。

これは、炊飯器やご飯を保温する保温器がない時代に、多くの日本人が長い歴史の中で得た最高の知恵です。

そもそもたんぱく質は、私たちの筋肉や臓器を構成するとても重要な栄養素です。しかも、免疫系の細胞や酵素の構成材料であり、免疫機能の基盤をつくるために欠かせません。

体内のたんぱく質が減ると、風邪などの感染症にかかりやすくなり、さらに不足すると免疫機能に障害が起き、最悪の場合は死に至ることがわかっています。

そこで、ごはんに含まれているたんぱく質をしっかり摂取したい場合は、ちょっとした工夫が必要です。

それは、ごはんを炊くとき、豆乳を加えるのです。豆乳は砂糖等を一切使わない成分無調整の豆乳です。

第2節 たんぱく質の働き

たんぱく質は、20種類のアミノ酸で構成されていると言われます。そのうち、バリン、ロイシンなど9種類のアミノ酸は、体内でつくることができないので、は食事からとる必要があると言われています。これが、「必須アミノ酸」です。

食品に含まれる必須アミノ酸の含有比率を評価する数値に、「アミノ酸スコア」というものがあるそうです。

これは、食材に含まれているたんぱく質の“質”を評価するもの、その食材に、9つの必須アミノ酸がそれぞれどれくらいずつ含まれているかを数値で表していると言われています。

数値が100以下のものを「制限アミノ酸」と言うそうです。その中でももっとも量が低いアミノ酸を「第一制限アミノ酸」と言うそうです。簡単に言うと、要は食事でたんぱく質をしっかりとるためには、第一制限アミノ酸のことを意識することがとても重要とのことです。

なぜなら、たんぱく質のはたらきのレベルは、第一制限アミノ酸によって決まってくるそうです。9つの必須アミノ酸のうち8つが100以上あったとしても、1つでも50のものがあれば、そのアミノ酸は50のはたらきしかできないとのことです。

ごはん(精白米)に関しては、9つの必須アミノ酸のうち、8つは100を超えているそうですが、リジンだけが61で100を切っているそうです。リジンが足りていないおかげで普通に炊いた場合ごはんのたんぱく質は61のレベルまでしか働かないそうです。

第2章 豆乳がごはんの第一制限アミノ酸を補う

そこで頼もしい助っ人がリジンが豊富な豆乳だそうです。豆乳を加えることでごはんに不足している部分を補えば、第一制限アミノ酸の足かせがはずれて、たんぱく質のはたらきがぐんと上がるそうです。

炊き方は、お米2合に対して、水100ml、成分無調整豆乳を260~270mlくらいを加えて水加減を調整し、お好みでほんの少し塩を加えて普通に炊くだけだそうです。水加減と火加減の具合によってほんのりおこげができ、うまみもアップするので味の面からもおすすめだそうです。

又同じ理由で、リジンを豊富に含んでいる枝豆をお米に加えて炊き上げた枝豆ごはんにするのもよいとのことです。

おつまみに用意した枝豆が余っていれば、炊き上がったごはんに混ぜるだけでもOKだそうです。いつものごはんにひと工夫するだけでたんぱく質のはたらきをアップさせて、病気にかかりにくいからだをつくることが良いことです。

第1節 納豆は常温で食べる

「からだに良い食品」として多くの人が思い浮かべる食材といえば納豆でしょうか。納豆には、免疫機能を正常に保つのに欠かせないビタミンB群やビタミンK、強い抗酸化力を持つビタミンE、カルシウム、亜鉛、鉄、銅など、からだに良い成分が豊富に含まれていると言われています。

免疫力を上げるためにはもちろん、若さを保ち、病気になりにくいからだを保つために毎日食べたい食品です。

納豆を食べるときに気を付けたいのが冷蔵庫から出すタイミングだそうです。栄養成分に影響があるとはとても思えないかもしれません。実は納豆を食べるときは常温(20分常温で放置したもの)になっているかどうかが意外と重要であるとのことです。

納豆には、先に上げたビタミンなどの栄養素のほかにも、納豆キナーゼという特有の酵素が含まれています。納豆キナーゼは納豆菌が納豆を発酵させるときにできるもので、血栓を分解し、血液をサラサラにする成分として知られています。

体中の血流が良くなると、免疫細胞が体内のすみずみにいきわたり、免疫力アップにつながります。もちろん、動脈硬化をはじめ、脳梗塞や心臓血管系の疾患も予防します。

実はこの納豆キナーゼのはたらきがもっとも高まる温度が、40度くらいといわれています。冷蔵されている間に納豆は5度くらいになり冬眠状態に陥っているので、冷蔵庫から出してすぐだと、酵素がしっかりはたらくことができません。

冷蔵庫から出して常温に戻しておくことで、ようやく納豆キナーゼが本来の力を発揮できるわけです。

ちなみに、納豆キナーゼは比較的熱に弱いので、炊き立ての熱々のごはんにのせてしまうと、はたらきも落ちてしまいます。ごはんの粗熱がとれてから納豆をのせるか、納豆はそのままたべると良いでしょう。

第2節 納豆に砂糖で免疫力アップ

納豆は、商品に付いているタレやからし、もしくはしょうゆを入れ、好みでネギを少々加えて食べるのがもっともポピュラーな食べ方でしょう。

納豆に砂糖を入れて食べる地域があるのをご存じでしょうか。実は、新潟や北海道など、比較的北の地域では、納豆にしょうゆと砂糖を入れて普通に食べる人がいるのです。

食べたことがない人からすると、ちょっと味の想像がつかないかもしれませんが、実はなかなかおいしいもので、ごはんのおかずとしても違和感なくいただけます。

しかも驚くことに、この食べ方は、免疫力アップの観点からも、おすすめできる食べ方なのです。この食べ方が北海道や東北地方など、寒い地域を中心に広まっているのには、理由があります。

納豆菌はあまり温度が低いと活動が鈍くなるため、発酵が進みづらい上に、混ぜてもネバネバが出づらくなります。砂糖を加えるとしっかり粘りが出るので、自然と寒い地域でこの食べ方が広まっていったとのことです。

砂糖を加えることで納豆菌の活動が活発になり、結果的に納豆キナーゼが増えるのです。特に黒砂糖やキビ砂糖はらより効果的です。

実際の食べ方としては、新潟では、納豆1パックに砂糖を小さじ2~3杯入れるようですが、量は好みで加減して。続いてしょうゆを少し入れ、箸でよく混ぜます。

砂糖を加えて混ぜると、納豆のネバネバがいっそう増え、独特の匂いも抑えられます。食べてみると、思ったほど甘みが強いわけではないそうです。

実は、納豆に砂糖を加えて混ぜると、納豆キナーゼが増えることがわかっているそうです。理由は、砂糖が納豆菌のエサになるからだそうです。砂糖を加えることで納豆菌の活動が活発になり、結果的に納豆キナーゼが増えるとのことです。

実際の食べ方としては、新潟では納豆1パックに砂糖を小さじ2~3杯入れるようですが量は好みで加減して、しょうゆを少し入れ箸でよく混ぜます。砂糖を加えて混ぜると、納豆のネバネバがいっそう増え、独特の匂いも抑えられます。食べてみると思ったほど甘みが強いわけではないそうです。

実は、納豆に砂糖を加えて混ぜると、納豆キナーゼが増えることがわかっているそうです。理由は、砂糖が納豆菌のエサになるから。砂糖を加えることで納豆菌の活動が活発になり、結果的に納豆キナーゼが増えるからだそうです。

まとめ

コロナ禍で免疫力を上げるには、ワクチン接種と食事が重要である。

冷ましたご飯に納豆(黒砂糖やキビ砂糖を入れた納豆)や一汁一菜で冷ましたご飯を主食に食事で免疫力をつけて、コロナ禍を乗り切ることも可能であると考えております。

納豆に砂糖を加えて混ぜると、納豆キナーゼが増えることがわかっているそうです。理由は、砂糖が納豆菌のエサになるから。砂糖を加えることで納豆菌の活動が活発になり、結果的に納豆キナーゼが増えるからだそうです。

特に、ご飯を炊くときに、成分無調整の豆乳を入れて炊くと、より効果的なので試してください。

免疫力をあげるための腸活としての飲み物は、パウダー状のピュアココア、コーヒー(無糖を含む缶コーヒーはだめ)、紅茶、緑茶、水(1日1リットル以上)と成分無調整の豆乳です。これらは排尿を促し、脳の毒を出すのに良いのみものです。

コーヒーや紅茶は砂糖・ミルクを入れずにブラックが良いです。コーヒーはインスタントコーヒーでも可。紅茶はセイロン茶が良いです。ウーロン茶は黒ウーロン茶で高濃度のポリフェノールのものが良いです。

特に牛乳の代わりに成分無調整の豆乳にパウダー状のピュアココアを入れて飲むと最強です。脳の毒を出すのにも効果的です。

食べ物としては、カカオマス70以上のチョコレート又はブラックチョコレートでカカオマス70以上のものが良いです。

現代では、コロナ等の感染症においては、ワクチン接種により感染症を予防することができます。そして、ワクチン接種と一緒に食事による免疫力アップと免疫力強化でワクチンとの相乗効果がより期待できます。

コロナ禍やパンデミックでは古来からの食の実践による効果と実績等の蓋然性の低い根拠と多くの不特定多数の人々の実績と経験値の低い、エセ科学は絶対に信じないでください。

日本人は古来からパンデミック時にあっても、食事によって免疫力を高め、現代まで生き抜いてきました。

これはエセ科学でなく、ワクチンなどの予防薬がない時代に、日本人の古来からの食事の中で、何を食すれば免疫力アップと免疫力強化につながことを経験と歴史によって学んで受け継がれてきています。

言い換えると、経験と実践による科学的根拠にもとづいた食による免疫力強化と免疫力を維持するための医食同源が受け継がれています。

コロナ禍で食品の値上げラッシュであるが、小麦を減らして白米を食べましょう。白米を主食にした簡単・時短料理の基本は、一汁一菜であり、これを派生させて一汁三菜まで行きつくと、懐石料理になります。

本日はこれで筆を置きます。

文部科学省ICT推進教育の効果はエビデンスと科学的根拠のない欧米流の猿真似だ

はじめに

文部科学省の肝いりであるGIGAスクール構想とはICT推進教育のことです。

GIGAとは「GlobalandInnovation Gateway for All」の略です。

文科省が「一人一台端末と高速大容量の通信ネットワークを整備することで、多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく、個別最適化された教育によって個々人の資質・能力を伸ばす環境を実現すること」を目指す教育改革のことですと、喧伝しています。

このコロナ禍でオンライン授業に役立っているように見える。多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく、個別最適化された教育によって個々人の資質・能力を伸ばす環境を実現することが目的であるが、そううまく行くのであろうか。

そこで重要なのは不易流行である。

「不易」とは、どんなに世の中が変わろうと、絶対に変わらないもの、あるいは、変えてはいけないもの。これが「アナログ授業と学習」です。

「流行」とは、目まぐるしく変化する社会状況に、的確に対応していくことである。これが「ICT授業と学習」です。

不易流行は、一見矛盾するようですが、同根(根っこは一つ)と松尾芭蕉は言っています。まさにその通りです。

簡単に言うと、社会が目まぐるしく変化する。その変化に全く対応しない或いは対応できないようでは、完全に時代から取り残されてしまうということです。

私の経験を含めてもっともバランスの取れた推進教育は、「アナログ授業と学習7割割」「ICT推進教育3割」が最適である。

第1章 文科省GIGAスクール構想のICT推進教育の根拠を示さない

ブログで「スマホ脳」に関する記事を書いて公開しているが精神科医脳科学者が実はタブレットスマホは子どもから大人にまで脳の発達や活動を停止させ理解力、読解力、思考力、文章力、計算力等に悪い影響を及ぼし始めていると警告している。

これに対して、文科省GIGAスクール構想のITC推進教育を全校展開することでどのような有益な教育効果があるのか、客観的で具体的なデータや科学的根拠を全く示していない。何だかしらないが、欧米流の猿真似を導入したしただけに思える。

第1節 欧米等のICT推進教育とアナログ教育の実施状況

欧米では、ITC推進教育どアナログ教育を上手く使い分けて実施している。スマホタブレット、PCの使い過ぎが子どもたちに良くない影響を与えることをしっかり把握して導入実施している。特に、世界的なコロナ禍では感染防止対策のためオンライン授業になっている。

コロナ禍前は欧米でもアナログの授業の重要性を認識して、アナログ授業を中心に行っていたことも、まぎれもない事実である。

アナログ授業では理解力、読解力、思考力、文章力、計算力等を実践しています。コロナが収束又は終息したらアナログ授業が復活することが断言できる。

第2節 ICT推進教育で「いじめ」と脳の発達阻害の根拠

日本では昨年11月、東京都町田市の小学校で、小6の女の子がいじめを苦に自殺した。いじめの温床となったのが、この学校が推進していた「一人一台端末」だった。ICT推進は文科省の方針だが、いじめだけでなく、学習にも悪影響を及ぼす恐れがある。

脳科学者の川島隆太東北大学教授は「デジタル端末で勉強すると、脳の発達が阻害される。文科省はICT推進の意義についてエビデンスを示すべきだ」と訴える。

私も賛成です。コロナでもGIGAスクール構想のITC推進教育でも「良い面」「悪い面」等について、データに基づいた客観的根拠や科学的根拠を一切公表せずに実施している。

第2章 ICT授業の学習能力向上のエビデンスがない

こうなると、何も知らない子ども達が不幸になる。

プレジデントオンラインによる調査では、次のような深刻な事実が起こっていることが判明しました。

以下引用します。

次のような声を聞き、いまのような形でのICTの推進は学習に悪影響を与えていると感じるようになった。「クロームブックで計算ドリルをやっている。先生は、計算はノートに書きなさいっていうけど、みんな書かないで適当に答えちゃっていた」(児童)          

「調べて、レポートをつくる授業がよくあるけど、みんなコピペしているから、すぐに課題が終わっちゃう。その間にゲームやったり、好きなこと調べたりしていた」(児童)

「パソコンを使う授業が4時間続くこともあるよ」(児童)

「授業参観に行ったのですが、全員が端末に向かって黙々と入力している様子を見せられました。先生もほとんど発言しないので何をやっているかまったくわからなくて、これが授業なんだろうかと思いました」(保護者)

この小学校は、20年以上前からICT教育に取り組んできた先駆者として知られるA校長がいたICT推進校だ。それだけにICT活用に積極的だったわけだが子どもが学習に集中できていなかったり、ゲームし放題だった悲惨な状況を聞いて、GIGAスクール構想で「個々人の資質・能力を伸ばす環境を実現する」ことができるのか、大いに疑問を感じるようになった。

第1節 ICTを使うと学力が上がるエビデンスがない

ICTを使うと学力が上がるエビデンスがない一人一台端末が導入されたといっても、実際にICTを授業でどのくらい使うかについては、教師の裁量に任されている。だが、文科省の基本方針は、教師に積極的な活用を促すものとなっている。

昨年12月には、小中学校でデジタル教科書を使う際には「授業時間数の2分の1未満」と定められていた要件を撤廃。

ICTに熱心な教師がいれば、すべての授業をデジタル教科書で実施できるようになった。2021年3月に出された「GIGAスクール構想の下で整備された1人1台端末の積極的な利活用等について」という通知では、「(ICTの)学習ツールの使用制限は安易に行うべきではないこと」や「デジタル教科書・教材の活用についても検討を進めること」「学校や家庭でオンライン学習やアセスメントができる『MEXCBT(メクビット/学びの保障オンライン学習システム)』の活用を検討すること」などが方針として明記されている。

そこで重要なのは不易流行である。

「不易」とは、どんなに世の中が変わろうと、絶対に変わらないもの、あるいは、変えてはいけないもの。これが「アナログ授業と学習」です。

「流行」とは、目まぐるしく変化する社会状況に、的確に対応していくことである。これが「ICT授業と学習」です。

不易流行は、一見矛盾するようですが、同根(根っこは一つ)と松尾芭蕉は言っています。まさにその通りです。

簡単に言うと、社会が目まぐるしく変化する。その変化に全く対応しない或いは対応できないようでは、完全に時代から取り残されてしまうということです。

私の経験を含めてもっともバランスの取れた推進教育は、「アナログ授業と学習7割」「ICT推進教育3割」が最適である。

第2節 ICT授業で子ども達の教育に利益はあるのか

このような“ICT積極活用”の方針に異議を唱えるのは、脳科学者で東北大学加齢医学研究所の所長を務める川島隆太教授だ。「もっとも問題だと思っていることは、ICTを教育に用いることで子どもたちにどういう利益があるかというエビデンスが一切ないことです。

逆に、ICTを教育に入れたことでうまくいかなかったというエビデンスは世界中で報告されています。

コロナ対策ではエビデンスエビデンスと皆さんおっしゃるのに、なぜ、日本の将来にとって一番大事な教育に関してエビデンスがないままに、このような無謀な社会実験が進められているのか、疑問でしかありません」ICT教育がうまくいかないことを示す報告の一つに、OECDが実施している「学習到達度調査(PISA)」がある。

2015年調査では72か国・地域から約54万人が参加し、コンピュータの利用が生徒の成績に影響があるのかが調べられた。結果は、「ICTの教育への活用は読解や数学、理科において成績向上に影響がないこと」「ICTを授業であまり使わない国では、ICTを平均的に使う国々よりも読解力が劇的に向上したこと」学校にコンピュータの数が多い国ほど、数学の成績は下がること」「学校でコンピュータを閲覧する時間が長いほど、読解力の成績は下がること」などが示された。学校で生徒あたりのパソコン保有数の多い国ほど、数学の成績が悪くなる。授業中のインターネット利用頻度が多い国ほど、読解の成績が悪くなる日本の研究でも「ICTは学力を下げる」デジタル端末を使うと、成績が下がる――。

そこで重要なのは不易流行である。

「不易」とは、どんなに世の中が変わろうと、絶対に変わらないもの、あるいは、変えてはいけないもの。これが「アナログ授業と学習」です。

「流行」とは、目まぐるしく変化する社会状況に、的確に対応していくことである。これが「ICT授業と学習」です。

不易流行は、一見矛盾するようですが、同根(根っこは一つ)と松尾芭蕉は言っています。まさにその通りです。

簡単に言うと、社会が目まぐるしく変化する。その変化に全く対応しない或いは対応できないようでは、完全に時代から取り残されてしまうということです。

私の経験を含めてもっともバランスの取れた推進教育は、「アナログ授業と学習7割割」「ICT推進教育3割」が最適である。

第3章 ICT授業やスマホの使用時間が学力低下につながる

この事実は、川島教授が日本で行っていた研究の中でもはっきりと示されていた。「仙台市教育委員会と行った『学習意欲の科学的研究に関するプロジェクト』(2010年~)で毎年7万人を超える市立小中学校の生徒を8年間追跡調査した結果スマホの使用時間が長い子どもの学力が下がることがわかっていました。

スマホを使うことで睡眠時間や家庭学習の時間が短くなったりすると考えられるのですが、それらの要因を取り除いて統計処理を行いました。

その結果、しっかり寝ていても、家庭学習をしていても、デジタル端末の使用が長くなると学力は下がることがはっきりしました」なぜ、デジタル端末を長く使用すると学力が下がるのか。その理由について川島教授は現在も研究中だが、2018年に大きなヒントとなりそうな研究結果が得られた。

それは、控えめにいってもかなり衝撃的な内容だ。デジタル使用が「脳」の成長を阻害する「仙台市在住の5才から18才の児童・生徒の3年間の脳発達の様子を、MRIを使って観察しました。すると、インターネットを毎日利用する子どもは大脳灰白質体積の増加に著しい遅れが見られたのです」大脳灰白質体積の増加に遅れがみられた領域だ。仙台市在住5~18歳、224名の3年間の脳発達をMRIで計測。インターネット習慣が多い子どもは3年後、広範な領域で大脳皮質の体積が増加していなかった。

第1節 インターネット習慣のない子や少ない子ほど大脳灰白質体積が増加

ちなみに最初の時点で、インターネット習慣が多いものほど脳が小さいわけではない。「大脳灰白質は大脳皮質とも呼ばれる神経細胞層です。ここが増加するということは、脳活動が高度に成長していくことにつながっています。

2018年の研究結果では、インターネット習慣がない、あるいは少ない子どもたちの大脳灰白質の体積は、3年間で増えているのに対して、ほぼ毎日インターネットを使用している子どもたちの大脳灰白質は、3年間でほとんど発達していなかったことがわかりました。

これを身体に置き換えて考えてみると、6年生の子どもが中学3年生になったのに、6年生のままの身長・体重でいるような異常事態です」川島教授の研究では、大脳灰白質神経細胞層だけでなく、神経線維層、つまり、神経細胞のネットワークの発達についても調べられた。仙台市在住5~18歳、224名の3年間の脳発達をMRIで計測。

インターネット習慣が多い子どもは3年後、広範な領域で神経細胞ネットワークである神経線維層の体積が増加していなかった。ちなみに最初の時点で、インターネット習慣が多いものほど脳が小さいわけではない。「インターネット使用の頻度が高いと、大脳灰白質と小脳内を結ぶ神経線維の発達にも悪影響が出ていることがわかります。

第2節 デジタル端末使用が学力低下につながる研究結果

これらの結果を踏まえると、デジタル端末利用が学力を下げる理由は、脳そのものの発達を阻害しているからだと言えそうです」脳の炎症が取れないことが原因かデジタル端末利用がなぜ脳発達を阻害するのかについては現在研究中のため、ここからは川島教授の仮説になるが「睡眠の質を落とすことが原因の一つになっているのではないか」と考えているという。

「日中の活動で、脳をたくさん使うと、わずかな炎症が脳全体に生じます。通常は睡眠をとることで炎症が収まり、起床したときには脳はリフレッシュした状態に戻ります。私はインターネットの過剰利用により、脳が疲れてびまん性炎症が増強するうえに、ブルーライトなどの影響により睡眠の質が低下し、炎症を修復できないのではないかと疑っています」ちなみに先述した3年間の脳発達の研究では、インターネットの使用時間は問うていない。

「インターネットを毎日利用する子どもの脳は、3年間ほどんど発達していなかったわけですが、この結果の中には、毎日利用しているといっても、1日たったの10分だった子も含まれています。つまり、インターネットの利用時間の長い子だけで見ると、もっと悲惨な結果が出ると想定できます」脳が働くのはアナログな学習方法で、冒頭で紹介した「デジタルドリルでは考えないで答えを出してしまう」「レポートもコピペで終わらせてしまう」といった“考えない学習”になってしまっている理由がうかがえる実験結果もある。

「『齟齬(そご)』『鷹揚(おうよう)』のように読めるけれども、正確な意味を言うのは難しいような言葉の意味を、紙の辞書を使って調べた時と、スマホを使ってウィキペディアで検索したときの脳活動を調べたことがあります。すると、紙の辞書を使ったときには前頭前野が活動しているのですが、スマホを使って調べたときにはまったく活動していないことがわかりました。

スマホで調べるのは、紙の辞書で調べるより簡単です。だから脳は働かないのです」提供=川島隆太教授端末で調べたときには前頭前野はほとんど働かず、辞書で調べた時には活発に活動した。実験後に、調べてもらった言葉の意味を聞いたところ、紙の辞書を使った人は4、5割答えられたが、スマホを使った人は一つも答えられなかったという。

「簡単にできたことは、簡単に忘れてしまうのです。脳に負荷をかけないと勉強になりません。だから、人類がラクするために生み出したデジタル端末で勉強させようというのが、そもそも間違っているのです」川島教授によると脳が働くのは「読書をしたとき」「音読したとき」「紙に文字を書いたとき」「人と対面で話したとき」など。

こう聞くと、ICTを教育で使うのは休校要請があったときのオンライン授業や協働学習するときのスライドづくり、あるいは識字障害があるなどICTが助けになる子の利用など、必要なときにとどめて、それ以外の授業はいままでどおりでいいと思うのだが、いかがだろうか。とりわけ脳が未発達な小学生の利用は慎重に検討してほしい。

そこで重要なのは不易流行である。

「不易」とは、どんなに世の中が変わろうと、絶対に変わらないもの、あるいは、変えてはいけないもの。これが「アナログ授業と学習」です。

「流行」とは、目まぐるしく変化する社会状況に、的確に対応していくことである。これが「ICT授業と学習」です。

不易流行は、一見矛盾するようですが、同根(根っこは一つ)と松尾芭蕉は言っています。まさにその通りです。

簡単に言うと、社会が目まぐるしく変化する。その変化に全く対応しない或いは対応できないようでは、完全に時代から取り残されてしまうということです。

の経験を含めてもっともバランスの取れた推進教育は、「アナログ授業と学習7割」「ICT推進教育3割」が最適である。

第3節 子どもは習わなくてもデジタル(ICT)をつかいこなす

子どもは習わなくてもICTは使いこなす今回取材したICT推進校の保護者は「学校で教えているICTの使い方は、小学校で教えなくても、子どもはすぐに習熟するキーボード入力だって、スライドづくりだって必要になればすぐにできるようになるので、小学生時代はもっと土台となる学力を育てることをしてほしい」と訴えていた。

実際、子どもたちは教師より、よっぽどICTを使いこなしていた。たとえば、YouTubeのアプリに閲覧制限がかけられたら、見たい動画のURLをコピーして検索バーにペーストすれば見られるようになることや、ハングアウトというチャットが使用禁止になったあとも、授業で使うスライドで連絡したい相手にメンションするとチャットのように連絡が取れることなど「抜け道はある」と子どもたちが教えてくれた。

一方で脳が働くアナログな学習方法が減る悪影響は計り知れない。「カーナビを使うと地図を忘れるように、キーボード入力をすると漢字が書けなくなるように、使わないと脳機能は失われます。このままICTを使った教育が公教育のなかで続けられたら、9割の子どもは自分で考える力を失うでしょう。

多額の予算をかけて、なぜ、このようなことを行うのか。文科省の方たちには、私の異議申し立てに対して、ぜひ、エビデンスを見せて反論してほしいと思っています」

まとめ

川島教授だけでなく、このブログでスマホ脳について記事にしたなかでもビル・ゲイツ氏やスティーブ・ジョブス氏は、自分の子どもにはスマホタブレットの使用制限を厳しく課していました。

ビル・ゲイツ氏やスティーブ・ジョブス氏はスマホタブレットが子どもの脳に悪影響を与えることを事前に知っており、実践していました。

欧米、北欧、シンガポールなどのように脳科学や客観的なエビデンスに基づいたICT推進教育とアナログ教育の実践が日本には必要です。

ICT推進教育一辺倒ではこれからの日本の若者は欧米を含めた教育先進国に太刀打ちできません。

そのために重要なのは不易流行である。

「不易」とは、どんなに世の中が変わろうと、絶対に変わらないもの、あるいは、変えてはいけないもの。これが「アナログ授業と学習」です。

「流行」とは、目まぐるしく変化する社会状況に、的確に対応していくことである。これが「ICT授業と学習」です。

不易流行は、一見矛盾するようですが、同根(根っこは一つ)と松尾芭蕉は言っています。まさにその通りです。

簡単に言うと、社会が目まぐるしく変化する。その変化に全く対応しない或いは対応できないようでは、完全に時代から取り残されてしまうということです。

私の経験を含めてもっともバランスの取れた推進教育は、「アナログ授業と学習7割」「ICT推進教育3割」が最適である。

本日はこれで筆を置きます。

日本食は糖尿病や肥満等の病気予防と痩せに最強の効果 日本の伝統的な食事に変えていこう

洋風の食事や外食で日本の伝統的な食事を摂ることが少なくなっています。日本の伝統的な食事は、糖尿病、高血圧等の予防効果と腸内環境等を整える最強の食事です。

最低「ご飯」「味噌」「醤油」「納豆」「漬物」「海苔」「豆腐」「魚」「酢」「卵」があれば日本の伝統的な食事を簡単に作れます。

一汁一菜にも応用でき最高の痩せ食事です。以下を参考にしてください。

①ご飯
②具沢山のお味噌汁(具は、豆腐などの大豆製品、ワカメなどの海藻類、キャベツなどの葉物野菜や人参などの根菜、キノコ類など)
③納豆
④ぬか漬けなどの漬物
⑤海苔

これだけそろっていればまずはOKだそうです。そして、余裕があれば焼き魚や卵焼きもプラスし、これを基本形にしてあとはその日その日の体調や自分の好みによってアレンジすることです。                             

コンビニのお弁当でも日本食のラインナップが増えてきました。そういったものを上手に活用するのもOKです。また、「一日一食は伝統的な日本食をとる」ことで、人の身体に備わっている免疫の一翼を担うNK細胞やマクロファージなど、「細胞たちを元気にする栄養素のほとんどをとることができる」ということです。

その理由は次のとおりです。

「一日一食は伝統的な日本食をとる」ことを勧めている。伝統的な日本食には、味噌や醤油、お酢、納豆、漬物など多種多様な発酵食品が取り入れられているから、というのが、理由だそうです。

和菓子にも発酵させて作られたものがあるのを知っていますか。どんな和菓子かというと、「くずもち」だそうです。

ただし、「くずもち」は「くずもち」でも、東京を中心に、近県の神奈川や千葉で古くから食されてきた「久寿餅」だそうです。

東京や神奈川、千葉以外の地域では、「くずもち」というと「葛餅」ですがこの和菓子は、読んで字のごとく、葛粉を練ったもの。発酵食品ではないそうです。

一方の久寿餅は小麦粉からグルテンを取り除いた「小麦でんぷん」を発酵させて作る、れっきとした発酵和菓子だそうです。しかも、洋菓子と比べて低カロリーなうえに、卵や乳製品も不使用でグルテンフリーだからアレルギーが気になる人も安心だそうです。

この「久寿餅」は卓球の伊藤美誠選手が食べる姿が話題になりました。

ちなみに、「江戸久寿餅」は「小麦でんぶん」を730日以上もの時間をかけて自然の力で長期間乳酸発酵させている。そこに添えられる黒蜜はビタミン・ミネラル豊富、きな粉も畑の肉と言われる大豆から作られた健康にいい自然食品だそうです。

東京五輪で伊藤選手が混合ダブルス、シングル、団体と大活躍できたことと、発酵おやつ「久寿餅」との因果関係はわかりませんが、免疫力を高めたいいま、食してみたい発酵食品だそうです。

ところで、日本食と言っていも過言ではないカレーライスも日本食として身近な食べ物です。カレーは、子供から大人まで、大好きな食事メニューです。

子供の頃、余分に作られ一晩寝かされたカレーを朝食べたときには、何ともいえないくらいおいしかったと記憶しています。

イチロー氏等のスポーツ選手が朝カレーを食していると話題になり、「朝カレー」という言葉を一時よく耳にしました。そこで、朝カレーが健康的に優れているか、そしてその根拠を調べてみました。

カレーは一般的にご飯にカレールーをかけたものですから、そのご飯について、まず朝食で摂ると体にどう作用するかという点では、ご飯のデンプン質が消化されるとブドウ糖グルコース)に分解されます。このブドウ糖が血糖値にかかわるインスリンの分泌を引き起こします。

もともと24時間より長い体内時計の周期は、油断していると夜の方に引きずられがちなのですが、朝ごはんにインスリンの分泌を促しやすいものを食べると、体内時計に「朝ですよ」と教えることに大いに役立つのです。

カレーライスの香辛料はどうでしょうか。唐辛子成分のキャプサイシンは、体内時計の時計遺伝子の発現に影響を及ぼすことが知られています。黄色成分のウコンなど、体内時計との関係がよくわかっていないものも多いのですが、キャプサイシンが豊富な辛いカレーを食べると汗をかくことからわかるように、香辛料は交感神経を興奮させます。

ちなみに交感神経とは、副交感神経と共に、全身の臓器や血管などをコントロールする自律神経です。交感神経は、活動時や緊張状態で活発になり、副交感神経は、夜やリラックスしているときに優位になります。

朝カレーでは、副交感神経が主に働いていた夜から朝にかけて交感神経が働くように変わっていく時間帯となるので、香辛料で交感神経が活発になることは、血圧を上げ、脳を活性化させ、体温を上げるなど、活動開始の準備状態を導くのに大いに役立ちます。

また、食事で体が温まる「食事誘発性熱産生」というしくみがあり、体温が上昇します。この熱産生は、同じ食事を夕方に摂ったときより朝に摂った方が大きく出現します。つまり朝食では体温を上げるためにカロリー消費が起こり、抗肥満効果が期待できるのです。また、食事内容によって食事誘発性熱産生の量が違うことがわかっており、研究結果から、熱産生はタンパク質を摂ったときが大きく、次に炭水化物で、脂質の関与は小さいと考えられています。

以上のことから、朝カレーは朝食としてまったく問題なくおすすめの食事といえます。さらに、朝は体温を上げるためにも、タンパク質の摂取を推奨したいので、肉カレーや豆カレーなどにするとより良いかもしれません。

【まとめ】

1 日本の伝統的な食事は日本食である。出来るだけ多く日本食を食することです。 

 ①ご飯

 ②具沢山のお味噌汁(具は豆腐などの大豆製 1品、ワカメなどの海藻類、キャベ

   などの葉物野菜や人参などの根菜、キノコ類など)

 ③納豆、卵、青物魚

 ④ぬか漬けなどの漬物

 ⑤海苔

2 余裕があれば焼き魚や卵焼きもプラスして。これを基本形にして、あとはその日その日の体調や自分の好みによってアレンジすることです。 

3 伝統的な伝統的な日本食のほかには、朝カレーも大変良いです。朝カレーに具沢山の味噌汁を付けると最強です。

4 冷蔵庫に「ご飯」「味噌」「醤油」「納豆」「漬物」「海苔」「豆腐」「魚」「酢」 「卵」を常備しておきましょう。

5 おやつは、久寿餅のように小麦粉からグルテンを取り除いた「小麦でんぷん」を発酵させて作る、発酵和菓子をおやつや食後に食すことです。しかも、洋菓子と比べて低カロリーなうえに、卵や乳製品も不使用でグルテンフリーだからアレルギーが気になる人も安心です。

伝統的な日本食は長寿食と共に高血圧等の成人病にも効果があるだけでなく、食物繊維も豊富に含まれているので、腸活と痩せ(ダイエット)に効果があります。

洋食に偏らず、伝統的な日本食を最低1日一回は食しましょう。特に、味噌は豆を発酵させた赤みそを推奨します。この赤みその具沢山味噌汁は腹持ちも良いし、食物繊維も摂取できる最高の発酵食品です。

免疫力をあげるための腸活としての飲み物は、パウダー状のピュアココア、コーヒー(無糖を含む缶コーヒーはだめ)、紅茶、緑茶、水(1日1リットル以上)と成分無調整の豆乳です。

コーヒーや紅茶は砂糖・ミルクを入れずにブラックが良いです。コーヒーはインスタントコーヒーでも可。紅茶はセイロン茶が良いです。ウーロン茶は黒ウーロン茶で高濃度のポリフェノールのものが良いです。

特に牛乳の代わりに成分無調整の豆乳にパウダー状のピュアココアを入れて飲むと最強です。脳の毒を出すのにも効果的です。

食べ物としては、カカオマス70以上のチョコレート又はブラックチョコレートでカカオマス70以上のものが良いです。

本日はこれで筆を置きます。

内部通報制度改正はザル法 実効性は殆どない。300人以下対象外は抜け道になる。

内部通報制度が改正され、内部通報者を保護するために、役員らに対し、懲戒処分その他適切な措置をとる」と明記した。しかし、改正法では従業員300超の企業が対象で従業員300人以下は対象外(努力義務)である。この300人以下が大きな法の抜け道である。

なぜ、ザル法で不備なのかは、適用範囲が、従業員300人以下は対象外(努力義務)であることだ。改正法では300人以下は努力義務で罰則も行政処分も免れることができるのである。要するに、300人以下を維持していれば改正法からすり抜けられるため、不正の温床になる。大企業の従業員が取引をちらつかせ、データ改ざん等を指示することも当然予見されるし、取引条件を良くするためにデータ等を意識的に改ざんすることも容易に推察できる。

大手企業でも、匿名で内部通報により不正が公にされているが、これは、氷山の一角で実態は、大なり小なり何らかのデータ等の改竄が行われているのが実態である。

とくに、300以下では現状維持の状態であり、消費者保護に何の役にも立たないことは自明の理である。100人以下を努力義務の対象にし、100人超を内部通報改正法の対象にしないと、不正は減らないしなくならない。300以下だと内部通報者への「報復」を防ぐことはできず、保護に実効性がなくなってしまう。

なぜなら、300人以下の企業が8割以上を占めているのが現状であり、300以下では中堅企業も対象外となり、内部通報者への「報復」を防ぐことはできず、保護に実効性がなくなってしまうことは明らかである。

結果的には、データ等が改竄された製商品を購入して使用するのは消費者であり、万一製品事故が発生しても、内部で隠蔽されて損をするのは消費者であるから300人以下の努力義務では抜け穴と不備につながり消費者保護にはならない。

なぜなら、私も企業法務や内部統制のマネジメントを30年以上に渡り従事していて、実体験や直接見聞していたからである。そして、内部通報制度やデータ等の改竄等は当時と現在で全く変化はない。つまり、以下の事が現在でも平気で行われており、経済団体の業界や労働省も手を出してこないのが実態です。それが以下の中身です。

「企業が内部通報者に報復して得するのは、最終的には企業です。なぜなら、労働審判では金銭解決で、内部通報者は退職か会社に残っても一生平の閑職か辞めさせるために全く違う職場に配転させて飼い殺しで、辞めさせるのが実態である。裁判で争うのはごくごく一部の気概のある従業員だけです。」

努力義務でも法規制のため表面上世間体のために運用していて、実効性は全くないのが実態である。しかも、民間企業だけでなく公益法人や財団・社団でも不正が行われている現状であるから、300以下を努力義務とするのは法の抜け穴になる。

一言でいうと、これらの改正内容も経団連等の経済団体への忖度や経団連等の経済団体からの圧力により、骨抜きにされてしまっているのが現状である。

読売新聞オンラインの記事を引用しますが、青文字のところが経団連等の経済団体や大手企業に忖度した内容である。そして注意するところは「指針(ガイドライン)」を消費者庁が作成中であることです。指針はあくまで指針であり法的効力は殆どないに等しいものです。

以下政府の内容を引用します。

政府は、企業の不正を内部通報した人を保護するための指針をまとめた。通報者に降格や減給などの処分を行った役員らを懲戒処分にするよう企業に求めることが柱だ。近く公表し、来年6月までに新制度を開始させる。 

「なめるなよ、54のおっさんを!」とSNS交流サイトに書き込んでいた人事担当課長内部通報者の保護強化策を盛り込んだ改正公益通報者保護法が昨年6月に成立したことを受け、消費者庁が具体的な運用指針作りを行っていた。

改正法では、従業員300人超の企業に通報窓口や調査体制などの整備を義務づけている。今回まとめた指針では、企業は通報窓口を設置した上で、担当者を書面で明らかにする。

組織の幹部に関係する通報を受け付ける場合があることから、幹部からの独立性を確保した体制の整備も求めた。

内部通報者への「報復」を防ぎ、保護に実効性を持たせるため、指針には「(内部通報者への)不利益な取り扱いが行われた場合、役員らに対し、懲戒処分その他適切な措置をとる」と明記した。

政府は違反した企業に指導や勧告を行い、改善しない場合、企業名を公表する。窓口の担当者には情報の守秘義務が課され、違反すれば30万円以下の罰金を科す。300人以下の企業は努力義務とされている。←ここが抜け道

なお、内部通報制度の法令やその対策、対応については、後日私の「喫茶去blog」で記事にして公開します。なお、「喫茶去」とは禅の用語で「お茶でもどうぞ」という意味で、お茶を飲みながら気楽に且つできるだけ易しく、分かりやすい記事にして、公開したいとの意図で「喫茶去blog」にしました。極力分かりやすい記事にして公開したいと考えています。

記事が出来上がりましたら、事前にこの不流斎の日記でお知らせして公開します。

本日はこれで筆を置きます。

緊急事態宣言は絵に描いた餅 コロナ感染拡大を抑え込むにはロックダウンと私権制限が効果絶大

コロナ感染拡大を抑え込むのには、ロックダウンと私権制限が効果的である。全国知事会で提案があった日本風のロックダウンを菅総理は実施すべきである。

ただ、全国知事会の日本風ロックダウンの提案も遅きに失した感は否めない。

二回目か三回目で緊急事態宣言にかわる日本風ロックダウンと私権制限を実施すべきでした。あくまで、私個人の予測と見解ではあるが、恐らく事態は全国の感染者が25000人を超えることはなかったと、推測できます。

このままの緊急事態宣言とパラリンピック開催を続行すると、恐らく全国の感染者が三万人超えの足音が聞こえてきます。そして、子供や10代の若者にも感染が拡大しているが、更に感染拡大に拍車がかかります。

菅総理は、ロックダウンは日本には馴染まないと言いましたが、それは、経済界や業界団体からの無言の圧力に屈して、国民の命よりも、経済優先があるからです。

また、東大の行政法の教授も日本ではロックダウンができる整備が整っていないとの記述がありましたが、ここで騙されてはいけません。東大の行政法の教授はお上目線でいっています。具体的にどういう不備があり、どうすれば解決できるか言及されていません。

日本の憲法行政法民法の法令を駆使して、日本風ロックダウンがどこまで可能か具体的に提示してません。それと、憲法29条では私権制限した場合は、ロックダウン期間中の保障をすることになっています。

政府は、特別な臨時予算としてロックダウン期間の保障予算を計上して実行すべきですが、これをやるのがいやだからです。

デルタ株の感染拡大を抑えるには、ワクチン接種と平行して、日本風ロックダウンと私権制限で人流を極力減らす(7割から8割減)にしないとダメです。

そのためには、最低限の生活必需品の買い出と、通院等外出許可書がある者以外は外出できないようにすること。違反者は刑事罰(罰金)、企業では外出許可書の確認を怠った場合は、罰金と社名公表と、このくらい厳しくやらないと、いくら緊急事態宣言を出しても、人流は絶対に減らない。

それと同時に、ワクチン接種と平行して、人流を極力減らし(7割から8割減)た場合、恐らく、デルタ株による感染者は、最悪でも1万人を下回り、5千人から最大7千人位に抑え込むことができると、私は推測します。

なぜなら、GOTOイート、GOTOトラベルを推奨して人流が増加し、それに伴い感染も拡大していったことは事実として残っています。

また、GOTOイート、GOTOトラベルだけでなく、人流や県境移動等が増えると感染拡大も事実として残っています。これらは、私たち素人でも、ハインリッヒの法則(1対29対300)に当てはめても、容易に導きだすことができます。或いは、80対20の法則でも導き出すことができます。

お酒提供の飲食店やデパ地下だけ規制しても無駄です。やるなら、徹底した人流削減と最低限の生活必需品の買い出し(時間規制)や通院等外出許可書の無いものは外出できないようにしないと、人流は絶対減らない。

もう、自粛と不要不急の外出、県境移動の自粛では、人流を減らすのは絶対無理で、このままの緊急事態宣言では、更なるデルタ株による感染拡大を招くことになります。

これ以上感染拡大をさせないためにも、日本風ロックダウンは絶対に必要であり、あわせて私権制限も必要です。

憲法でも「私権は公共の福祉に反しないこと」要するに、コロナ禍のようなパンデミック時は緊急事態宣言対象都道府県や蔓延防止対象都道府県の国民は、生活出需品・通院等以外は外出しないでくださいよと、言っています。そして、外出しないことによる保障はしますよと、言っています。民法第1条でも「私権は公共の福祉に適合すること」と憲法と同じようなことを、言っています。

最後に、現時点の緊急事態宣言都道府県と蔓延防止対象都道府県のようなやり方では、デルタ株を含む感染拡大を抑えることはできません。下手すると、夏休み明けの通学等を含めて9月以降は3万人超に感染者が増加することが予測できます。

専門家がコンピューターで人流を踏まえた感染状況を算出したデータ通りに、現時点では推移し、感染者が25000人超えになっていますので、30000人超えは時間の問題です。

これからの最大の懸念は、下手をすると保育園、幼稚園、小・中・高・大が休校になること、企業は大手中小含め7割超がテレワークを余儀なくされます。また、小売り、サービス業は、大幅な時短営業を余儀なくされ、飲食店は閉店が増加することも考えられます。

要するに、早い時期(2回目緊急事態宣言結果を踏まえて)に、3回目は日本風ロックダウンと私権制限を実行していれば、現時点よりはコロナの感染拡大はもっと好転していたと、言い切れます。

また、ワクチン接種も踏まえれば、最悪でも、デルタ株を含めても1万人未満の感染者で済んでいたことが、欧米諸国のデータや根拠から推認できて、蓋然性の高い、現在より良い結果となっていたと、考えられます。

結論

コロナ感染拡大を抑え込むのには、ロックダウンと私権制限が効果的であり、日本風ロックダウンに賛成である。それに加えて、私権制限も追加すべきです。憲法(日本の最高法規)と私法の最高法規民法で認めています。ロックダウン中の保障は、欧米諸国を参考に全国民に保障すべく、予算化すべきです。

本日はこれで筆を置きます。

いじめは立派な犯罪である。旭川市女子中学生いじめ自殺記事がいじめ予防の羅針盤となる

旭川市女子中学生いじめ自殺事件を読んで相変わらずいじめはなくならないし、より陰険で確信犯的ないじめとなっていることです。

47都道府県及び市区町村の学校で大なり小なり旭川市の北星中学校と同様の隠蔽、責任逃れ、教育委員会の忖度と隠蔽はどこでも起こり得ます。

道警や県警、地元のマスコミ、市区町村、学校、教育委員会が動かない場合は、SNSや文春への弁護士を通じた証拠を出して、国民に公にすることです。その際、どんな小さな事でも必ず証拠を残し、録音も残すことです。

無許可録音でも立派な証拠になり、場合によっては無許可録音は正当防衛になるし、相手の不法行為を立証することにより、大きな武器になります。

特に今回の旭川市北星中学校の事件は最悪です。旭川市、道警、教育委員会のもみ消し更には、第三者委員会は全て旭川市民で学校側や教育委員会に忖度の委員で占められいるトンでも第三者委員会です。

また、口裏合わせの嘘をいじめ加害者とその家族、教師、教頭、校長、教育委員会で必死の口裏合わせの悪質極まりない事件です。

「人の命は地球より重い」ことを教師、学校側(教頭、校長)、加害者の家族そして、教育委員会も認識して適切に対応すべきです。

学校や教育委員会のいじめの責任逃れや忖度等は今回の旭川市女子中学生自殺事件に限らず、水面下では、数えきれない陰湿ないじめが横行しています。このようないじめ予防の羅針盤として、文春オンラインの記事が役立ちます。

家庭、教師、学校、教頭、校長、教育委員会「いじめは立派な犯罪である」ことを生徒に徹底するだけでなく、家庭、教師、学校、教頭、校長、教育委員会にも徹底しないといじめはなくならないです。

そのための「こども六法」が刊行されています。この「こども六法」をテキストにしていじめを減らす教育を学校・家庭・社会全体で徹底すべきです。

大人達(加害者の家庭、教師、教頭、校長、教育委員会)は、自分の立場や出世、空気、忖度を徹底的に排除して、中立公平な対応が必要です。

三者委員会では、被害者側の委員6割、加害者及び教育委員会選任委員4割が最もバランスが取れ、その中には、被害者側の弁護士1名、中立な弁護士1名、加害者側弁護士1名を委員として入れるべきです。

この旭川市の女子中学生いじめ自殺は、学校側と教育委員会が全く対応せずに放置し、マスコミに報道され、被害者側の弁護士からの請求で再調査というとんでもない愚行が行われた事件です。

たとえ、小・中・高の生徒で刑事罰対象外であろうが、いじめは「犯罪」であり加害者の家族は裁判で、被害者家族に多額の賠償金支払いが生じることも併せて徹底的に教育すべきです。

いじめを放置したり、教師や学校側の責任逃れでいじめの証拠を隠滅したり、再調査を遅らせたり等を行った教師には教員免許の更新拒否。

教頭、校長は管理職から教師に降格と次回の教員免許の更新拒否等の厳しい処分をしないと、いじめによる教師や学校側の責任逃れはなくなりません。また、教育委員会においては、人事を刷新して、非常勤の弁護士を置く等すべきです。

因みに、欧米では、いじめによる自殺や不登校を生じさせた加害者には、加害者の家族が裁判所又は第三者委員会等が算定した損害賠償支払い、教師に過失があれば、教師だけでなく、教頭や校長或いは教育委員会にも責任が及びます。

この旭川市女子中学生いじめ自殺事件を的確な取材と事実をもとに文春が記事にしていますので、私がこれぞとおもったものをそのまま引用しましたので、いじめ予防の羅針盤にしていただければ幸いです。

 以下、文春オンラインの記事をそのまま引用しますので、お読みください。必ず、いじめ予防の羅針盤になります。

更にもっと詳しく知り、読みたい方は記事の最後に「ビジネスジャーナル」と「文春オンライン」のURLを貼っておきますので読んでください。いじめ犯罪を学校がひた隠しにしていたことがわかります。

この内容は、旭川市だけでなく、全国の小・中・高に起こる問題です。記事を読んでくださる読者の皆様が「いじめは犯罪である」「人の命は地球より重い」こと認識して、いじめ問題に取り組んでいただければ幸いです。

最後に、いじめは「犯罪」であり、場合によると、加害者や学校に刑事責任が及ぶ可能性もあり得ること、そして「民事の損害賠償」で多額の賠償金を加害者の家族が支払うことになることもふまえて、いじめは「犯罪」であることを、生徒に徹底的に教育すべきです。これは、学校だけでなく家庭教育でも同様です。

詳細はこちらからお読みください

    👇

https://biz-rnal.jp

/2021/08/post_245909.html👇

「娘の遺体は凍っていた」14歳少女がマイナス17℃の旭川で凍死 背景に上級生の凄惨イジメ《遺族が手記公開》 | 文春オンライン (bunshun.jp) 

           👇 
biz-journal.jp

本日はこれで筆を置きます。

やせている人は太めの人よりも死亡率や認知症リスクが高い。ハーバード大学の研究

はじめに

医学の研究結果や科学的根拠によると、やせている人は太めの人よりも死亡率や認知症リスクが高い。中高年になったら生活習慣病に注意することと、やせることにも注意が必要とのことです。

日本でも、特に高齢者は太めの人で適度に運動や散歩を毎日やっているひとは、認知症や寝たきりになる確率が低いとのことです。

タンパク質や糖質も適度に接種する必要があります。高齢者がタンパク質や糖質を適度に摂取する身近な方法は、マクドナルドのハンバーガーを週2回ぐらいは接種すると、良いということです。理にかなった方法です。

ですから、高齢者痩せている高齢者は、太り過ぎないように適度に太めの人になるために、週2回マクドナルドのハンバーグでタンパク質や糖質を接種し、適度に運動や散歩を毎日やって、認知症や寝たきりのリスクを低減しましょう。

1 体脂肪量が多い人ほど死亡率も高いは医学的に予想されている

やせている人の方が、太めの人よりも死亡率が高いことがわかっています。本来、やせていれば体脂肪量も少なし、体脂肪量と相関する生活習慣病などは、発症しにくいはずです。やせている人の方が太めの人よりも、心血管疾患などは発症しにくく、死亡率は低いはずです。

 ハーバード大学(米国)公衆衛生学部のドンフン・リー博士たちは、体格予測式に基づいて除脂肪体重と体脂肪量を算出。死亡率との関連を見るコホート研究を実施しました。40歳以上の男性約3万8000人を、1987年から2012年までの間、平均21.4年追跡調査したのです。

除脂肪体重とは、全体重から脂肪組織の重量を引いた体重です。この中には筋肉、骨、内臓などが含まれますが、一般的には筋肉量と考えます。また、基本的には全体重が多いほど、除脂肪体重も体脂肪量も多くなります。

 結果は、体脂肪量が多い人ほど死亡率も高く、体脂肪量が少ない方から5分の1の人に比べて、多い方から5分の1の人の死亡率は、1.35倍でした。また、体脂肪量が21キロまでは、死亡率はほぼ横ばいでしたが、体脂肪量がそれ以上になると、急速に上昇していました。体脂肪量が多いと死亡率も高いわけで、これは医学的に予想通りの結果です。

除脂肪体重と死亡率の関連はどうなのか?体脂肪量だけが死亡率と関連しているなら、除脂肪体重が少なくても多くても、死亡率は一定のはずですね。

2 やせすぎると病気になりやすく死亡率も上がる

除脂肪体重と死亡率の関連は、U字型だったのです。つまり、除脂肪体重が少なすぎても多すぎても、死亡率が高かったのです。ということは、やせている人の死亡率が高いのは体脂肪量の影響ではなく、除脂肪体重が少ないこと、やせていることそのものの影響であると考えられます。

次に、疾患別の死亡率を見ると、心血管疾患とがんでは、除脂肪体重と死亡率の関係はU字型で、除脂肪体重が少なすぎても多すぎても死亡率が高いというものでした。体脂肪量が少なければ心血管疾患などは発症しにくいだすが、やせていて除脂肪体重も少ないと、本来は低いはずの心血管疾患による死亡率も高くなっていたのです。

おそらく、がんに関してはやせていると免疫力が低いことによって、がんの発症に関連していると考えられます。免疫力が高ければ、私たちの体内で日々生じているがん細胞を、免疫細胞が退治してくれます。ところが、やせていて栄養状態が悪く、免疫力が低いと、がん細胞が増え続け、やがて発症してしまうのです。

それから、呼吸器疾患による死亡率も、除脂肪体重が少ない人ほど高く、除脂肪体重が多い人は低いという結果でした。やせていると栄養状態が悪く免疫力が低いため、肺炎などの感染症にかかるリスクが高いからだと考えられます。

このことから、体脂肪量が多いと死亡率が高いですが、脂肪を落とそうとして除脂肪体重まで落とすと、健康をわるくしてしまいます。やせすぎると病気になりやすく、死亡率も上がります。

3 低体重だと認知症リスクも上がる

低体重による影響は、死亡率が上がるだけでなく、低体重だと認知症になりやすいというデータもあるのです。

山梨大学大学院准教授の横道洋司博士たちの、65歳以上の男女を2010年から平均5.8年追跡調査したコホート研究です。

それによれば、適正体重(BMI18.5~25未満)の人を1とした場合の認知症発症率は、MI25~30未満(日本の判定基準で肥満1度、WHOの判定基準で前肥満状態)の場合、男性で0.73倍、女性で0.82倍。適正体重の人よりも低い数値でした。

ところが、MI18.5未満(低体重)の人では、男性が1.04倍、女性が1.72倍と、適正体の人よりも高かったのです。

 女性の1.72倍が目立ちます。男性はやせていてもいいというわけではないです。低体重の男性で脂質異常症高脂血症)のある人は、適正体重で脂質異常症のない人に比べて、認知症発症率はなんと4.15倍。女性では、低体重で高血圧だと、適正体重で高血圧のない人に比べて、認知症発症率が3.79倍でした。

 脂質異常症や高血圧などの生活習慣病は、中高年になれば誰でも何かしらあると言ってもいいですが、低体重が加わると、一気に認知症発症率が高まるのです。中高年になったら生活習慣病に注意するのはもちろん。それだけでなく、やせることにも注意するべきなのです。

4 暴力や自殺による死亡率にも関連性が指摘されている

低体重だと病気以外の死因につながる可能性も高くなる、という驚きのデータもあります。病気以外の死因とは、暴力による死亡、自殺、交通事故などで、そのうち交通事故はBMIと関連がありませんでしたが、暴力と自殺による死亡率は、BMIが低い人ほど高くなる傾向があったのです。これは、ロンドン大学衛生熱帯医学大学院(英国)のクリシュナン・バスカラン博士たちが、英国国民保険サービス(国営医療サービス事業:NHS)のデータを用いて、16歳以上の男女を1998年1月から2016年3月までの間、追跡調査したコホート研究です。調査対象者は約363万人に及びます。非常に大規模であることと、調査対象の年齢の中央値が36.9歳であり、BMIと死亡率の関連を調べたほかの研究よりも若いことが特徴です。

研究では、暴力や自殺の原因を把握していませんので、亡くなった人にどのような経済的、職業・学業的、家族的、心理・精神医学的な問題があったのかはわかりません。ただ、研究開始時点で精神障害うつ病躁うつ病統合失調症)の人は除外したと記されていますから、これらが原因ではないと言っていいでしょう。実は自殺と低体重の関連については以前から指摘されていました。

マックマスター大学(カナダ)のステファン・ペレラ博士は、それまでの自殺関連の研究の中から体重、特にBMIとの関連を検討した研究を集め、複数の研究結果を統合して解析する「メタアナリシス」という手法を用いて、BMIと自殺にどれほど関連があるかを調べています。

まとめ

過去のデータを利用する後ろ向きコホート研究は、データの不均質性などがあり、情報の信頼性に劣るという問題があるのです。つまり、研究の科学的価値が低いわけです。

 ペレラ博士の研究では、「BMIが増加するほど自殺既遂は減る。肥満だと自殺既遂のリスクは29パーセント減少し、低体重だと21パーセント増加する。BMIと自殺未遂や自殺念慮(死にたい気持ち)の関係は、研究ごとに結果が異なり、一定の結論は出ない」という結果でした。

どのように解釈するか難しいですが、ペレラ博士たちは神経質さといった気質が、低体重と自殺既遂に関連している可能性を指摘しています。色んな臨床経験からは、神経質さだけでなく、競争心の激しさなど、種々の原因が低体重と自殺の両方につながっている可能性があります。

個人の気質が低体重と自殺の双方を生じさせてしまう可能性があるということです。しかし、研究はまだ少なく暴力や自殺による死亡率にも関連性があるとの結論に達するには、今後の多くの研究結果を待たなければ何ともいえませんが、一般論としては、全く因果関係がないとは、言い切れないです。

タンパク質や糖質も適度に接種する必要があります。高齢者がタンパク質や糖質を適度に摂取する身近な方法は、マクドナルドのハンバーガーを週2回ぐらいは接種すると、良いということです。理にかなった方法です。

ですから、高齢者痩せている高齢者は、太り過ぎないように適度に太めの人になるために、週2回マクドナルドのハンバーグでタンパク質や糖質を接種し、適度に運動や散歩を毎日やって、認知症や寝たきりのリスクを低減しましょう。

 本日はこれで筆を置きます。

「危なすぎる制度」外国人技能実習制度で露呈した日本の人権意識の低さ

国、都道府県、事業者を含め杜撰で「危険すぎる制度」外国人実習生制度の真の悪さが露呈しました。しかも、国から優良団体と認定された事業です。如何に国等の許可後のフォローアップや厳しい監査をせず、業者任せの悪さが露呈しました。

「読売新聞オンライン」記事を引用して、このブログ記事に以下を引用して、記事として更新・公開します。

外国人技能実習生を企業などへあっせんする監理団体で、法令違反によって許可が取り消された30団体のうち、半数以上にあたる18団体は国から「優良団体」との認定を受けていたことが分かった。虚偽の監査報告書の提出や名義貸しなどの不正行為をしていた。国の審査は団体側の自己申告に基づくため、基準があいまいで形骸化しているとして、識者は「実習生を守るためにも審査の厳格化が必要だ」と指摘する。

 監理団体は2017年から許可制となり、全国に約3500団体ある。実習状況を監査し、実習生を保護する役割を担う。一定の要件を満たせば優良団体として、実習生の在留期間の延長や人数枠拡大といった優遇を得られる。厚生労働省などによると、1755団体が認定されている。

愛知県一宮市の「アジア共栄事業協同組合」では所得隠しが判明し、実習先に対する不適切監査などで21年11月に許可を取り消された。塗装技術を学ぶはずだったベトナム人男性(32)が実際にあっせんされた実習先では、アスベスト石綿)の除去作業を指示され、体調を崩して退職した。男性には渡航費用の借金50万円だけが残り、「日本に来なければよかった。実習生を大事にしてほしい」と嘆く。同組合は優良団体であることをホームページなどで宣伝していた。

優良団体と認定されるため、監理団体は申告書や事業計画書を作成し、「外国人技能実習機構」(東京都)と厚労省法務省の審査を受ける。3か月程度で承認されるが、不正行為が相次ぐ背景に、審査の甘さも指摘される。

申告書では、実習生の支援体制など5分野21項目について監理団体が自己採点し、150点満点のうち90点以上あると示す必要がある。一部は資料を求められるが、監査マニュアルの作成や失踪した実習生の有無などに関しては、自己申告で厳格な基準がない。同機構の担当者は「実地調査で内容を確認することはない」としている。

こうした状況に、技能実習制度に詳しい神戸大の斉藤善久准教授(労働法)は「審査方法がずさんで、監理団体が法令違反を隠蔽(いんぺい)する要因となっている。国の調査体制の強化や通報窓口の整備など、実習生が安心できる環境作りが急務だ」と語る。

 

news.yahoo.co.jp

 

 今回の危険すぎる制度とは外国人技能実習生制度です。外国人技能実習22歳の女性の裁判で明るみに出たのは、日本企業の人権の低さと日本人の人権意識は最低です。特に日本経済団体連合会自民党が絡んだ最低の制度が「外国人技能実習制度」です。この制度は、言い方、見方を変えれば「外国人奴隷実習制度」です。

特に、企業に多発しています。現地法人に限らず日本国内で働く「外国人技能実習生」の人権侵害も多発しているのが実際です。日本経済団体連合会は黙認し、厚労省も黙認しています。しかも、時給は「最低賃金以下」働かせています。厚労省も黙認で合法化しています。

私たち日本人でも、国内で差別、人権侵害が平気で行われています。特に企業においては表にでないですが、女性蔑視、障害者への差別、パワハラ等日常茶飯事と言っても過言ではありません。そして、アジアの人に対する差別がひどいです。なんでお欧米人に対する差別は殆どないんですかね。まさに、不合理、不条理です。

私も企業法務を30年以上やり、その都度幹部に裁判になったら不利になると、再三提言しても聞く耳持たずでした。7

以下のヤフーニュースを読んでください。如何に日本人及び日本企業が外国人技能実習制度を利用して人権侵害をしているか驚きます。

しかも皆様がご存じの大手企業がCMでは、良いことを放送していますが、「危なすぎる制度」外国人技能実習制度を利用して人権侵害をしていることがわかります。そこには、ユニクロ、スタバ、ABCマートしまむら等が挙げられています。 

欧米では、日本流の「危なすぎる制度」外国人技能実習制度による人権侵害の見直しと法制度に動き出しています。日本とは全然違います。これが本当の民主主義国家なのでしょう。

それと、山本七平氏の著書「空気の研究」のなかで、日本人は太平洋戦争時から空気が支配しているとのことです。まさにそうです。連綿と現代まで空気の支配はつづいています。

それから、日本の学校教育や世論の教育では、道徳は皆平等を説いていますが、皆不平等の道徳です。山本七平氏の著書「空気の研究」の中で道徳の三菱重工業爆破事件を取り上げて、道徳の不平等を取り上げています。

如何に「危なすぎる制度」外国人技能実習制度だかわかりますので、どうあるべきか考えてみて、再度考え直す時期にきています。

本日はこれで筆を置きます。

「最悪の場合は死に至る」 10代から30代が飲むスポーツドリンクの飲み過ぎの悲劇 熱中症対策で急性糖尿病

熱中症対策は水分補給は非常に大切です。熱中症対策として10代から30代でスポーツドリンクを良く飲んでいる方がいます。スポーツドリンクの飲みすぎは急性糖尿病の状態になります。これを「ペットボトル症候群」と呼ぶそうです。

2020年8月は熱中症で搬送された人が約1.2倍だとのことです。2021年夏は猛暑日続きで、まだまだ猛暑日が続くので熱中症で搬送される人が20年の約1.2倍を超えることが容易に推測できます。

熱中症は毎年7月から8月に多く発生しますが、2020年は8月の熱中症救急搬送者数が2019年の約1.2倍となりました(総務省令和2年8月の熱中症による緊急搬送状」)

また、よく言われるのは梅雨の晴れ間や梅雨明けは、暑さに身体が慣れていないため特に起こりやすいとされています。熱中症対策が必要な時期を迎え、「こまめな水分補給を」「喉が渇く前に」と積極的に水分を取っている人も多いと思います。そんなときに注意しなければいけないのが「ペットボトル症候群」とのことです。

寝不足、二日酔い、食事抜きのときも要注意です。一般的に熱中症は「環境」「身体」「行動」の3つの要因により引き起こされる可能性があるとされます。

「環境」の要因としては気温、湿度、風がない場所など。「身体」の要因としては暑さに慣れていない、疲れや寝不足で体調が悪いなど。「行動」の要因としてはスポーツや屋外作業などがあります(環境省熱中症予防情報サイト)。

熱中症の対策として必要なことは、「暑いところを避ける」「こまめな水分補給」「暑さに負けない身体づくり」の大きく3つに分けられます。

1 暑いところを避ける対策

新型コロナウイルス対策で常時窓を開放している所や換気扇をまわしている所も多いと思いますが、エアコンを付け温度設定をこまめに調節することが必要です。

②服装は、通気性・吸湿性のよいもので首元が締め付けられると熱がこもるため、ネクタイは外し襟元をゆるめる。

③外に出るときはうまく日陰を使い、日傘や帽子などの着用もおすすめです。

2 こまめな水分補給

➀喉が渇く前に水分をとる。ご存知の通り人間の身体の大半は水でできており、生命活動にとって大事な要素のひとつです。体内の水分量の5%を失うと頭痛などの症状が、10%を失うと筋肉のけいれんや循環不全などの症状が起こり、20%を失うと死に至ることもあるそうです(厚生労働省健康のために水を飲もう講座」より)。水分を失うことがどれだけ危険かお分かりいただけたでしょうか。喉の渇きは脱水のサインですから、渇きを感じる前の水分補給が必要です。

②飲み水としては1日あたり1.2リットルを目安に摂取だそうです。外出やスポーツの際はもちろん、就寝時や入浴中にも思っている以上に汗をかき、水分が不足します。起床時・入浴後にコップ1杯ずつプラスして摂取するこが必要です。

③スポーツや屋外作業でたくさんの汗をかくと、水分とともに塩分やミネラルも失われ不足します。経口補水液やスポーツドリンクなどは塩分やミネラルが含まれており、手軽に摂取することができますので活用しましょう。

3 暑さに負けない身体づくり

➀身体が暑さに慣れていないと、うまく汗をかくことができず熱中症のリスクが高くなります。暑くなる前から汗をかく習慣づけが必要です。ウォーキングであれば30分程度で良く、通勤中に一駅分歩くなど工夫をする。また入浴で汗をかくのもおすすめです。

②寝不足や二日酔い、疲れがたまっている、食事抜きなど、体調が悪いときにも熱中症になりやすいので、十分な栄養と休養をとる必要があります。夏本番です。暑さに負けない身体づくりや熱中症対策をしましょう。

4 糖や糖類が多い飲料の飲みすぎによる「ペットボトル症候群」とは

ペットボトル症候群」という言葉をご存知でしょうか。私も初耳でした。一度聞いたら忘れないネーミングですね。内容を詳しく知っている人は多くないと思います。私も記事を書くに当たり色々と調べたりして、知った内容です。

熱中症対策として、水分・塩分補給には経口補水液やスポーツドリンクが手軽であると言われますが、多量に摂取すればよいというわけではなく、気を付けなければならないのが「ペットボトル症候群」と呼ばれるものです。

ペットボトル症候群とは、スポーツドリンク、ジュースや甘い炭酸飲料水など糖が含まれる飲料を多量に飲んだことで起こる病気で、正式名称は「ソフトドリンクケトーシス」言われるそうです。1992年に聖マリアンナ医科大学の研究グループが報告し、命名したそうです。

症状は、「喉の渇き」「尿量が多くなる」「体重減少」「倦怠感」「イライラ感」という兆候だそうです。それに加えて、目立った自覚症状もないのに突然意識消失などを起こすこともあるそうです。

5 スポーツドリンク1本に20~30gの糖が含まれている

甘い炭酸飲料水や清涼飲料水には一般的に500mlのペットボトルでおよそ30~50gの糖が含まれているとされ、スポーツドリンクでは20~30g以上、コーラでは50g以上ともなり、角砂糖に置き換えると約15個分にもなるそうです。熱中症対策によいとされる経口補水液でも10g前後の糖が含まれると言われています。経口補水液は先に挙げた飲料と比べると甘みをあまり感じないので知らない方も多いのではないでしょうか。

体型にもよるそうですが10%程度の糖分を含む清涼飲料水を1日1.5L以上、また1カ月以上連続で飲むとペットボトル症候群のリスクが上がると言われています(全国清涼飲料連合会「健康のため、かしこく飲みましょう」)。このことから、ペットボトル症候群が身近な疾病であることがわかりました。

WHO(世界保健機関)では、糖の摂取量を1日の摂取カロリーの10%未満にするよう推奨しており、5%未満に保てば健康効果が増大すると発表しています(内閣府食品安全委員会 食品安全総合情報システム「世界保健機関(WHO)、ガイドライン「成人及び児童の糖類摂取量」を発表)。糖の摂取量を1日の摂取カロリーの5%未満にした場合、砂糖にして約25gに相当すると言われています。清涼飲料水のペットボトル500ml1本を飲むことで倍近くの糖を摂取することになってしまいます。健康的な生活のためには気を付ける必要があります。

6 甘いドリンクを飲めば飲むほど喉が渇くという悪循環

ペットボトル症候群はどうして起きるのか。喉が渇いたときにスポーツドリンクを多量に飲むと、スポーツドリンクに含まれる糖により血糖値が上昇するとのことです。実は血糖値の上昇には喉の渇きを促進させる作用があるそうです。そこに水代わりのようにスポーツドリンクを飲み続けるとさらに血糖値が上がり「喉が渇く」という悪循環か引き起こるということです。

普通、血糖値が上がると膵臓からインスリンが出て血糖値を下げますがインスリンには食事などから摂取されたブトウ糖を細胞内に取り込み、エネルギーに変えるという働きがあり、そのため血糖値が下がるといった仕組みですはご存じか、聞いたことがありますよね。しかし、スポーツドリンクを飲み続けて糖の摂取が止まらない場合は、インスリンの働きが悪くなりブトウ糖からエネルギーを得ることができないそうです。

そうすると、ブドウ糖の代わりに身体に蓄えられていた脂肪がエネルギー源として使われることになりケトン体という物質が作られ、酸性の物質であるケトン体が大量に増えることで身体も酸性になっていくとのことです。人の身体は酸性が強くなるとうまく機能できなくなってしまうことは聞いたり、文献にもありますよね。これが意識障害を起こす原因となります。

10代から30代の男性に糖尿病でなくても発症するとのことです。これまでの色々な研究によると、ペットボトル症候群は一般的に10~30代の男性が多く糖尿病などの病歴がなくても発症する特徴があるとされています。万一発症してしまった場合、発症の初期にはインスリンの治療が必要だそうです。食事療法でコントロールできるようになることが多いとのことですが一部、内服での治療も必要になることがあるそうです。

運送業や肉体労働者、外出が多い仕事の人は特に注意が必要です。ペットボトル症候群で倦怠感があるのに熱中症と思い込み、さらにスポーツドリンクを飲んで悪化させることがあるそうです。「喉の渇き」や「倦怠感」には脱水症以外にも糖尿病などの病気が潜んでいることがあるそうです。気になる症状がある場合には病院で受診して検査を受けることがよいそうです。

7 清涼飲料水を飲む場合は2から3倍に薄めて飲む

補給を控えてしまっては本末転倒です。対策としては、➀お茶や水などの糖分を含まない飲み物を選び飲む、②清涼飲料水を飲む場合はひと工夫して2から3倍に薄めて飲むと良いそうです。

飲み物を買う際には成分表示を確認する癖をつけることです。健康志向の人が増えたために、「糖質ゼロ」や「糖質控え目」などの表示がされている食品を多く見かけるようになりました。しかし、実際には糖が全く入っていないわけではありません。消費者庁で定められている栄養強調表示では「糖質ゼロ」は100mlあたり0.5g未満、「糖質控え目」は100mlあたり2.5g未満であれば表示してよいとされています(消費者庁栄養強調表示等について」)。ペットボトル500mlに換算すると糖質オフでも最大2.5g、糖質控え目は最大12.5g糖分が含まれていることがあるので注意が必要です。

ペットボトル症候群」と聞くと、重症ではないように感じてしまいますよね。しかし「ペットボトル症候群」は急性の糖尿病の状態とのことで、最悪の場合には死につながることもある怖い病気とのことです。

これからの時期、熱中症予防には水分摂取が大切です。スポーツドリンクを止めて、お茶や水を1.2リットル以上摂取し、暑さを乗り切りましょう。私自身も今回大変勉強になりました。スポーツドリンクを一切やめてお茶や水を1.2リットル以上取ります。

本日はこれで筆を置きます。

塾不要 学習指導要領のプログラミングは小学生は家庭の日常生活の中でプログラミング思考を養うことが出来る。

小学生のプログラミングは家庭生活の中で養成できます。原則塾不要です。小学生のプログラミングの趣旨は学習指導要領でリテラシーを育成させることです。コンピュータのプログラミングと誤解しないようにしてください。

学習指導要領では、小学生のプログラミングの実施内容は小学校に任されているので、小学校ごとでプログラミング(リテラシー)の質が違ってきますし、プログラミングの格差も小学校と小学生各人のプログラミングの習熟度で違ってきます。

家庭の事情で塾に行けない小学生のために、私が立ち上げた「フィリア ライティング企画」で社会貢献のため安価で対応します。

うは、一言で言うと最低でも欧米の小学生並みのリテラシーを日本の小学生にも身に着けさせることを目的にしていることです。ですから、コンピーターのプログラミングと誤解しないでください。小学生からリテラシーを身に着け、はじめてプログラミングに入ることができます。

では、「小学生のプログラミングのリテラシーとは何ぞや」については、ウェキペディアでリテラシーについて、明快に解説してありますので、引用します。小学生のプログラミングの学習指導要領のリテラシーも全く同じです。

リテラシーliteracy)とは、原義では「読解記述力」を指し、転じて現代では「(何らかのカタチで表現されたものを)適切に理解解釈・分析し、改めて記述・表現する」という意味に使われるようになり(後述)、日本語の「識字率」と同じ意味で用いられている。 ちなみに、古典的には「書き言葉を正しく読んだり書いたりできる能力」と言う限定的に用いられる時代もあった。                               

日常生活の中に「素材」は無限に転がっています。やみくもに「プログラミング教室」に通わせても逆効果になることが目に見えています。学習指導要領改訂に伴い小学校のプログラミング教育がスタートしました。このプログラミング教育の目的は、プログラミングのスキルを鍛える(プログラマーやエンジニアを育てる)ことではありません。

専門職に就かなくても現代に必要な「プログラミング的思考等の思考法に親しみ、利用し、応用すること、世の中がコンピューターを高度に活用して動いていることを実感すること、自ら動かすことも不可能ではないと知り、試しに実践しながら学んでいくこと。』です。そういった背景を持って生まれたものなのですが、どうしても「プログラミング」という強力な用語のせいもあり、イメージを引きずられている人が多いのが現実です。

「プログラミング的思考」を育む手段として教室に通わせるのはとても有意義なことなのですが、「これからはプログラミングの時代だから」と、子どもに興味がないのに、やみくもに「プログラミング教室」に通わせても百害あって一利なしの逆効果になることが多々あります。

「プログラミング」そのものの知識やスキルは、あくまで「リテラシー」などと対になる、自己実現手段(の1つ)でしかないのです。子どもの「プログラミング的思考」を育てるために、親として家庭生活の中で何ができるのか、どんな工夫で出来るのか、考えてみます。

教科書不要、勉強ではなく日常生活の中に、ころがっているもろもろの家庭生活の出来事が「プログラミング的思考」を育む素材がいくらでも転がっているからです。

よくブラックボックスと言われる、内部の動作原理や構造を理解していなくても使える装置やソフトウェア、仕組みで、身のまわりや家庭生活の中で本当は見えないところでどんなことがどのような仕組みで起こっているのかよくわからない」というものがあります。

このブラックボックスの中身を想像・推測したり、本当にそうなのかを試してみたり、調べてみたりすることを遊びを通じて行います。

たとえば、「コンビニとかスーパーって、いろんな商品が売ってるよね。これって、どこからくるんだろう?」「お店が閉店してから翌日に開店するまでの間、お店の人たちはどんな仕事をしているんだろう?」「お店の隅によくある『関係者以外立入禁止』と書かれた扉の向こうには何があるんだろう?」等です。重要なのは、「想像する」「推測してみる」「本当にそうなのか疑問視(疑ってみる)」ことです。

子どもならではの自由な発想と行動力で、ほ笑ましいこと、奇想天外なこと、ときとして非常に鋭い発想で様々なアイデアを出してくれます。そこで父親や母親が「その商品はどこで作られ、どんなふうに作っているんだろう?」「ためしに、スーパーでお仕事をする1日を紙の上にかいてみよう」「お店の人に、扉の向こうがどうなってるか、聞いてみよう」というふうに子どもと一緒に進めていくのも楽しいし、良い意味で子どもとのコミュニケーションの場となり、一石二鳥です。

そのほか、自分で仮設を立てて考えることも重要です。例えば子どもと一緒に電車等の公共交通機関で出かける時に、スイカーやパスモ交通系ICカードを使って乗る駅と降りる駅でかざすとき、何が行われているのか、どうやって運賃を計算しているのか、ICカードには何が記録されているのかなあと、質問して自分の頭で考えさせることです。

身近な例としては、我々大人でも無意識にやっていて、分かっているようで良く分かっていない、台所や風呂の温度調節機能付き蛇口ハンドル(左に回せば温かく、右に回せば冷たくなる)の仕組みについて、一緒に考えてみること。

大人にとっては当たり前なこんな仕組みであっても、子どもにとってはわかった瞬間に「そうか! なるほど〜!」とうれしそうに反応すると思います。

ここで取り上げたこと以外には、家庭で子どもたちとの読書で、推理小説夏目漱石の「坊ちゃん」を読んで論理的に「自ら仮説を立て、考える。そんな段階を踏んで物事を理解する」という一連の思考プロセスを習慣化するのにも役立ちます。

重要なのは、「想像力」「推測力」「読解力」「クリティカル・シンキング」ことです。子どもならではの、自由な発想でいろいろなアイデアを出してくれます。

台所に立って、毎日の料理を子どもに手伝ってもらうことで、化学・科学・プログラミングの素養を身につけることができます。

たとえば、豚の生姜焼き、ハンバーグ、から揚げをつくるときの調味料や調味料の色、使う量、味噌汁、納豆ご飯等、調味料をなぜ混ぜるのか、配合は、焼き具合、味噌汁が煮立ち過ぎたときの様子等を子どもたちと会話しながら子どもが自分の頭で考えられるようにすることです。そうすることで、私も、僕も一緒においしい料理を作ったことの達成感が沸き、自分の頭で自然と考えるようになり、自頭強化になります。

親子で楽しくスーパーにお買い物で遊びながら、学べることはたくさんあります。昔は「魚屋さん」「お肉屋さん」「八百屋さん」「駄菓子屋さん」と、いろいろなお店をはしごして買い物をしていたことを教えて、スーパー等で今日買うものをリストアップしておき、どの場所でどんな買い物をし、最短距離と最短時間を調べたりするのも役立ちます。行き慣れたスーパーなら、何がどの辺りに売っているかを覚えてしまうものです。入口の右手が野菜売り場、左手が果物売り場、その奥が魚介類売り場、さらに奥に精肉売り場。うどんやラーメンなど乾麺類はここ、しょうゆや料理酒はここ、ドレッシングは、牛乳やチーズは、お惣菜やパンは、などなど。スーパーの店のなかにどんなものを置いてあるか一緒に紙に書いてみます。わからなかったところは、買い物に行ったときに調べて、帰宅してから自分で書いたお店の中の図に付けたします。

それから、スーパーなどに行くのに「最短経路」をゲームのようにしてチャレンジしてみるのも役立ちます。買い物に行くたびに子どもなりの試行錯誤が行われます。親はそれをサポートするだけ。家からスーパーまでの地図を使って、同じように最短経路はどれか、最も安全に行ける経路はどれか、を遊びながら探っていくのもいいですね。途中で出会う野良猫や雑草、植え込み、看板などについてあれこれ話すことも楽しみを倍増させてくれますし、リテラシーや想像力、クリティカル・シンキングに役立ちます。

小学生のプログラミング教育は、くれぐれも、コンピーターのプログラミングと誤解しないでください。小学生からリテラシーを育成することで、AIにできない読解記述力(理解・解釈・分析、記述・表現)を養うことが目的です。これこそが、AIにないクリティカル・シンキングとなり、自頭を強くし、言語技術教育にもなります。

以上のように、小学生のプログラミングには原則塾は不要です。どうしても心配な方、あるいは、片親等で中々難しい場合は、フィリアライティング企画まで問い合わせください。社会貢献として、通常の塾の半額以下で提供します。片親等で中々難しい場合は、ボランティアで対応させていただくことがあります。

 本日はこれで筆を置きます。

化粧品は危険。やっぱり化粧品は危険だった。日本の化粧品も危険!!米国の研究で化粧品の半分以上に発がん性物質。

はじめに

ニューズウィークの記事で米国で販売されている化粧品の半分以上に発がん物質が含まれている衝撃な研究が公表されました。

日本はどうでしょうか。日本では化粧品に発がん性物質が含まれていることの研究結果の公表と危険性との公表はされていません。

既に、SNS等で報道のあったP&Gの化粧品の発がん物質訴訟終結の報道の通りです。今回の件は氷山の一角かもしれません。

日本では、大手企業の品質等改ざんや偽装が長期に渡って繰返されていたことから、日本でも化粧品に発がん物質が含まれているが隠蔽や報告されていない物があると考える方が良いと思います。

アメリカのことですから、人命尊重第一の観点から研究結果を公表します。日本は忖度と空気で公表しません。

以下にその内容を引用しますが、恐らく、日本でも同じ或いは類似の有害物質が含まれていると、疑ってかかっても間違いではないです。

また、化粧品の発がん物質含有の他に、とんでもないデマが化粧品で起きている。それは「シミ消し化粧品にニベアを混ぜるとシミが消える」というとんでもない、何ら医学的根拠のないデマが「シミ消し化粧品」で起きています。

以下の吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト引用内容をお読みいただき、決してデマ(流言飛語)にまどわされたりしないでください。明白な虚偽内容です。

第1章 医師が断言「市販品でシミは消せない」

喧伝する化粧品は虚偽…医師が断言「市販品でシミは消せない」

「Getty Images」より

「シミが消える」と謳う化粧品が、勝手に「ニベア」と混ぜることを推奨し、ニベア販売元のニベア花王が注意喚起するという異例の事態に発展した。

広告としても違法の疑いがある上に、医学的に根拠のない効果効能を謳っている点は、かなり悪質である。女性が美しくありたいという気持ちに訴求する虚偽の広告は、インターネット上で散見される。美容医療の専門家は、こういった現状をどう見ているのか。

麹町皮ふ科・形成外科クリニック院長の苅部淳医師は、市販の薬品やクリームなどでシミが消えることはあるはずがないと語気を強める。

「市販薬は、副作用が出るのを極力抑えてあるので、効果としても非常に薄いのです。化粧品は医薬品医療機器等法という法律で『人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌ぼうを変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なもの』と定義されています」

苅部医師が言うように、市販のクリームや美容液でシミが落ちることはありえない。実際に苅部医師の運営するクリニックでは、シミの治療には医薬品や美容医療の施術を行うという。

美容皮膚科医はレーザーやターンオーバーを促すビタミンAの誘導体、シミをつくるのを抑制するハイドロキノンなど医療薬品を使って治療します。

皮膚の基底層にメラノサイトという色素細胞が存在し、そのメラノサイトが紫外線から細胞核を守るためにメラニンをつくる働きがあります。肌が刺激を受けたり、紫外線を浴びると、メラニンをつくり出します。若い方ですと28日周期でターンオーバーが行われ、最終的には角質となってメラニン色素も剥がれ落ちますが、紫外線などによってメラニンが過剰に生じると肌のターンオーバーが追いつかなくなり、皮膚にメラニン色素が残り、それらがシミとなります。シミは細胞の中に残ってしまったゴミのようなもので、細胞を破壊するか剥がし落とすしか消す方法はありません」

一般の化粧品に関して「シミが消える」と謳う広告は、ほぼすべて「虚偽」と思っていいだろう。問題となった広告では、美容液とニベアを混ぜることを推奨しているが、異なる化粧品を安易に混ぜることも望ましくない。

「それぞれに含まれる成分が混ぜることによって反応し、効果が低下したり、肌のトラブルが起きる可能性もあります」

肌に化粧品を重ねて塗布していく場合は、その都度、肌に成分が浸透していくため、混ぜて塗る場合とは異なる。SNSなどに溢れる虚偽の広告を信じ、思わぬ肌トラブルなどを招くことがないよう、化粧品を正しく使用することが重要だ。化粧品の容器や箱、箱の中のパンフレットなどには「使用説明書」があり、その化粧品の特徴や使用方法、使用上の注意などが詳しく書かれている。化粧品を使用する際は必ず説明文をよく読み、使用してほしい。とのことです。

皮膚や口から体内に入り、永遠に蓄積されていく「フォーエバー・ケミカル」が野放しになっている:マシュー・インペリ>

 研究チームは、コンシーラーやファンデーション、アイメイク用およびリップメイク用の200を超える製品について調べ、それぞれの製品に含まれるフッ素の濃度に注目した。研究報告と同時に発表されたプレスリリースによれば、「(フッ素濃度は)製品にPFASが使われていることを示す目印」だという。

調査の結果、全体の52%の製品から高濃度のフッ素が検出された。リップメイク用品は55%、液体状の口紅は62%、ファンデーション(リキッドおよびクリーム)は63%、コンシーラーは36%、マスカラは47%、ウォータープルーフマスカラは82%に高濃度のフッ素が含まれていた。

そのほかのアイシャドーやアイライナー、クリーム、化粧下地やペンシル類についても、全体の58%に高濃度のフッ素が含まれており、パウダー類や頬紅、ブロンザー、ハイライターやスプレー類などについても全体の40%に高濃度のフッ素が含まれていた。研究報告には、それがどのブランドの製品かは記されていない。

「血中にとどまり蓄積されていく」

 ノートルダム大学の教授(物理学)で研究を率いたグラハム・ピーズリーは、「消費者がリスクにさらされていることに加え、日々何百万人もの消費者にこれらの製品を提供している業界の規模を考えると、きわめて憂慮すべき研究結果だ」と述べた。

「これらの化粧品は目や口の周りに使用するため、皮膚や涙管から体内に吸収されるおそれがある。口や鼻から体内に入る可能性もある。PFASは持続性のある化学物質で、血流に入り込むとそこにとどまり、蓄積されていく。製造や廃棄の過程で環境を汚染するリスクもあり、そうなるとさらに多くの人に影響が及びかねない」

また研究チームが、フッ素濃度が高かった29の製品についてさらに詳しく調べたところ、これらの製品には4~13種類のPFASが含まれていたことが分かった。この中で製品の成分表示ラベルにPFASが記載されていた製品は、1つだけだったという。

「今回の研究結果は、幅広い化粧品にPFASが使用されていることを示している。重要なのは、アメリカでもカナダでも成分表示に関する規制が十分ではないため、化粧品にどれだけのフッ素化合物が使用されているのかを推定するのが難しいことだ」とピーズリーは述べた。

ブルーメンソルは声明で次のように述べている。「この重要な法案は、メイク用品や化粧品に潜むPFASを排除するものだ。化粧品に含まれる化学物質は現在、ほぼ規制されていない状態で、多くの消費者が、毎日使う口紅やマスカラなどの製品に含まれる有害物質に対して無防備な状態に置かれている」

第2章 日本の化粧品も危ない

以上が引用の概要です。日本では内部告発等によってはじめておおやけにされますが、その内容も氷山の一角で、多くはメーカーで闇に葬られています。近年男性化粧品も多くなってきていますが、ここで引用した記事は女性化粧品です。

怖いですね。日本でも表に出でない(出さないか出せない)ですが同様の発がん物質が使用されている蓋然性は高いと見て間違いないでしょう。たとえ、規制値以下でも何十年と使っていればその有害物質が体内に蓄積され、何らかの影響を与えます。もしかすると、女性で原因不明の病や体調不良は微量の発がん有害物質が何十年と蓄積されて出ている症状化もしれません。

ただし、化粧品メーカーや化粧品の価格によって発がん性の有害物質の使用量が異なると考えてよいでしょう。もしかすると、安い化粧品や安い輸入化粧品は特に危険かもしれません。

メーカーはコスト重視ですから、米国のように人命尊重・人命重視の視点がないです。業界の空気、忖度、トップの強権ですべて決定され、米国のように化粧品の発がん有害物質規制の法規制への動きや、法規制は日本では期待できないと考えた方がよいです。なぜなら、典型的な性善説ですべてメーカー任せです。

日本で女性が化粧品を使用するときは、発がん性物質や有害ホルモンなど、皮膚や体になにがしか影響のあることを、できる限り調べて限りなく発がん性物質や有害物質含有が少ない化粧品を購入すべきです。

また、化粧品の発がん物質含有の他に、とんでもないデマが化粧品で起きている。それは「シミ消し化粧品にニベアを混ぜるとシミが消える」というとんでもない、何ら医学的根拠のないデマが「シミ消し化粧品」で起きています。

以下の吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト引用内容をお読みいただき、決してデマ(流言飛語)にまどわされたりしないでください。明白な虚偽内容です。

喧伝する化粧品は虚偽…医師が断言「市販品でシミは消せない」

「Getty Images」より

「シミが消える」と謳う化粧品が、勝手に「ニベア」と混ぜることを推奨し、ニベア販売元のニベア花王が注意喚起するという異例の事態に発展した。

広告としても違法の疑いがある上に、医学的に根拠のない効果効能を謳っている点は、かなり悪質である。女性が美しくありたいという気持ちに訴求する虚偽の広告は、インターネット上で散見される。美容医療の専門家は、こういった現状をどう見ているのか。

麹町皮ふ科・形成外科クリニック院長の苅部淳医師は、市販の薬品やクリームなどでシミが消えることはあるはずがないと語気を強める。

「市販薬は、副作用が出るのを極力抑えてあるので、効果としても非常に薄いのです。化粧品は医薬品医療機器等法という法律で『人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌ぼうを変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なもの』と定義されています」

苅部医師が言うように、市販のクリームや美容液でシミが落ちることはありえない。実際に苅部医師の運営するクリニックでは、シミの治療には医薬品や美容医療の施術を行うという。

美容皮膚科医はレーザーやターンオーバーを促すビタミンAの誘導体、シミをつくるのを抑制するハイドロキノンなど医療薬品を使って治療します。

皮膚の基底層にメラノサイトという色素細胞が存在し、そのメラノサイトが紫外線から細胞核を守るためにメラニンをつくる働きがあります。肌が刺激を受けたり、紫外線を浴びると、メラニンをつくり出します。若い方ですと28日周期でターンオーバーが行われ、最終的には角質となってメラニン色素も剥がれ落ちますが、紫外線などによってメラニンが過剰に生じると肌のターンオーバーが追いつかなくなり、皮膚にメラニン色素が残り、それらがシミとなります。シミは細胞の中に残ってしまったゴミのようなもので、細胞を破壊するか剥がし落とすしか消す方法はありません」

一般の化粧品に関して「シミが消える」と謳う広告は、ほぼすべて「虚偽」と思っていいだろう。問題となった広告では、美容液とニベアを混ぜることを推奨しているが、異なる化粧品を安易に混ぜることも望ましくない。

「それぞれに含まれる成分が混ぜることによって反応し、効果が低下したり、肌のトラブルが起きる可能性もあります」

肌に化粧品を重ねて塗布していく場合は、その都度、肌に成分が浸透していくため、混ぜて塗る場合とは異なる。SNSなどに溢れる虚偽の広告を信じ、思わぬ肌トラブルなどを招くことがないよう、化粧品を正しく使用することが重要だ。化粧品の容器や箱、箱の中のパンフレットなどには「使用説明書」があり、その化粧品の特徴や使用方法、使用上の注意などが詳しく書かれている。化粧品を使用する際は必ず説明文をよく読み、使用してほしい。

まとめ

確かに、発がん性物質や有害物質が人体などに影響がない高級化粧品は高価でお金もかかりますが、もう一度、昔の女性を見直してください。特に田舎では化粧品は中々手に入らないので、食生活や生活習慣で化粧しなくても何とかなっていました。

既に、SNS等で報道のあったP&Gの化粧品の発がん物質訴訟終結の報道の通りです。今回の件は氷山の一角かもしれません。

日本では、大手企業の品質等改ざんや偽装が長期に渡って繰返されていたことから、日本でも化粧品に発がん物質が含まれているが隠蔽や報告されていない物があると考える方が良いと思います。

食生活と生活習慣そして限りなく発がん性物質や有害物質含有が少ない化粧品を購入して、上手に使用・工夫することで、化粧品代の節約と食生活・生活習慣で美顔、美体になるはずです。温故知新と不易流行を実践です。

本日はこれで筆を置きます。

まだまだ低い日本の最低賃金 全国平均時給930円は低い!!日本商工会議所の改革必要

 中央最低賃金審議会最低賃金が過去最高の23円引き上げられました。良く頑張ってくれました。まだまだ欧米と比べると低賃金ですが評価しましょう。それにつけても、日商三井会頭は相当不満ですね。老害なので引退したほうが良いです。以下三井会頭の談話を引用します。

最低賃金改定の目安が過去最大の引き上げとなったことについて、日本商工会議所は「東京で4回目となる緊急事態宣言が出されるなど、先が見通せない経済情勢の中、最高額となる大幅な引き上げとなったことは極めて残念であり、到底納得できるものではない」とする三村会頭のコメントを発表しました。  さらにコメントでは「中小企業、小規模事業者の窮状、とりわけ困窮している飲食業や宿泊業などの事業者の実態や痛みを理解していない結論と言わざるを得ない」と批判。「多くの経営者の心が折れ、廃業が更に増加し、雇用に深刻な影響が出ることを強く懸念する」としています。

 しかし、コロナ禍でもっと深刻なのは非正規社員やシングルマザー等の方々ですよ。最低賃金が上がらなければ、如何に優秀な将来有望な子どもがいても、環境整備や十分な教育、技術、技能を身に着けさせることができません。

諸外国では最低賃金の引き上げが相次いでいます。2021年の引き上げ率は、アメリカで4.3%、EU27カ国の平均は2.5%でした。最近発表された上海は4.5%、オーストラリアは2.5%、カナダは11.6%となりました。また、韓国は来年の最低賃金を5.1%引き上げると決めています。先進国の最低賃金は次第に1178円になってます(購買力調整済みの金額)。

欧米諸国では、最低賃金は経済の専門家と統計分析を中心とした専門委員会が、ビッグデータなどをベースにして、科学的根拠を重視して決定しています。特に、アメリカではワクチンの普及が進み、飲食・宿泊業で雇用と賃金が最も伸びていることに注目したいです。

一方、日本の最低賃金は、中央最低賃金審議会において、労働組合と商工会議所などという利害関係者が「腕相撲」をして合意するという、時代遅れのやり方で決められています。科学的根拠に乏しく、ただの感情論になりかねない危険な決め方で、経済発展の機会を犠牲にしています。

 日本では、非正規雇用が増加したことをネガティブにとらえる風潮が強いです。非正規雇用が増えたことで、給料が上がらなくなり、その結果、日本経済がおかしくなったとみる傾向が強いようです。それは事実です。

国の「生産性」は付加価値総額を国民の数で割ったものです。例えば、国民の半分が就労しているのであれば、付加価値を労働者数で割った「労働生産性」は国全体の生産性の倍になります。労働生産性が1000万円で、労働参加率が50%ならば、生産性は500万円となります。つまり、労働参加率を高めるか、労働生産性を高めるかによって、全体の生産性は引き上げられるのです。

労働生産性が上がらなければ、実質賃金が上がらない」のではなく、「実質賃金が上がらないと、労働生産性が上がらなくなる」と結論づけているのです。主要19カ国の長期間のデータの分析によると、実質賃金の成長率が1ポイント上昇するごとに、労働生産性が0.31~0.39%ポイント上がるとされています。

やはり、商工会議所は経済学の専門部隊ではなく、あくまでも中小企業の経営者の利益を代表する組織だと理解して、発言を割り引く必要があります。

労働市場規制緩和の悪影響を最も強く受けたのは、日本とイタリアです。日本もイタリアも1945年以降に高度成長期を迎えました。日本もイタリアも、1980~90年あたりまで、高度成長の経済モデルとして絶賛されていました。

さらに1990年以降、両国では経済成長率が大きく低迷し始めて、2019年にはアメリカやドイツから大きく引き離されています。1990~2019年の間、先進国のGDPは平均1.89倍、OECDでは1.87倍、人口増が続いているアメリカのGDPは2.03倍になりました。しかし日本のGDPは1.32倍、イタリアのGDPは1.23倍と低調でした。ちなみに、韓国経済はこの間、4.07倍に増えています。

平均給与で見ても、日本とイタリアの低迷が目立ちます1990~2019年の間、他のG7の国の平均給与は30~50%増えているのにイタリアは3%、日本は6%しか増えていません。生産性向上率を見ると、1990~2019年の間、日本の成長率はイタリアを下回って、G7の中で最下位です。

両国では、労働生産性も低迷しています。1990年から2019年までの間、イタリアの労働生産性は11.3%しか伸びていません。この伸び率はG7の中では最低です。日本は2番目に低い21.3%でした。

日本とイタリアの最大の違いは、労働参加率にあります。日本の労働参加率は非常に高いのに対し、イタリアでは非常に低くなっています。就業者を生産年齢人口(15歳以上65歳未満)で割った比率では、2020年のOECD平均は77.3%でしたが、イタリアは34位の71.4%でしかありませんでした。ちなみに、日本は6位の85.6%でした。

日本では、非正規雇用が増えたことによって労働参加率は高まり、2020年にはOECDの中で6位になりました。G7平均の79.7%より高い85.6%です(就業者数を生産年齢人口で割ったものです)。特に、安倍政権の間に就業者数が大きく増加しましたが、その大半を女性、高齢者、学生が占めています。

日本の最低賃金の水準は、諸外国の4分の3くらいしかありません。この水準では、モノプソニー(買い手独占)を制限するには不十分です。その結果、労働市場規制緩和を機に、経営者は人件費の削減に走りました。さらに外国人労働者を増やしたこともあり、実質賃金の低迷が諸外国より顕著になったのです。

このように考えていくと、労働市場を緩和をするときには、最低賃金の引き上げもしっかり講じる必要がある」という結論になります。だからこそ、アメリカの各州は、コロナ禍であっても最低賃金を継続的に引き上げているのです。本では最低賃金は「社会保障政策」の一環と捉えられています。極論すれば「最低賃金とは、人が生きる最低限の賃金を保障するものだ」という発想です。

最低賃金は「経済政策」の一環として考えるべきだと考えます。これは「賃金の下限をいくらにすることが、経済全体にとって最適になるか」という考え方です。

今回、非正規雇用の増加の影響をみると、労働市場規制緩和は実質賃金の低下につながっているので、日本では最低賃金を経済政策として使わざるをえません。

なぜなら、人口が減少する中で個人消費を守り、増やすには、実質賃金を高めるしかないからです。しかし、これまでの労働分配率の低下を見れば、経営者が自主的に賃金を引き上げるとは思えません。やはり、人口減少の下では、賃金政策を経済政策の中心に据えなければならないのです。

日本商工会議所は、最低賃金社会保障政策であって経済政策に使ってはいけないと強調しています。日本商工会議所は一部の中小企業の経営者利益を代弁する団体で、経済全体のことを考える立場にはありません。当然、最低賃金の引き上げには必ず反対します。

三者のガバナンスが効かないオーナー企業の分配率が正当かどうかを経済学者に検証されたくないから反対しているのだと勘繰りたくなってしまいます。彼らが反対するからこそ、経済政策にするべきなのです。

日本はこれから、労働市場規制緩和構造改革を進めながら、企業の設備投資を促し、人件費の削減を制限するため、最低賃金を継続的に引き上げることを政策にするべきだと考えています。経済の究極の正義は、家庭の収入を毎年、確実に少しずつでも増やすことにあることです。

日本の労働生産性「韓国以下34位と衝撃の低い値」です。これは、日本商工会議所が絡んでいるのです。それが諸悪の根源です。

最低賃金を欧米並みに引き上げ、労働生産性をあげるために、企業の設備投資を促し、人件費の削減を制限するため、最低賃金を継続的に引き上げることを政策にするべきだと考えています。経済の究極の正義は、家庭の収入を毎年、確実に少しずつでも増やすことにあることを忘れてはいけません。

私は純粋な保守主義ですが、今の政権では、経済だけに限らず、社会保障、次世代を担う未来のある子ども達が欧米諸国に後れを取り、能力を遺憾なく発揮できなくなることを非常に心配しています。

そのためには、日本商工会議所をぶち壊し、新しい日本商工会議所にするために、我々18歳以上の国民は「選挙権」という権利で、権利のための闘争で真剣に政権交代を実現させる時期にきています。権利のための闘争で、最低賃金を米国並みの「時給1178円超えの最低賃金」を獲得し家庭の収入を毎年、確実に少しずつでも増やすことにあることを忘れてはいけません。

本日はこれで筆を置きます。